ebica(エビカ)とは?料金・AI電話対応・グルメサイト連携・funfo活用を解説

ebica

飲食店の予約経路は、以前よりも複雑になっています。

電話予約だけでなく、食べログやホットペッパーグルメ、ぐるなびなどのグルメサイト、Google検索、Googleマップ、SNS、自社サイトなど、複数の場所から予約が入るようになりました

予約の入口が増えることは、集客機会の増加につながります。

しかし、店舗側では入り口が準備できていなかったり、複数の入り口を準備した結果、管理ができておらず、ダブルブッキングを引き起こしてしまうことも珍しくはありません。

そんな時に予約の入り口を準備し、予約を管理することができるのは、予約台帳サービスebicaです。

ebicaは、電話、ネット予約、店頭での来店などを一つの予約台帳で管理できます。さらに、複数のグルメサイトに掲載する空席在庫の調整、AIによる電話予約受付、GoogleやSNSからの直接予約、POSレジやCRMとの連携にも対応しています。

Funfoと組み合わせることで、LINE向けに自動でメッセージを配信し、ebicaで予約手数料をかけずに予約を受け付けることもできます。

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ebica(エビカ)とは

ebicaは、株式会社エビソルが提供する飲食店向けのクラウド型予約管理システムです。

公式資料では、約15,000店舗で利用されていると案内されています。予約台帳を中心に、グルメサイトコントローラーやAIレセプションなどを組み合わせ、予約管理の自動化を支援しています。

利用端末は、パソコンやiPadに対応しています。

店舗スタッフは、カレンダーやテーブルレイアウトを確認しながら、予約日時、人数、利用する席、顧客情報などを管理できます。

ebicaの主な機能は、次のとおりです。

ebicaの主な機能

機能 できること
予約台帳 電話予約やネット予約、店頭予約を一つの台帳で管理します。
グルメサイトコントローラー 複数のグルメサイトに掲載する空席在庫と予約情報をまとめて管理します。
自社ネット予約フォーム 店舗の公式サイトなどに予約窓口を設置し、直接予約を受け付けます。
AIレセプション AIが電話予約に対応し、受け付けた内容を予約台帳へ登録します。
顧客情報・来店履歴の管理 顧客情報や過去の来店履歴を蓄積し、接客や再来店施策へ活用します。
Google・LINEなどからの予約受付 GoogleやLINE、SNSなどの外部チャネルから直接予約を受け付けます。
POSレジ・CRMとの連携 予約情報と注文・会計情報、顧客情報を結び付けて管理します。
多店舗の予約情報管理 複数店舗の予約状況や顧客情報をまとめて管理します。

※利用できる機能や連携サービスは、契約プランやオプションによって異なります。

基本となる予約台帳に必要な機能を追加し、店舗の課題に合わせた予約管理環境を構築できることが特徴です。

ebicaが向いている飲食店

ebicaは、予約管理の負担や人手不足、予約の取りこぼしなどに 悩んでいる飲食店に適しています。

ダブルブッキングを防ぎたい店舗

電話予約とネット予約の管理が分かれている店舗では、 予約情報を一元管理することで、重複予約などの 予約事故を防ぎやすくなります。

電話予約が多い店舗

営業中に電話へ出られず、予約を取りこぼしている店舗では、 AIレセプションを活用して電話予約の受付を効率化できます。

人手不足に悩んでいる店舗

電話受付、予約情報の転記、空席調整などを自動化し、 スタッフを接客や調理など、人にしかできない業務へ 集中させたい店舗に適しています。

電話対応を一部のスタッフに依存している店舗

店長や経験豊富な社員しか電話予約へ対応できない店舗では、 AIによる一次受付を導入することで、 特定のスタッフに集中している負担を分散できます。

GoogleやSNSからの直接予約を増やしたい店舗

Google、SNS、LINE、自社サイトなどに予約導線を設置し、 グルメサイトへの依存を減らして、 予約時の送客手数料を抑えたい店舗に向いています。

リピーターを増やしたい店舗

funfoやLINEなどと組み合わせ、 来店した顧客へメッセージを配信し、 ebicaで次回予約を受け付ける導線を作りたい店舗に適しています。

多店舗を運営している飲食企業

店舗ごとの予約状況や予約経路をまとめて確認し、 本部で店舗ごとの実績や集客状況を分析したい企業にも 向いています。

予約管理だけでなく、電話受付、直接予約、再来店施策まで 効率化したい店舗ほど、ebicaを導入するメリットが大きくなります。

予約台帳でダブルブッキングを防止する

ebicaの基本となるのが、飲食店向けの予約台帳機能です。

電話予約、ネット予約、店頭予約、予約なしで来店するウォークイン客などの情報を、一つの台帳で管理できます。

主な予約台帳機能には、次のようなものがあります。

  • 電話予約とネット予約の一元管理
  • カレンダー形式での予約確認
  • テーブルレイアウトによる配席管理
  • 予約内容の変更・キャンセル管理
  • 空席状況の確認
  • 顧客情報や来店履歴の記録
  • アレルギーや席の希望などの情報管理
  • 配席ルールに基づく自動配席

紙の予約台帳とebicaの違い

紙・手作業で管理する場合

  • 電話予約をスタッフが手書きで記録する必要がある
  • グルメサイトの予約を紙の台帳へ転記しなければならない
  • 書き間違い、転記漏れ、確認漏れが起こりやすい
  • 電話予約とネット予約の情報が分散する
  • 同じ席を重複して販売し、ダブルブッキングが発生する
  • 最新の空席状況をスタッフ全員で共有しにくい

ebicaを利用する場合

  • 電話予約、ネット予約、店頭予約を一つの台帳で管理できる
  • 予約情報の転記作業を削減できる
  • 店舗全体の予約状況と空席状況を確認できる
  • スタッフ間で最新の予約情報を共有しやすくなる
  • 予約の重複を防ぎ、ダブルブッキングを防止できる
  • 空いている席を正確に把握し、予約機会を増やせる

ebicaなら予約情報を一元管理できるため、 予約事故を防ぎながら、販売できる席を正確に把握できます。

グルメサイトコントローラーで空席在庫を一元管理

ebicaを代表する機能の一つが、グルメサイトコントローラーです。

グルメサイトコントローラーは、複数のグルメサイトから入る予約と、各サイトへ公開する空席在庫を一元管理する機能です。

この機能は、グルメサイトの予約在庫状況をリアルタイムにebicaで管理することができる機能です。

たとえば、ある時間帯に販売できる席が残り10卓だったとします。

この場合、例えば、食べログやぐるなびでは在庫がないけれど、ホットペッパーグルメでは在庫があるというような状態が発生してしまいます。

従来は、各グルメサイトの管理画面を開き、それぞれの空席在庫を手動で変更する必要がありました。忙しい時間帯に予約が入ると、ほかのサイトの空席を止める作業が遅れることがあります。

ebicaを使うことで、予約の在庫管理をebica上で一括管理することができます。これにより、予約漏れをなくすことができるようになります。

ebicaの特徴

グルメサイトコントローラーを使うと、ダブルブッキングを恐れて、一部のグルメサイトの予約を止めるようなことを行わずとも、予約を円滑に獲得していくことができます。これにより、消費した広告費を無駄にすることも防ぐことができます。

予約台帳の中には、この機能がないものがあり、別途システムを組み込む必要があります。

AIレセプション(AI電話対応)さゆりを使うことができる

人手不足で電話に出られない飲食店が増えている

現在の飲食店では、人手不足が大きな経営課題になっています。

厚生労働省の分析では、「宿泊業、飲食サービス業」の労働力需給ギャップは2014年以降マイナスが続いています。インバウンド需要などもあり、必要な人員を確保しにくい状況が示されています。

人手不足を補うため、外国人スタッフを含む多様な人材を採用する店舗も増えています。

厚生労働省によると、2024年10月末時点の外国人労働者数は約230万人となり、過去最多を更新しました。

外国人スタッフは、現在の飲食店を支える重要な人材です。

一方、電話予約では、単に日時と人数を聞くだけではなく、次のような内容への対応が求められます。

  • 希望日時の空席確認
  • コースやメニューの説明
  • 個室や座席の案内
  • アレルギーへの対応
  • 予約内容の変更
  • キャンセルの受付
  • 遅刻や道案内に関する問い合わせ

そのため、国籍にかかわらず、勤務を始めたばかりのスタッフや電話応対に慣れていないスタッフへ、すぐに予約電話を任せるのが難しい店舗もあります

結果として、電話対応が店長、社員、日本語による電話対応に慣れた一部のスタッフへ集中します。電話対応自体が、人手不足の飲食店では、かなりの負担になっています。

AIレセプションで電話予約の取りこぼしを防ぐ

人手不足による電話予約の取りこぼしを防ぐための機能が、ebicaの「AIレセプション」です。

AIレセプションでは、AIスタッフの「さゆり」が、飲食店にかかってきた予約電話へ対応します。ebicaの空席情報と連携し、希望日時や人数を聞き取ったうえで、受け付けた予約を予約台帳へ登録します。

満席時の案内、予約確認、キャンセル、店舗への転送などにも対応しています。

AIレセプションを導入することで、次のような効果が期待できます。

  • 営業中の電話予約を取りこぼしにくくなる
  • 営業時間外にも予約を受け付けられる
  • 電話対応ができるスタッフへの負担を減らせる
  • ホールスタッフが接客へ集中できる
  • 調理スタッフが作業を中断する必要を減らせる
  • 電話予約を台帳へ転記する作業を削減できる
  • 聞き間違いや記録ミスを防ぎやすくなる
  • 人員を増やさずに予約受付体制を整えられる
ebicaの特徴

AIレセプション(AI電話受付)はオプションですが、スタッフの手間である電話応答をAIに任せることができます。特に、外国人を採用している居酒屋やレストランでは、スタッフが電話対応することが難しく、予約の取りこぼしにつながります。AIレセプションを使うことで、電話での予約の取りこぼしをなくすことができます。

GoogleやSNSから直接予約を受け付けられる

ebicaは、グルメサイトの予約を管理するだけでなく、Google、自社サイト、LINE、SNSなどから予約を受け付ける導線も構築できます。

特に、Googleマップ検索(MEO)やLINE公式アカウントからグルメサイトで予約を受けると、さらに予約手数料がかかってしまいます。そこに、ebicaがあれば、Google上で予約を受け付けることができますし、LINEのリッチメニューに予約ページのリンクをおくことで、手数料なしに予約を集めることができます。

また、SNSのプロフィールに予約ページへのリンクを設置しておけば、InstagramやXなどのSNSから直接予約を受け付けることもできます。

POSレジ「funfo」との連携

ebicaは、飲食店向けPOSレジ・モバイルオーダーシステムの「funfo(ファンフォ)」と連携しています。

funfoとの連携によって、予約情報と来店後の会計情報を結び付けられます。以下の連携が可能です。

  • ebicaの予約・来店情報をfunfoへ自動反映
  • 予約なしで来店した顧客の席在庫を確保
  • ウォークインによるダブルブッキングの防止
  • 会計後の利用金額、客数、注文番号をebicaへ記録
  • funfoのアプリ上で予約情報を確認

funfo Business以上のプランで利用でき、連携費用が別途必要になります。

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ebicaとfunfoで再来店マーケティングを効率化

LINEで再来店を促し、そのままebicaで次の予約を受け付ける導線を作れることです。

funfoでは、モバイルオーダー利用時のLINE友だち登録や、顧客データを活用したクーポン・アンケート配信などの機能が提供されています。

これらの機能とebicaの予約導線を組み合わせることで、次の流れを作れます。

STEP
GoogleやSNS、グルメサイトから予約を獲得する

新規顧客との接点を作り、ebicaで予約を受け付けます。

STEP
ebicaで予約情報を管理する

電話、ネット予約、ウォークインなどの予約情報を一つの台帳へ集約します。

STEP
来店後の注文・会計情報をfunfoへ記録する

顧客が何を注文し、いくら利用したかを管理します。

STEP
顧客にLINEの友だち登録を促す

モバイルオーダーなどを通じて、店舗のLINE公式アカウントとの接点を作ります。

STEP
LINEからebicaの予約ページへ誘導する

メッセージ内に予約導線を設置し、そのまま次回予約を受け付けます。

この流れが整うと、店舗は毎回ゼロから新規顧客を集めるだけでなく、一度来店した顧客へ継続的にアプローチできます。

LINEで再来店のきっかけを作り、そのままebicaで予約を受け付けるため、顧客がメッセージを見てから予約を完了するまでの流れもスムーズです。

これにより、すでに店舗の良さを知っている既存客にメッセージで来店のきっかけ

飲食店マーケティングの基盤を網羅することができる

Funfoと連携をすることで、マーケティングの漏れがなくなります。ebicaはグルメサイトからの予約漏れを防ぐことができ、Funfoは、来店してからのマーケティングをすることができます。

STEP 1

新規顧客の獲得

  • 複数のグルメサイトから予約を獲得
  • グルメサイトごとの予約確認漏れや 在庫調整漏れを解消
  • AIによる電話予約受付で、 電話予約の取りこぼしを解消 ※AIレセプションを申し込んだ場合
主な役割:ebica
STEP 2

店内マーケティング

  • 動画を活用した見やすい モバイルオーダーで商品を訴求
  • おすすめ商品や関連メニューを表示し、 追加注文を促進
  • モバイルオーダーなどを通じて、 LINE公式アカウントの友だちを獲得
主な役割:funfo
STEP 3

リピーター向けマーケティング

  • LINEで顧客へ自動メッセージを配信し、 再来店を促進 ※funfoビジネスプラスを利用する場合
  • LINEのメッセージから ebicaの予約ページへ誘導
  • ebicaで送客手数料のかからない 直接予約を受け付ける
主な役割:funfo・LINE・ebica

新規集客 → 店内での顧客接点 → LINE配信 → ebicaで次回予約 という循環を作ることで、新規顧客を一度きりで終わらせず、 リピーターとして継続的に集客しやすくなります。

ebicaと連携ができるPOSレジ一覧

funfo以外の主要なPOSレジとも連携させることができます。連携費用については、POSレジ側のオプションになっていることもありますので、各社にお問合せください。

資料上では2025年11月現在・順不同とされています。

  1. TEC
  2. NEC
  3. Steel Retail
  4. Dinii
  5. poscube
  6. K1くん
  7. POS+(ポスタス)
  8. USENレジ
  9. Uレジ FOOD
  10. LORS POS PRO
  11. スマレジ

ebicaの料金

ebicaの料金は、利用する機能や店舗数によって異なります。

基本の予約台帳機能が月額10,000円から、グルメサイトコントローラーを含む構成が月額15,000円から提供されています。

AIレセプション、外部サービスとの連携、そのほかのオプションを利用する場合は、別途費用が発生することがあります。

必要な機能や店舗の運用状況によって料金が変わるため、正確な費用は公式窓口への問い合わせが必要です。

導入時の重要ポイント

複数のグルメサイトなどで集客を運用されている店舗では、 予約漏れを最小限に抑えるグルメサイトコントローラーの機能は、 必須と考えた方が良いでしょう。

まとめ

ebicaは、POSレジにfunfoを導入した場合の予約システムとしては最適の選択肢です。

飲食店の予約チャネルは複雑になっており、複数のグルメサイトや電話などを紙の予約台帳で管理をしていると、即予約を受けることができないばかりか、ダブルブッキングなどが発生してしまいます。

ebicaは、それぞれのグルメサイトの在庫を調整することができるグルメサイトコントローラーの他、電話対応をAIで行うAIレセプション機能があります。これにより、せっかくかけた集客のコストを無駄にすることなく、予約漏れを最小限にすることもできます。

また、funfoと連携させることで、モバイルオーダーを店内のマーケティング、リピーター向けのLINEのメッセージの運用を含めると、一貫した飲食店のマーケティングの基盤を構築することができます。

業績を右肩上がりにするためには、予約管理とリピーター向けのマーケティングは避けては通れませんので、導入を検討してみるのが良いでしょう。

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飲食店向け予約システムebicaに関するよくある質問

ebicaは複数言語対応をしていますか?

ebicaは主要な言語に対応しています。また、Googleを閲覧することができない中国では、大衆点評・小紅書にも対応しており、訪日外国人(インバウンド)向けのマーケティングにも活用することができます。

ebicaを導入するのにかかる期間はどのくらいですか?

基本機能のみなら申し込みから約2週間で利用開始できます。グルメサイトとの連携を行う場合は、さらに2週間ほど追加でかかります。他システムからの乗り換えの場合はデータ移行作業が加わるため、期間が異なります。詳細はebicaへの問い合わせが必要です。

ebicaの導入がおすすめな業態はなんですか?

予約が多く複数のグルメサイトを使っている店舗に特に向いています。居酒屋・焼肉・フレンチ・イタリアン・和食レストランなど幅広い業態で導入実績があります。また、多店舗展開している飲食企業や、インバウンド客の取り込みを強化したい店舗にも高い効果が期待できます。

ebicaでは予約手数料はかかりますか?

ebica自体に予約手数料はかかりません。月額固定料金制のため、予約が増えても追加費用は発生しません。グルメサイト経由の予約にはグルメサイト側の手数料が別途かかりますが、ebicaの自店予約フォームやGoogle経由の直接予約なら手数料ゼロで受付できます。

Googleマップに予約するボタンをebicaで出力することはできますか?

あります。ebicaを導入するとGoogleマップの店舗ページに予約ボタンが表示され、ユーザーがそのまま直接予約できます。追加費用はかかりません。予約はebicaの予約台帳に自動反映されるため、管理の手間も不要です。

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小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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