AutoReserve(オートリザーブ)とは?Respo予約台帳の機能・料金・連携を解説

AutoReserve(オートリザーブ)は、利用者向けのレストラン予約サービス、Respo(レスポ)は飲食店向けの予約台帳を中心とした業務支援サービスです。Respo予約台帳では、AutoReserve経由のネット予約と電話予約を同じ画面で管理できるほか、サイトコントローラーを使って複数のグルメサイト経由の予約も一元管理できます。予約の転記や各サイトの確認にかかる手間を減らし、ダブルブッキングの防止にもつなげやすい点が特徴です。本記事では、最新の公式情報をもとに、AutoReserveとRespo予約台帳の違い、料金、主な機能、サイトコントローラー連携、導入に向く店舗を解説します。
(1)AutoReserveとは?Respoとの違い
AutoReserveは、株式会社ハローが運営するレストラン予約サービスです。利用者はWeb上から飲食店を探して予約でき、飲食店側はAutoReserveから入った予約をRespo予約台帳で管理できます。
一方のRespoは、予約台帳、POSレジ、モバイルオーダー、決済端末など、飲食店の業務を支援するサービス群です。つまり、AutoReserveは主にお客様が飲食店を探して予約するためのサービス、Respo予約台帳は店舗が予約を受け付けて管理するためのサービスと整理すると分かりやすいでしょう。
運営会社:株式会社ハロー(東京都渋谷区)/AutoReserve登録ユーザー:500万人(うち海外ユーザー100万人)/Respoシリーズ累計導入店舗数:全世界35,000店舗/Respo予約台帳:月額利用料・初期費用0円/情報セキュリティ国際規格ISO/IEC 27001認証取得
Respo予約台帳を導入すると、AutoReserveに店舗の予約ページが作成されます。予約管理だけでなく、新たなネット予約の受け皿も同時に用意できることが、一般的な予約台帳との大きな違いです。
(2)AutoReserve・Respo予約台帳の特徴
予約台帳とサイトコントローラーを0円から利用できる
Respo公式サイトでは、予約台帳の月額利用料と初期費用を無料と案内しています。サイトコントローラー機能も無料とされているため、複数のグルメサイトを利用する店舗でも予約管理コストを抑えやすい料金設計です。
なお、送客手数料0円の対象として公式に明記されているのは、AutoReserveへの掲載・予約受付機能をオンにした店舗のAutoReserve経由の予約です。他のグルメサイト側で発生する掲載料や送客手数料まで無料になるという意味ではありません。契約前には、利用中のグルメサイトとの連携可否と各サービスの費用を確認しましょう。
サイトコントローラーで複数の予約経路を一元管理
更新されたRespo予約台帳の公式ページでは、複数のグルメサイト経由の予約を一元管理する「サイトコントローラー」機能が案内されています。AutoReserve、他のグルメサイト、電話など、予約の入口が増えるほど、各管理画面を確認したり予約内容を台帳へ転記したりする作業も増えます。
サイトコントローラーをRespo予約台帳と連携すれば、複数サイトから入る予約をひとつの台帳へ集約できます。各サイトの管理画面を個別に確認する手間を減らし、予約の転記漏れやダブルブッキングを防ぎやすくなるため、複数の集客経路を維持しながら、予約管理を効率化したい店舗には特に重要な機能です。
AutoReserveに予約ページを作成できる
Respo予約台帳を導入すると、AutoReserveに店舗の予約ページが自動で作成されます。AutoReserveの登録ユーザーに店舗を見つけてもらう機会をつくりながら、成立した予約は予約台帳へ自動で反映されます。集客と予約管理が別々の仕組みにならない点がメリットです。
多言語対応で海外ユーザーの予約を受け付けられる
AutoReserveの掲載内容は自動翻訳されるため、海外ユーザーも自分の言語で店舗情報を確認し、予約できます。公式サイトによると、AutoReserveの登録ユーザー500万人のうち100万人が海外ユーザーです。観光地や都市部など、訪日外国人の予約を増やしたい店舗にとって、予約時の言語の壁を下げられる点はメリットです。
キャンセル料の自動徴収に対応
AutoReserve経由の予約では、予約者からクレジットカード情報を取得し、設定したキャンセルポリシーに基づいてキャンセル料を徴収できます。公式サイトでは、キャンセル料の自動徴収はAutoReserve経由の予約に限ると案内されているため、他の予約経路でも同じ運用ができるとは限らない点に注意が必要です。
(3)Respo予約台帳の主な機能
- タイムラインによる予約管理 いつ、どの席が埋まっているかを画面上で確認できます。AutoReserveで成立した予約は自動で反映され、電話予約も同じ台帳で管理できます。
- AutoReserveの予約ページ作成 Respo予約台帳の導入により、AutoReserveに店舗の予約ページが作成されます。ネット予約の受付と台帳への反映を一連の流れにできます。
- サイトコントローラー連携 複数のグルメサイト経由の予約をRespo予約台帳に集約できます。連携可能なサイトは順次拡大中とされているため、自店が利用するサイトに対応しているかは事前確認が必要です。
- 顧客情報・来店履歴の管理 顧客情報や過去の来店履歴を確認できます。予約時や来店時の接客に活用することで、常連客への対応を引き継ぎやすくなります。
- キャンセル料の自動徴収 AutoReserve経由の予約でクレジットカード情報を取得し、キャンセルポリシーに基づく料金回収を行えます。
- 予約リマインドの自動送信 AutoReserveで予約したユーザーに対して、予約前日にアプリ内メッセージ、メールまたはSMSでリマインドを送信します。
- 多言語対応 AutoReserveの掲載内容が自動翻訳されるため、海外ユーザーも店舗情報を確認して予約できます。
- Respo POSとの連携 Respo POSを組み合わせることで、予約情報と注文・会計の情報をつなげて管理できます。POS連携はRespo POSに限定されています。
(4)サイトコントローラーとRespoシリーズの連携
予約経路の連携
| 予約経路 | Respo予約台帳での管理 |
|---|---|
| AutoReserve | 成立したネット予約が自動で予約台帳に反映される |
| 他のグルメサイト | サイトコントローラーを通じて予約を一元管理できる。連携対象は要問い合わせ |
| 電話予約 | スタッフが登録し、ネット予約と同じタイムライン上で管理できる |
複数の予約サイトから入る予約情報を、ひとつの予約台帳にまとめるための仕組みです。予約サイトごとに管理画面を巡回する作業や手入力を減らせるため、予約経路が多い店舗ほど導入効果を感じやすくなります。ただし、連携できるサイトや予約枠・在庫の同期範囲はサービスごとに異なるため、契約前の確認が必要です。
Respoシリーズ内での連携
Respoでは、予約台帳以外にも飲食店向けのサービスを提供しています。必要な機能を組み合わせることで、予約から注文、会計、顧客管理までの情報をつなげやすくなります。
| サービス名 | 主な役割 |
|---|---|
| Respo POSレジ | 予約情報と注文・会計情報を連携し、店舗の売上管理を効率化 |
| Respoモバイルオーダー | お客様自身のスマートフォンから店内注文を受け付ける |
| Respo Pay | クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応 |
| 顧客管理 | 予約・来店・注文などの顧客データを蓄積し、再来店施策に活用 |
| EC | テイクアウト、デリバリー、オンラインストアなど店舗外の注文を受け付ける |
Respo POSレジの機能や向いている店舗については、Respo POSレジの紹介記事もあわせてご覧ください。
(5)AutoReserve・Respo予約台帳が向いている飲食店
サイトコントローラーを使って複数サイトの予約を一元管理したい店舗に向いています。管理画面の巡回や予約の転記を減らし、予約業務を効率化できます。
ネット予約と電話予約をひとつのタイムラインで確認したい店舗に適しています。席の状況を共有しやすく、スタッフ間の確認漏れを減らせます。
AutoReserveの自動翻訳を通じて、海外ユーザーにも店舗情報と予約機能を提供できます。観光地や外国人客の多いエリアと相性がよいサービスです。
AutoReserve経由の予約ではキャンセル料の自動徴収に対応します。高単価のコースや席数の少ない店舗など、直前キャンセルの影響が大きい店舗に役立ちます。
Respo POSや決済端末などを組み合わせ、予約・注文・会計の情報をつなげたい店舗に向いています。複数システムへの重複入力を減らしやすくなります。
(6)導入前に知っておきたいポイント
「予約台帳が無料」と「すべての予約費用が無料」は異なる
Respo予約台帳の月額利用料と初期費用、サイトコントローラー機能は、公式サイトで無料と案内されています。一方、AutoReserveの送客手数料0円には、AutoReserveへの掲載・予約受付機能をオンにするという条件があり、対象もAutoReserve経由の予約に限られます。他のグルメサイトの契約費用まで無料になるわけではないため、店舗全体の予約コストは利用サービスを含めて比較しましょう。
サイトコントローラーの連携対象を確認する
サイトコントローラーの価値は、自店が実際に使っているグルメサイトと連携できるかどうかで変わります。公式ページでは具体的な連携先を固定一覧では示さず、「連携サイトは順次拡大中」としています。問い合わせ時には、連携できるサイト名だけでなく、予約情報が反映されるタイミング、予約枠の同期範囲、既存契約との費用関係まで確認することが重要です。
利用開始までは約2〜3週間が目安
公式サイトでは、問い合わせから案内まで約1週間、初期設定・動作確認に約2週間、全体では約2〜3週間で利用できると案内しています。最低1台の対応iPadが必要で、プリンターやiPhoneなどは店舗の運用に応じて用意します。繁忙期直前の切り替えは避け、既存予約の移行やスタッフへの操作共有を含めて準備期間を確保しましょう。
サポート体制とセキュリティ
Respoは、24時間365日のオンラインサポート、平日10時〜19時の電話サポート、オンラインのヘルプセンターを案内しています。また、運営会社の株式会社ハローは、情報セキュリティマネジメントの国際規格ISO/IEC 27001の認証を取得しています。顧客情報を扱う予約台帳を選ぶ際の判断材料のひとつになります。
📝 まとめ
AutoReserveとRespo予約台帳を組み合わせると、AutoReserveからの集客と、ネット予約・電話予約の一元管理をひとつの流れにできます。さらに、サイトコントローラーを連携することで、複数のグルメサイト経由の予約もRespo予約台帳へ集約でき、管理画面の巡回、手入力、転記漏れ、ダブルブッキングのリスクを減らしやすくなります。
特に、複数の予約サイトを利用している店舗、インバウンド予約を受け付けたい店舗、予約から注文・会計までRespoシリーズでまとめたい店舗に適した選択肢です。導入時は、利用中のグルメサイトとの連携可否、各サイト側の費用、必要機器、既存予約や顧客データの移行範囲を確認したうえで比較しましょう。
予約システムを比較する際は、ebica・OMAKASE・TableCheck・トレタ予約台帳・Restyの各記事もあわせてご覧ください。
※料金、連携先、機能は変更される場合があります。契約前に公式サイトまたは問い合わせ窓口で最新情報をご確認ください。
AutoReserveに関するよくある質問
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