AutoReserve(オートリザーブ)とは?Respo予約台帳の機能・料金・連携を解説

AutoReserve(オートリザーブ)は、株式会社ハローが運営するレストラン予約サービスです。月間340万人以上が利用するグルメプラットフォームとしての集客機能に加え、飲食店向けの予約台帳「Respo(レスポ)」と一体化して提供されています。初期費用・月額費用・AutoReserve経由の送客手数料がすべて0円から利用でき、コストを抑えながら予約管理システムを導入したい飲食店にとって注目度の高いサービスです。本記事では、AutoReserveとRespoの特徴・機能・連携サービス・向いている業態を詳しく解説します。
(1)AutoReserveとは?運営会社の概要
AutoReserveは、東京都渋谷区を拠点とする株式会社ハローが運営するレストラン予約プラットフォームです。2018年の創業以来、AIを活用した予約代行機能や多言語対応で国内外の飲食店予約体験のアップデートを進めてきました。登録ユーザーは100カ国以上に広がっており、訪日外国人からの利用も増加しています。
飲食店向けサービスは、2025年9月に「AutoReserve for Restaurants」から「Respo by AutoReserve(通称:Respo)」へ名称変更されました。これに合わせて、予約台帳機能の全機能が無料化されており、特定条件を満たすことで初期費用・月額費用・AutoReserve経由の送客手数料がすべて0円で利用できます。
運営会社:株式会社ハロー(東京都渋谷区)/AutoReserveユーザー:100カ国以上、月間340万人以上利用/Respo予約台帳料金:条件付きで完全無料(条件を満たさない場合は月額5,000円〜)/ISO/IEC 27001認証取得
無料利用の主な条件は、①AutoReserveへの掲載・予約受付機能をオンにすること、②Respoの予約台帳をメインとして利用することの2点です。これらを満たすことで、予約管理と集客プラットフォームへの掲載が同時に実現します。
(2)AutoReserve・Respoの特徴
ランニングコストを大幅に抑えられる料金設計
他社予約台帳システムが月額10,000〜21,500円+サイトコントローラー費用として年間24〜31万円かかるのに対し、Respoは条件を満たせば年間合計0円で利用できます。既存のグルメサイト連携(サイトコントローラー機能)も無料の範囲内に含まれています。
特に、Respoと同じ株式会社ハローが運営するRespo POSレジを組み合わせて利用することで、予約管理・注文・会計・分析をひとつのアプリで完結させることができます。コスト削減と業務効率化を同時に実現できる点が、中小規模の飲食店から評価されている理由です。
AutoReserveプラットフォームへの自動掲載
Respo予約台帳を導入すると、月間340万人が利用するAutoReserveのプラットフォームに自動で店舗の予約ページが作成されます。追加の設定作業は不要で、登録完了後すぐにAutoReserveのユーザーからの予約を受け付けられる状態になります。集客プラットフォームへの初期設定コストをかけずにネット予約の受け皿をつくれる点は、他の予約台帳システムにない大きなメリットです。
多言語対応によるインバウンド集客
AutoReserveはグローバルな予約サービスとして設計されており、店舗ページの情報が自動翻訳されます。訪日外国人のユーザーが自国語でそのまま予約できる動線が確立されており、観光地エリアや外国人比率が高まっている飲食店にとって特に活用しやすい仕組みです。
キャンセル料の自動徴収
AutoReserve経由の予約では、コースにキャンセルポリシーを設定することでクレジットカードの与信枠確保が行われます。キャンセルが発生した場合にはキャンセル料が自動で徴収されるため、直前のキャンセルリスクを軽減できます。
(3)Respo予約台帳の主な機能
- タイムライン予約管理(ネット予約・電話予約の一元管理) いつどの席が埋まっているかをタイムラインで直感的に確認できます。AutoReserveで成立した予約は自動で連携・反映されます。
- AutoReserveへの自動掲載(予約ページ自動作成) 導入と同時にAutoReserveに店舗予約ページが作成されます。月間340万人のユーザーへのリーチが、追加費用なしで実現します。
- サイトコントローラー(複数グルメサイトの一元管理) AutoReserve以外の複数グルメサイトからの予約を一元管理できるサイトコントローラー機能も無料で利用できます(無料化は2025年9月対応)。
- 顧客情報・来店履歴管理 顧客情報と来店履歴を管理でき、接客に活用することでより細やかな対応が可能になります。
- キャンセル料の自動徴収 AutoReserve経由の予約ではキャンセルポリシーを設定することで、キャンセル料の自動請求が完結します。
- 予約リマインド自動送信 AutoReserveで予約したユーザーへ、前日にアプリ内メッセージ・メール・SMSで予約リマインドを自動送信します。ノーショー防止に効果的です。
- 多言語対応(インバウンド予約) AutoReserveの予約ページが自動翻訳されるため、海外ユーザーからの予約を言語の壁なく受け付けられます。
- POS連携(Respo POSとの組み合わせ) Respo POSレジと連携することで、予約・注文・会計のデータをひとつのシステムで管理できます。POSデータが予約台帳と紐付くため、顧客管理の精度も向上します。
(4)連携が可能なサービス
グルメサイト連携
| カテゴリ | 主な連携先・内容 |
|---|---|
| 自社予約プラットフォーム | AutoReserve(月間340万人利用・送客手数料0円) |
| 国内グルメサイト | サイトコントローラー経由で主要グルメサイトと連携可能(連携サイトは順次拡大中) |
| Google で予約 | Google検索・Googleマップからの予約動線に対応 |
| 多言語・インバウンド | 100カ国以上のユーザーが利用するAutoReserveへの自動掲載で、海外ユーザーへのリーチを確保 |
Respoエコシステム内での連携
Respoは予約台帳だけでなく、同プラットフォーム内で飲食店運営に必要なサービスを一括提供しています。各機能はひとつのアプリで管理でき、連携による業務効率の相乗効果が期待できます。
| サービス名 | 内容 |
|---|---|
| Respo POSレジ | 飲食店向け高機能POSレジ。予約台帳と連携して注文・会計を一元管理 |
| Respoモバイルオーダー | QRコードによるお客様自身のスマホからのセルフ注文機能 |
| Respo Pay(決済端末) | 業界最安値水準の決済手数料でキャッシュレス決済に対応 |
| AutoReserve EC(テイクアウト・デリバリー) | お取り寄せ・テイクアウト注文受付の機能。店舗の売上チャネルを拡張 |
(5)向いている飲食店の業態
AutoReserve・Respoは、料金の安さと導入しやすさを強みとしており、特に以下のような業態・経営状況に向いています。
ランニングコストを抑えながら予約管理を始めたい店舗に。0円で使えるため試しやすく、Respo POSとの連携でオペレーション全体を効率化できます。
予約件数が多くなりがちな業態に。サイトコントローラーで複数グルメサイトを一元管理でき、コストは他社に比べて大幅に抑えられます。
100カ国以上のユーザーが使うAutoReserveへの自動掲載で、外国人旅行者からの予約が自然に入る環境をつくれます。翻訳も自動です。
キャンセルポリシー設定によるキャンセル料の自動徴収で、直前キャンセルによる損失を防げます。OMAKASEよりもコスト面で有利な選択肢です。
初期コストを抑えたい開業間もない店舗に向いています。予約台帳・POSレジ・セルフオーダーをまとめて0円近くで揃えられるRespoは、スタートアップ期に特に有効です。
(6)その他の特徴・注目ポイント
Respo POSとの連携で実現するオールインワン運用
AutoReserve・Respoの最大の強みは、予約管理だけでなく飲食店運営全体をひとつのプラットフォームで完結させる設計にあります。Respo POSレジ・モバイルオーダー・決済端末・テイクアウトECをすべてRespoで統一することで、散らばっていた情報が一元化され、業務負荷の大幅な削減につながります。
Respo POSレジの詳細については、Respo POSレジの紹介記事も合わせてご参照ください。
ISO/IEC 27001認証取得によるセキュリティ
株式会社ハローはISO/IEC 27001(情報セキュリティ国際規格)の認証を取得しており、顧客情報・予約データの管理体制が国際基準で担保されています。飲食店において顧客情報の管理責任はデリケートなテーマであり、信頼性の高いシステムを選ぶ基準のひとつになります。
AIによる予約代行機能(AutoReserve)
AutoReserveはもともとAIによる予約代行機能を軸に成長したサービスです。ユーザーが希望する条件を入力するとAIが代わりに予約を取得してくれる機能が、特に海外ユーザーや予約が難しい店舗へのアクセス改善に貢献しています。この機能によって、電話予約のハードルが高い外国人旅行者や、日中に電話が難しいビジネスパーソンからの予約増加につながった事例が多く報告されています。
導入から利用開始までの流れ
Respoの導入は問い合わせフォームからのお申し込みから始まり、サポートデスクによる初期設定サポートを経て、約2〜3週間でご利用開始できます。導入後も定期的なオンラインミーティングで運用支援を受けられます。また、iPad1台から始められるため、大規模なシステム投資が難しい中小規模の飲食店でも導入障壁が低いシステムです。24時間365日対応のオンラインサポートと、平日10時〜19時の電話サポートが用意されており、現場で困ったときに相談できる体制も整っています。
📝 まとめ
AutoReserve(Respo)は、初期費用・月額費用・AutoReserve経由の送客手数料を無料化した、コストパフォーマンスに優れた飲食店向け予約管理サービスです。月間340万人が利用するグルメプラットフォームへの自動掲載、サイトコントローラーによるグルメサイト一元管理、多言語対応によるインバウンド集客を、他社に比べて大幅に低いコストで実現できます。
特に、同じRespoのPOSレジ・モバイルオーダー・決済端末と組み合わせることで、予約から会計までの店舗オペレーション全体を一元化できる点が差別化ポイントです。ランニングコストを抑えながら集客・予約管理・店舗DXを一気に進めたい飲食店にとって、導入のハードルが低く、費用対効果の高い選択肢といえます。
予約システムの比較検討には、ebica・OMAKASE・TableCheck・トレタ予約台帳・Restyの各記事も合わせてご参照ください。
