飲食店向けPOSレジおすすめ7選|業態・機能別の選び方をプロが解説

飲食店のPOSレジは、月額料金だけでなく「注文方法」「必要な機能」「総コスト」から選びましょう。お客様のスマートフォンで注文するのか、卓上タブレットを置くのか、スタッフがハンディを使うのか、券売機で先払いにするのかで候補が変わります。端末・プリンター・追加機能・決済手数料を含めた費用に加え、予約システムとの連携、LINEでの再来店施策、入金サイクル、操作性とサポートも確認。今の営業方法と、2〜3年後に実現したい運用の両方に合う製品を比較することが大切です。
レジの選定の基準は、事業者によって異なります。参考情報として、レジ専門のメディア「レジベスト」の飲食店向けPOSレジおすすめ9社を徹底比較!料金相場や補助金情報も解説も紹介します。
飲食店向けPOSレジ7選を比較|自店に合う候補を見つけよう
集客のカチプロでは、無料で使えるかなどの価格面だけでなく、マーケティングや顧客管理に優れたPOSレジという視点で、今回の7製品を厳選しました。注文・売上データの活用、予約・顧客情報との連携、LINEでの再来店施策、店頭とネットショップの連携など、日々の会計から集客や接客の改善につなげられることを重視しています。
各製品で得意なことや、追加契約・外部サービスとの連携が必要な機能は異なります。自店で実現したい施策を軸に、向いている店舗・注文方法・料金・導入前の確認点を比較しましょう。poscubeは、高級店向けのQUALITEもあわせて紹介します。
↔ 表は横にスクロールできます。左端の製品名を固定しているので、項目を見比べやすくなっています。
| POSレジ | 選ぶ理由・向く店舗 | 注文方法・主な特徴 | 月額料金の目安 | 導入前の確認点 |
|---|---|---|---|---|
| funfo | QR注文とLINEの再来店施策をまとめたい居酒屋・カフェ | モバイルオーダー+POS。上位プランでハンディ・AI分析・LINE顧客管理。 | Free:0円 Lite AI:6,930円〜税込/店舗。6,930円は年額一括払いの月額換算。 | 同時利用台数、キッチンプリンター、LINE施策の必要プラン。[1] |
| Square POS | 持ち運べる会計環境がほしいキッチンカー・イベント出店 | POSとSquare決済を組み合わせる。飲食店向けプランも選べる。 | フリー:0円 飲食店向けプラス:13,000円店舗ごと。端末代・決済手数料は別。税区分は申込時に確認。 | 屋外の通信環境、端末の電源、テーブル管理などに必要なプラン。[3] |
| スマレジ | TableCheckなどの外部連携・機能拡張を重視する店舗 | ハンディ・モバイルオーダー。卓上タブレットはオプション。 | フードビジネス:15,400円税込/店舗。TableCheck連携アプリは別途3,300円〜。 | 予約サービス、連携アプリ、追加端末の費用。[4] |
| POS+ food | 導入支援・運用サポートを重視する店舗、卓上タブレットを置きたい店 | ハンディ・モバイルオーダー・卓上タブレットを組み合わせる。 | 構成に応じて見積もり | 注文用端末の台数、導入研修、現地対応・保証の適用条件。[5][6] |
| poscube ・QUALITE | コースの進行や席ごとの情報共有を大切にするレストラン・高級店 | ハンディ・モバイルオーダー。QUALITEは座席別注文・調理開始指示に対応。 | 構成に応じて見積もり | 自店のコース提供、予約連携、厨房への情報伝達を実機で確認。[7][8] |
| blayn | 入店時に注文・先払いを済ませたいラーメン店・定食店 | タッチパネル式券売機・セルフレジも選べる。 | 券売機・セルフレジ構成は見積もり | 現金対応、対応決済、設置寸法、保守、ピーク時の処理能力。[9] |
| STORES | 飲食に加えてコーヒー豆・食品・グッズを店頭とECで販売する店舗 | レジとネットショップの商品・在庫連携。QR注文はモバイルオーダーを追加して利用。 | フリー:0円 スタンダード:3,300円税込/店舗・年契約。後払いの店内QR注文とのセットは11,000円〜。 | 無料・有料の機能差、在庫連携、注文・決済の契約条件。[10] |
料金は「同じ機能を使う場合」で比較しましょう。表の金額はソフトウェア・プラン料金の目安です。機器代、初期設定、追加機能、通信費、決済手数料などは別途発生します。無料プランと、ハンディやサポートを含む有料プランを、金額だけで比べないことが大切です。
個人店・小規模店で迷ったら、まず注文の受け方を決めましょう。カウンターで注文と会計を済ませる店はレジと決済の使いやすさ、席で追加注文を受ける店はハンディやセルフオーダー、入口で先払いする店は券売機を優先して比較します。席数だけで判断せず、ピーク時に何人のスタッフで何件の注文をさばくかを想定すると、必要な機能と端末台数が見えてきます。
01|funfo:モバイルオーダーとLINEの再来店施策を一緒に整える
お客様のスマートフォンでの注文を、LINE公式アカウントの友だち獲得や再来店施策につなげたい店舗の候補です。
funfoは、飲食店向けのPOSレジとモバイルオーダーをまとめて使えるサービスです。iPadをレジとして使い、ハンディ運用にはiPhoneなどを利用します。LINE連携で友だち獲得につなげられ、One AIでは顧客管理や自動配信まで扱えます。[1]
- 向いている店舗
- QR注文を導入したい居酒屋・カフェ、LINEを使って再来店を促したい店舗。
- 注文・会計
- モバイルオーダーとPOSレジを利用。レジやハンディとして同時に使える端末数はプランによって異なります。店頭でのキャッシュレス決済にはSquareなどを組み合わせられます。[2]
- 選ぶポイント
- 注文受付と、LINEで再来店を促す取り組みを一緒に進めやすい点。友だち獲得と、注文履歴などを使った顧客管理・配信では、必要なプランが異なります。
- 費用の見方
- Freeは月額0円。厨房で注文を印刷したい場合や、複数端末を使う場合は有料プランの機能を確認します。iPadやプリンターなどの機器代、決済手数料は別です。
↔ 料金表は横にスクロールできます。
| プラン | 年額一括払い の月額換算 | 月払い | 比較のポイント |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 | POSとQR注文を試す。同時利用1台。 |
| Lite AI | 6,930円 | 7,700円 | 同時利用3台。キッチンプリンター、AI機能。 |
| Business AI | 11,880円 | 13,200円 | 同時利用10台。本部管理などを検討。 |
| One AI | 17,820円 | 19,800円 | 同時利用15台。LINE顧客管理・自動配信。 |
年額一括払い欄は毎月支払う金額ではありません。既存契約には更新日・契約条件に応じた経過措置があります。新規導入は新プランを基準に比較してください。[1]
ここを確認:各卓に店舗所有のタブレットを置きたい場合は、希望する端末・注文画面での運用ができるか確認しましょう。卓上タブレットを中心に比較するなら、POS+ foodやスマレジも候補です。
詳しい特徴は、Funfoの解説をご覧ください。
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02|Square POS:持ち運べるレジとキャッシュレス決済を整える
キッチンカー、イベント、ポップアップなど、会計する場所が変わる店舗の候補です。
SquareはPOSレジとキャッシュレス決済を提供しています。スマートフォンやタブレット、小型決済端末を組み合わせて、販売と売上管理をまとめられます。注文受付と会計を中心に使い、テーブル管理などが必要なら飲食店向けのプランを比較します。[3]
- 向いている店舗
- キッチンカー、屋外イベント、レジで注文と会計を済ませるカフェやテイクアウト店。
- 注文・会計
- レジで注文を受け、その場でキャッシュレス決済まで行えます。スタッフ用ハンディやテーブル管理が必要な場合は、対応プランと端末を確認します。
- 選ぶポイント
- POSと決済を同じサービスで整えられる点。外部決済と組み合わせるfunfoなどとは、契約や機器選びの進め方が異なります。
- 費用の見方
- 無料プランあり。飲食店向けプラスは月額13,000円/店舗。決済端末やハンディ、追加サービス、決済手数料を含めた総額で比較します。
決済した売上の入金日は、登録する銀行によって変わります。三井住友銀行・みずほ銀行は翌営業日、その他の金融機関は水曜日締め・金曜日入金が基本です。銀行休業日などの条件も確認しましょう。
ここを確認:屋外で使う場合は通信環境、充電、レシート発行を確認。店内飲食も行うなら、注文変更・伝票管理・厨房への送信まで必要なプランで試しましょう。
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03|スマレジ:予約システムとの連携と機能拡張を重視する
TableCheckなどの予約管理とPOSをつなぎたい店舗、成長に合わせて機能を追加したい店舗の候補です。
スマレジのフードビジネスプランは、POSレジとオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」を連動させる飲食店向けのプランです。ハンディ、厨房への伝票出力、モバイルオーダーに対応し、アプリマーケットで機能を追加できます。[4]
- 向いている店舗
- 予約情報と注文・会計を連携させたいレストラン、複数店舗の管理や将来の拡張を考える店舗。
- 注文・会計
- ハンディとモバイルオーダーを利用。各卓に置くタブレットでの注文は、別途オプション契約で検討できます。
- 選ぶポイント
- TableCheck連携アプリなど、必要なサービスを追加できる点。連携先の名称だけでなく、同期する情報と必要な契約まで確認します。
- 費用の見方
- フードビジネスは月額15,400円(税込)/店舗。TableCheck連携アプリは月額3,300円〜。TableCheck本体の契約料金も別です。
ここを確認:POS料金に、予約サービス、連携アプリ、卓上タブレット、追加端末などを足した見積もりを取りましょう。TableCheck連携は、対象となるPOS・ウェイターのプランへの加入が必要です。
製品の解説はスマレジ、予約管理の解説はTableCheckをご覧ください。
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04|POS+ food:卓上タブレットと導入・運用サポートを重視する
各卓に注文用タブレットを置きたい店舗、初期設定やスタッフ研修まで支援してほしい店舗の候補です。
POS+ foodは飲食店向けのPOSレジです。スタッフが使うハンディと、お客様が使うモバイルオーダー・卓上タブレットを、店舗の接客方法に合わせて組み合わせられます。初期設定・操作トレーニングに加え、365日対応のコールセンター、全国駆けつけサポート、最長5年のハード保証が案内されています。[5][6]
- 向いている店舗
- 追加注文が多い居酒屋・焼肉店、システム担当者がいない店舗、複数店舗へ共通の運用を導入したい企業。
- 注文・会計
- 卓上タブレットのPOS+ TTO、ハンディ、モバイルオーダーなどを組み合わせます。TTOはPOS+ foodとの連携が必要です。
- 選ぶポイント
- 機能に加えて、導入準備・操作教育・トラブル対応を含めて比較できる点。端末を置くだけでなく、現場で使える状態まで整える支援を重視する場合に向きます。
- 費用の見方
- 端末台数、注文方式、周辺機器、サポート構成に応じて見積もり。卓上タブレットを全卓に置く場合は、その台数で総額を確認します。
ここを確認:駆けつけの対象地域・受付時間・到着条件、保証対象の機器、研修の内容を確認。ピーク時の大量注文、コース・飲み放題の設定も、実際のメニューで試しましょう。
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05|poscube・QUALITE:複雑な注文と丁寧なコース提供を支える
料理の提供順やタイミング、お客様ごとの要望をスタッフ間で共有したいレストランの候補です。
poscubeは、注文・会計・売上管理などを扱う飲食店向けPOSシステムです。モバイルオーダーを組み合わせる運用もできます。QUALITEは、席ごとの注文管理や調理開始の指示、コースの進行など、接客品質を支える機能が特徴です。[7][8]
- 向いている店舗
- コース中心のレストラン、高級店、ホテル内の飲食店、接待・記念日利用が多い店舗。
- 注文・会計
- スタッフの注文受付と、お客様のスマートフォンからの追加注文を組み合わせる運用を検討できます。
- 選ぶポイント
- QUALITEは「どの席の注文か」「食材変更やアレルギーの要望」「いつ調理を始めるか」を画面や伝票で共有できる点。省力化と細やかな接客を両立したい場合に比較します。
- 費用の見方
- 店舗の規模、poscube・QUALITEの選択、端末、注文方式、連携に応じて問い合わせ。希望するコース運用を伝えて見積もりを取ります。
ここを確認:同じ卓で別のコースを注文した場合、途中で席を移動した場合、料理の変更が入った場合をデモで確認。QUALITEはTableCheck・ebica・TORETA・Restyとの連携を案内しているため、予約サービスも含めて構成を相談できます。[8]
06|blayn:券売機・セルフレジで注文と先払いをまとめる
入口で注文と会計を済ませたいラーメン店・定食店・フードコートの候補です。
blaynは飲食店向けのPOSレジに加え、タッチパネル式券売機やセルフレジを提供しています。この記事では、先払いを導入したい店舗に向けて、券売機を使った注文・会計を中心に紹介します。[9]
- 向いている店舗
- ラーメン店、定食店、そば・うどん店など、注文と支払いを先に済ませてから料理を提供する店舗。
- 注文・会計
- お客様がタッチパネルで商品を選び、支払う方式。現金を受け付けるか、キャッシュレス中心にするかで機種・構成を検討します。
- 選ぶポイント
- 卓に着いてから注文する運用ではなく、入口や注文カウンターで注文・先払いを完了する設計に向く点。スタッフの会計対応をどこまで減らしたいかで比較します。
- 費用の見方
- 券売機・セルフレジ本体、設置、システム利用、保守、決済を含めた見積もりで判断します。POSレジの月額料金だけでは、券売機本体や設置費を含む導入総額はわかりません。
ここを確認:券売機の前に待機列を作れるか、トッピングの選択がわかりやすいか、売り切れ表示・返金・釣銭補充を誰が行うかを確認。多言語案内や対応する決済ブランドは機種ごとに問い合わせましょう。
07|STORES:飲食と物販・ネットショップをつなぐ
カフェのコーヒー豆、オリジナル食品、グッズなどを店頭とネットで販売する店舗の候補です。
STORESレジは、STORESネットショップとの商品・在庫連携が特徴です。飲食の会計に加えて、物販とECを運営する場合に比較しやすいサービスです。店内QR注文とテイクアウト注文にはSTORESモバイルオーダーを組み合わせます。[10]
- 向いている店舗
- コーヒー豆を販売するカフェ、食品・冷凍商品・ギフト・グッズを店頭とネットで販売する店舗。
- 注文・会計
- レジでの会計に、店内QR注文や店外からのテイクアウト注文を追加。店内QR注文にはハンディ機能もあります。
- 選ぶポイント
- 飲食の注文管理だけでなく、店頭とECにまたがる商品・在庫管理をまとめたい場合に向く点。コース管理を最優先する店舗は、飲食店向けの運用機能も比べましょう。
- 費用の見方
- フリーは月額0円。スタンダードは年契約で月額3,300円、月契約で3,960円(税込/店舗)。店内QR注文は年契約・月払いで7,700円〜。後払いで使う場合はスタンダードの併用が必要で、セット月額11,000円〜です。
ここを確認:商品・在庫連携の対象プラン、店頭での後払いと注文時の前払いの違い、決済手数料を確認。「テーブルオーダー」というサービス名でも、ここで案内する方式はお客様のスマートフォンを使うQR注文です。
STORESの店内QR注文は月契約の場合、月額11,000円(税込/店舗)。スタンダードとのセット金額は契約方式によって変わります。テイクアウト注文は月額0円ですが、オンライン決済手数料が発生します。
飲食店のPOSレジ選びで確認したい7つのポイント
候補が見つかったら、機能一覧のチェックだけでなく、自店の注文から会計、集客までの流れで使えるかを確かめます。次の7項目を同じ条件で各社に確認すると、比較しやすくなります。
① 注文方法と会計のタイミングを決める
「お客様が注文するのか、スタッフが受けるのか」「先払いか、食後の会計か」を先に決めましょう。モバイルオーダーと卓上タブレットは、使う端末と管理の負担が異なります。
モバイルオーダーお客様のスマートフォンでQRコードを読み取り、注文する。
各卓の端末購入は抑えやすい。スマホを使わないお客様への対応も用意。卓上タブレット店舗が各テーブルに設置した端末から、お客様が注文する。
お客様のスマホに依存しない。端末代・充電・故障対応を見込む。ハンディオーダースタッフが持つ端末で注文を受け、厨房へ送る。
接客を介して注文できる。スタッフ数に合う端末台数を確認。券売機お客様が入口などの機器で商品を選び、先に支払う。
先払いの店舗に合う。並ぶ場所や釣銭補充・返金の手順も決める。カウンター注文レジで注文を受け、その場で会計する。
カフェ・テイクアウトで検討。厨房への伝達方法も決める。スマートフォンに慣れない客層が多い場合は、ハンディでの注文受付を併用できるかも確認します。QR注文を導入する場合も、注文を受ける手段を一つに限定する必要はありません。
② 初期費用・月額料金・決済手数料の総額で比較する
同じ席数、同じハンディ台数、同じ注文方法で見積もりを依頼しましょう。端末の購入費だけでなく、初期設定、厨房用プリンター、追加アプリ、保守なども確認します。
プリンター・設置
初期設定・操作研修
注文・予約連携
保守・通信
注文・配信の従量料金
振込手数料など
3年間の比較なら
導入時の費用 + 月額固定費 × 36か月 + 3年間の変動費
比較計算の例:導入費20万円・月額1万円なら、3年間で56万円。導入費5万円・月額1万5,000円なら59万円です。どちらも決済手数料などを含まない仮定例ですが、初期費用の安さだけでは総額を判断できないことがわかります。
③ 決済手数料と入金サイクルを確認する
POSレジとキャッシュレス決済は、契約が分かれる製品もあります。対面決済とモバイルオーダーのオンライン決済でも条件が変わるため、対応ブランド、手数料、入金日、振込手数料をそれぞれ確認しましょう。
仕入れ・給与・家賃の支払日に合わせて、売上がいつ口座へ入るかを整理すると判断しやすくなります。funfoを使う場合も、対面決済の入金条件は組み合わせる決済サービスによって異なります。
④ 予約・会計・顧客管理との連携範囲を確認する
利用中の予約システム、会計ソフト、決済端末などの具体的なサービス名を伝えて確認します。「連携できる」場合も、予約情報だけか、注文・会計・顧客情報まで同期するかで使い勝手が変わります。
たとえばTableCheckを使うなら、スマレジの連携アプリやQUALITEなどが比較候補です。必要なプラン、追加契約、二重入力が残る作業、データの更新タイミングまで確認しましょう。
⑤ 注文・顧客データをマーケティングに活用できるか
集客のカチプロの支援経験では、導入済みのシステムに必要な連携がなく、予定していた集客施策を断念するケースがあります。POSレジを選ぶ段階で、LINEの友だち獲得やクーポン配信、注文履歴を使う施策まで検討することが大切だと考えています。
POSに商品・時間帯・会計のデータを蓄積する。
会員情報や来店履歴と結び付け、利用傾向を確認する。
LINE配信やクーポンを使い、配信後の利用も確認する。
概念図です。顧客情報との紐付け、配信、効果測定の対応範囲は、製品・プラン・連携先で異なります。
顧客情報を保存できるだけでなく、配信対象を選べるか、配信に追加費用がかかるか、担当者が日々運用できるかも確認しましょう。
⑥ お客様の注文画面・操作性と、サポートを確認する
モバイルオーダーや卓上タブレットの導入を考えている場合は、必ず導入前にショールームなどで実際の注文画面を確認しましょう。店舗で採用するデザインを実機で見て、メニューの探しやすさ、文字・写真の見やすさ、注文までの操作、画面の読み込み速度を確かめてください。
わかりづらいデザインや、画面の読み込みに時間がかかるオーダーシステムでは、お客様が注文を面倒に感じ、注文を途中で諦めたり、追加注文を控えたりする可能性があります。注文のしづらさが客単価の低下につながる場合もあるため、店舗側の使いやすさだけでなく、お客様の立場で操作することが大切です。
ショールームの画面を見るだけでなく、自店のメニュー写真・商品名・説明文・選択項目を入れた場合に、どのように表示されるかも確認しましょう。モバイルオーダーはお客様が使うスマートフォン、卓上タブレットは設置予定の端末で、メニュー表示から商品選択、注文確定まで一通り試します。通信環境によっても読み込み速度は変わるため、店舗での利用条件に近い環境での確認も相談してください。
スタッフ向けのデモでは会計だけでなく、メニュー変更、売り切れ、注文の訂正、分割会計、日次締め、売上の確認まで試します。導入後に使うスタッフにも操作してもらうと、つまずく箇所を把握できます。
- 営業時間との相性:夜間・休日に問い合わせできるか。
- 現地対応:駆けつけの対象地域、料金、受付条件はどうか。
- 通信障害:オフラインでできる操作と、できない操作は何か。
- 故障時:代替機、交換、保証、データ復旧はどう進むか。
特に、POSのオフライン利用とキャッシュレス決済のオフライン受付は別の条件です。注文を受ける方法と、支払いを受ける方法を分けて確認してください。
⑦ 2〜3年後に実現したい運用にも対応できるか
2店舗目の出店、モバイルオーダー、予約管理、LINE施策、物販・ECなど、今後の計画も伝えます。後から機能を追加できても、端末の交換や契約の変更が必要な場合があります。
乗り換え時の負担を見越して、商品・顧客・売上データを出力できるか、周辺機器を再利用できるか、契約期間と解約条件も確認しましょう。
飲食店のPOSレジに関するよくある質問
POSレジと、一般的なレジの違いは?
POSレジは会計と同時に、何が・いつ・いくつ売れたかを記録し、売上の集計や分析に使えるレジです。飲食店では、注文を厨房へ送る機能やテーブル管理なども選ぶ基準になります。ただし、POSレジを契約すればモバイルオーダーや予約連携まで自動で付くわけではなく、対応プランや追加契約の確認が必要です。
個人経営の飲食店は、どのPOSレジから比較すればよい?
業態名だけでなく、注文方法から絞ると選びやすくなります。QR注文とLINEならfunfo、持ち運ぶ会計ならSquare、先払いの券売機ならblayn、物販とECも行うならSTORESが候補です。設定やトラブル対応に不安があれば、サポートも含めてPOS+ foodなどを比較しましょう。
無料プランだけで営業できる?
会計や売上管理など、営業に必要な機能が無料プランに含まれていれば使えます。ただし「月額0円」は、導入費や決済手数料も0円という意味ではありません。ただし、端末台数、厨房への伝票出力、ハンディ、顧客管理、サポートの範囲は製品ごとに違います。実際の営業で必要な機能を洗い出し、機器代や決済手数料も含めて確認してください。
モバイルオーダーと卓上タブレットは、どちらがよい?
各卓の端末購入を抑えたいならモバイルオーダーが候補です。お客様自身のスマートフォンを使わずに注文してもらいたいなら、卓上タブレットを検討します。卓上タブレットも店舗側の通信環境や充電・保守が必要です。客層、注文回数、端末管理の負担で判断し、スタッフが注文を受ける方法も用意しましょう。
TableCheck連携を重視するなら、スマレジだけが候補?
スマレジには専用の連携アプリがあり、QUALITEもTableCheck連携を案内しています。予約・注文・会計のどこまで同期するか、必要な契約と総額、店内での操作方法を比べて選びましょう。[8]
funfoの「LINE友だち獲得」と「LINE顧客管理」は同じ機能?
機能の範囲が異なります。FreeでもLINE連携による友だち獲得が案内されていますが、顧客管理や自動配信などのLINE CRM機能はOne AIの対象です。予定する施策で、どのプランが必要かを確認してください。[1]
POSレジとキャッシュレス決済は別々に選べる?
製品と対応端末によります。funfoはSquareなど外部決済と組み合わせられ、SquareはPOSと決済を同じサービスで提供します。利用中の決済端末を使いたい場合は、型番まで伝えて対応可否と連携費用を確認しましょう。
導入後に別のPOSレジへ変更できる?
変更はできますが、データ移行、メニュー登録、端末交換、スタッフ教育などが必要です。過去の顧客・予約情報をすべて移行できるとは限りません。導入時に契約期間、データの出力、機器の互換性も確認しておくと、将来の判断がしやすくなります。
候補を2〜3製品に絞り、同じ条件で見積もり・デモを比較しよう
まず注文方法を決め、次に予約連携・LINE施策・物販などの必須機能を整理します。そのうえで、候補の2〜3製品に同じ条件で見積もりを依頼し、実際の注文から会計まで試しましょう。
見積もり依頼で伝えること:業態、席数、ピーク時の注文量、レジ・ハンディ・卓上端末の台数、先払い/後払い、予約システム、決済端末、必要な導入支援、今後の出店・集客計画。
日々の注文・会計を無理なくこなせることを優先し、予約連携やLINE施策など、今後必要になる機能も追加できるか確かめて選びましょう。
参考資料・公式情報
料金・機能は2026年10月12日に確認しました。必要な構成によって契約条件・総額が変わるため、導入時は各社の公式情報と見積もりをご確認ください。
- funfo:料金プラン・機能比較
- funfo:サービス概要・決済連携
- Square:飲食店向けPOSレジの機能・プラン
- スマレジ:料金プラン・オプション、フードビジネスプランの紹介
- ポスタス:POS+ foodの機能・サポート
- ポスタス:POS+ TTO(卓上タブレットオーダー)
- poscube:サービス概要、モバイルオーダー
- poscube:QUALITEの機能・予約連携
- blayn:POSレジ・券売機・セルフレジ
- STORES:レジ・商品/在庫連携、フリー・スタンダードの料金
飲食店の集客導線を整える
カチプロ飲食店集客ブースター
カチプロ飲食店集客ブースターは、飲食店の集客を「勘」や「気合い」だけに頼らず、 ホームページ・SEO・MEO・SNS・予約導線を整理し、来店につながる仕組みを整えるサービスです。 どんなに良い店舗でも、見つけてもらい、選ばれ、予約・来店につながる導線がなければ、思うような業績アップは目指せません。
地域で選ばれる導線を整える
SEO・MEO・店舗ページを見直し、近くでお店を探している見込み客に見つけてもらいやすい状態を目指します。
来店につながる発信を支援する
マーケティングに特化したコンサルタントが、お店の魅力を分析し、SNSやウェブサイトで来店につながる情報発信を支援します。
助言だけでなく実行まで支える
店舗と共同で集客施策を進め、実行ペースを上げながら、業績アップと継続的なグロースにつながる動きを支えます。
「集客を強化したい」「予約につながる導線を整えたい」「情報発信を改善したい」など、店舗の状況に合わせてご相談いただけます。
飲食店集客ブースターを見る※まずは現在の店舗状況・客層・集客課題を整理するところからご相談できます。

