ホットペッパーグルメとは?飲食店経営者なら把握しておきたい主要グルメサイトの特徴

📌 この記事のポイント
  • ネット予約利用経験率No.1・累計利用者数9億人超(2025年)の国内最大級グルメサイト
  • ユーザーは20〜30代の若者・女性が中心で、大衆店・カジュアル業態との相性が良い
  • 地方都市・郊外では食べログより集客効果が出やすいケースがある
  • 月額固定費がかかる費用モデルのため、費用対効果の見極めが重要
  • Airレジとの連携が有名だが、LINEモバイルオーダー対応のFunfoも有力な選択肢

「ホットペッパーグルメに出稿すれば予約が増えるのか?」「うちのお店に合っている媒体なのかな?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ホットペッパーグルメは国内最大級のグルメサイトですが、すべての業態・エリアに万能な媒体ではありません。向いているお店・エリアと、そうでないケースがはっきりしている媒体です。本記事では、ホットペッパーグルメの特徴・費用・メリット・デメリットを整理しながら、自店に合っているかどうかを判断するための情報をお伝えします。

目次

ホットペッパーグルメとはどんな媒体か

ホットペッパーグルメは、リクルートが運営する国内最大級のグルメ予約サイトです。飲食店予約サービスの中でネット予約利用経験率No.1・満足度No.1・ネット予約対応店舗数No.1(※2025年調査)の三冠を達成しており、累計利用者数は2025年に9億人を突破しています。

24時間オンライン予約・クーポン機能・シーン別検索など、飲食店の集客を総合的に支援するプラットフォームとして、多くの飲食店に利用されています。

ユーザー層は20〜30代の若者・女性が中心

ホットペッパーグルメのユーザーは、20〜30代の若年層・女性が中心です。これは、同じリクルートが運営する「ホットペッパービューティー(美容系予約サイト)」との連携によるユーザー基盤の影響が大きく、日常使いしやすいカジュアルな媒体としての位置づけが定着しています。

そのため、居酒屋・ダイニングバー・焼肉・ファミリーレストランなど、リーズナブルで賑やかな雰囲気の大衆店との相性が特によい媒体です。反対に、接待向けの高級和食・フレンチなど、客単価が高く落ち着いた雰囲気のお店では、ユーザー層とのミスマッチが生じやすく、費用対効果が出にくい場合があります。

📌 ポイント:高単価・高品質路線の店舗が集客媒体を選ぶ際は、食べログや一休.comレストランとの組み合わせを検討するのが現実的です。ホットペッパーグルメは「大衆〜ミドル価格帯の新規集客」に強みがある媒体と理解しておきましょう。

地方都市では食べログより集客力が高いことも

食べログは口コミ数・評点の蓄積が集客力に直結するため、都市部の繁華街や老舗店が有利になりやすい構造です。一方、ホットペッパーグルメはエリア検索・クーポン訴求の強さが際立っており、地方都市や郊外エリアでは食べログを上回る集客効果が出るケースがあります

口コミがまだ少ない新規店舗や、地方商業エリアの飲食店にとっては、ホットペッパーグルメが新規来店獲得の主力媒体になる可能性があります。出店エリアの特性を踏まえたうえで、媒体の優先度を判断しましょう。

24時間予約・クーポン・ポイントが集客の軸

ホットペッパーグルメの予約はすべてオンラインで完結し、24時間受け付けが可能です。クーポン機能も充実しており、「誕生日特典」「女子会プラン」「ランチ限定クーポン」など、シーンに合わせた訴求ができます。また、リクルートポイント・Pontaポイント・dポイントへの交換にも対応しており、ポイント志向のユーザーへの訴求力も高い媒体です。

ホットペッパーグルメを導入するメリット

若年層・女性への新規集客に圧倒的な強さ

20〜30代の若年層や女性ユーザーへのリーチという点では、国内随一の集客力を持ちます。「誕生日ディナー」「女子会」「歓迎会・送別会」など、グループ利用・イベント利用の予約獲得に特に効果的です。ターゲット客層が一致する業態であれば、掲載初月から予約が入るケースも少なくありません。

地方都市・郊外エリアでの集客に有効

口コミ蓄積が少ない地域や新規出店の店舗では、食べログよりも早く集客効果が出ることがあります。地方都市でグルメサイトへの出稿を検討している場合、ホットペッパーグルメを優先的に検討する価値があります。

シーン別検索・クーポンで来店動機を作りやすい

「個室あり」「記念日」「飲み放題あり」など、ユーザーの利用シーンに合わせた検索軸が豊富で、クーポンと組み合わせることで来店のきっかけを作りやすいのが強みです。季節やイベントに合わせたキャンペーン設計もしやすく、繁忙期対策にも活用できます。

予約管理・業務効率化ツールとの連携

ホットペッパーグルメは、予約台帳アプリやPOSレジとの連携機能を持っています。同じリクルートグループのAirレジ・Airリザーブとの相性が良く、予約から会計・顧客管理までを一元化しやすい設計です。

ただし、レジ・注文管理システムをこれから選定する場合は、Funfoも有力な選択肢として検討してみてください。

✨ Funfoとは?

FunfoはLINEを活用したモバイルオーダー・テーブル決済・顧客管理が一体になった飲食店向けシステムです。お客様がLINEからそのまま注文・決済できるため、スタッフの呼び出し対応を削減しながら、LINE公式アカウントへの友だち追加も同時に促せます。Airレジとの連携も可能で、既存の運用を大きく変えずに導入しやすい点も特長です。

Funfoの詳細はこちら(カチプロ紹介ページ)

ホットペッパーグルメを導入するデメリット

月額固定費がかかり、費用負担が大きい

ホットペッパーグルメの有料プランは、月額の固定費に加えて予約ごとの従量課金(ディナー50円・ランチ10円)が発生します。ぐるなびと並んで固定費型の代表的な媒体で、来店がなくても費用はかかります。予約が安定して入る状態を作れないまま高額プランを維持すると、コストが嵩む一方になりかねません。

クーポン集客はリピーターになりにくい

ホットペッパーグルメのクーポンは新規来店を促す設計のため、「クーポン目的で来店→次回はクーポンがある別の店へ」という行動パターンのユーザーも一定数存在します。リピーターを育てるには、来店時の接客・体験の質を高めるとともに、LINE公式アカウントへの誘導を仕組み化しておくことが効果的です。

高単価・高品質業態とは相性が悪い

接待・記念日特化の高単価レストランにとっては、ユーザー層のミスマッチが起きやすい媒体です。高単価店が無理にホットペッパーグルメに出稿しても、クーポン目的の客層を引き寄せてしまい、客単価や店のブランドイメージの維持が難しくなることがあります。

キャンセルリスクへの対策が必要

オンライン予約は手軽なぶん、キャンセルも容易に発生します。当日キャンセル・無断キャンセルへの対策として、予約確認の自動送信・キャンセルポリシーの明示・事前決済の導入などを検討しておきましょう。

ホットペッパーグルメの主な機能

  • 店舗情報の詳細掲載(メニュー・コース・写真・クーポンなど)
  • シーン別検索対応(女子会・誕生日・個室あり・飲み放題など)
  • 24時間オンライン予約受付(即予約・リクエスト予約)
  • リクルートポイント・Pontaポイント・dポイント連携
  • 口コミ機能・店舗返信機能
  • 予約台帳アプリ・POSレジアプリとの連携
  • 掲載ページのアクセス分析機能
  • 誕生日などの顧客への自動メッセージ配信(オプション)

ホットペッパーグルメの費用・プランについて

ホットペッパーグルメの費用は、無料プランと複数の有料プランに分かれています。有料プランは地域・契約内容・時期によって料金が変動するため、最新の料金は必ず営業担当・代理店へご確認ください

項目 無料 BPP B A SS SSP
月額料金 無料 ※ 料金は変更となる場合があります。詳細は担当者にお問い合わせください。
特集掲載 0 0 2 3 6 8
クーポン掲載
ネット予約
優先表示
多機能クーポン
集客サポート

※ 上記プラン構成・機能は変更となる場合があります。有料プランの予約手数料はディナー50円・ランチ10円(1名あたり)が別途発生します。最新情報は必ず代理店または担当営業にご確認ください。

まとめ:ホットペッパーグルメが向いているお店・向いていないお店

ホットペッパーグルメは、国内最大級の集客基盤を持つ強力なグルメサイトです。ただし、すべての飲食店に同じ効果が出る媒体ではなく、業態・客単価・エリアによって費用対効果が大きく変わります。

✅ 向いているお店
  • 居酒屋・ダイニングバー・焼肉など大衆〜ミドル価格帯の業態
  • 地方都市・郊外エリアの店舗
  • 若年層・女性への集客を強化したい店舗
  • 歓送迎会・女子会・誕生日などのグループ需要が多い業態
❌ 向いていないお店
  • 高単価・接待特化のレストラン
  • クーポン訴求がブランドイメージに合わない業態
  • 固定費負担が経営を圧迫する小規模店

出稿を検討する際は、自店のターゲット客層とホットペッパーグルメのユーザー層が重なるかを先に確認することが大切です。食べログ楽天ぐるなびなど他媒体と組み合わせながら、集客チャネルを分散させることも検討してみてください。

どの媒体が自店に合っているか迷ったら、まずご相談ください。
グルメサイト選定から運用改善まで、一緒に考えます。

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小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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