食べログのプラン選びはどうすれば良いの?プラン選定の根拠を紹介

結論

食べログで新規集客を狙うなら、まずはベーシックプランから始めるのが基本です。

理由は、標準検索結果で店舗を優先的に表示する「アクセスアップ」が、ベーシック以上のプランに付くからです。さらに露出を強めたい場合は、いきなり最上位へ進むのではなく、まずプレミアム5の週7枠を試します。それでも費用対効果が合わなければ、SNS広告、検索広告、ほかのグルメサイトへ予算を振り分けて比較しましょう。

この記事の要点
  • ページを整える目的だけならライトも選択肢
  • 新規集客を検証するなら、アクセスアップ付きのベーシックから
  • 激戦時間帯を強化するなら、まずプレミアム5の週7枠から
  • 高いプランほど必ず集客できるわけではない
  • 判断はアクセス数ではなく、予約数・来店数・粗利まで確認する

食べログのプランは4種類

食べログPRには、ライト、ベーシック、プレミアム5、プレミアム10があります。違いは月額料金だけではありません。標準検索結果での露出を増やす「アクセスアップ」と、アクセスや予約が多い時間帯の露出をさらに強める「ゴールデンタイム強化」が、プラン選びの重要な分かれ目です。

食べログの特徴や予約手数料、店舗ページの改善方法まで確認したい方は「食べログの有料プランと集客方法」もあわせてご覧ください。

プラン月額固定費(税抜)アクセスアップゴールデンタイム強化向いている店舗
ライト10,000円なしなし店舗ページの見せ方を整えたい
ベーシック25,000円ありなし食べログで新規集客を試したい
プレミアム550,000円あり週7枠主要な曜日・時間帯の露出を強めたい
プレミアム10100,000円あり週14枠複数の曜日・時間帯を広く強化したい

料金と機能は食べログ公式の2026年8月確認時点です。契約前に、対象エリアでの提供条件、最低契約期間、プラン変更の締切、下位プランへ戻せる時期を必ず確認してください。

集客目的ならベーシックから始める理由

理由1:アクセスアップが付く最低ラインだから

食べログで集客するには、まず検索している人に店舗ページを見てもらう必要があります。ベーシック以上では、食べログ内の標準検索結果で店舗が優先的に表示される「アクセスアップ」を利用できます。

一方、ライトにはアクセスアップがありません。店舗ページの写真や紹介文を整えることはできますが、競合店の多いエリアで新規客への露出を増やす目的には弱い場合があります。そのため、「食べログから新しい予約を増やせるか」を検証する出発点はベーシックと考えます。

理由2:固定費を抑えて費用対効果を検証できるから

ベーシックの月額固定費は2万5千円(税抜)です。プレミアム5は5万円、プレミアム10は10万円なので、最初から上位プランを選ぶと、店舗ページや予約導線に問題があった場合でも大きな固定費が発生します。

まずベーシックで「露出が増えたか」「店舗ページが見られたか」「予約や来店につながったか」を確認すれば、集客上のボトルネックを見分けやすくなります。

理由3:上位プランへ進むべきか判断する基準を作れるから

ベーシックでページ閲覧や予約が増えたものの、金曜夜や土曜夜などの競争が激しい時間帯で露出が足りない場合は、プレミアム5を検討します。プレミアム5では、ゴールデンタイム強化を週7枠設定できます。

最初は予約を増やしたい主要な曜日・時間帯に絞り、週7枠で反応を確認するのが現実的です。プレミアム10は週14枠を使えますが、プレミアム5で追加費用を回収できる見込みが確認できてからでも遅くありません。

有料プランは口コミ点数を買う仕組みではありません。
食べログ公式は、店舗会員向けサービスの利用有無が点数やランキングに影響することはないと説明しています。アクセスアップとゴールデンタイム強化は「標準検索結果」での広告上の優先表示であり、口コミ評価によるランキングとは別の仕組みです。

店舗の状況別|おすすめプラン

ライトが向く店舗

  • 自然流入や指名検索がすでにある
  • 集客より店舗ページの表現を整えたい
  • アクセスアップを必要としていない

ベーシックが向く店舗

  • 食べログで新規客を増やしたい
  • まず小さく有料集客を検証したい
  • 露出、予約、来店の流れを測りたい

プレミアム5が向く店舗

  • ベーシックで一定の成果が出ている
  • 予約が集中する時間帯を強化したい
  • 主要な曜日・時間帯を週7枠で試したい

プレミアム10が向く店舗

  • 週7枠では足りない根拠がある
  • 複数の客層や時間帯を強化したい
  • 月10万円を回収できる粗利設計がある

プレミアム5へ上げる前に確認すること

ベーシックで予約が増えないからといって、すぐ上位プランへ変更するのは危険です。露出不足ではなく、店舗ページや予約導線が原因なら、広告枠を増やしても成果につながりません。

閲覧数を確認するアクセスアップ導入前後で、店舗ページの閲覧数が増えたかを確認します。
予約率を確認する閲覧数は増えたのに予約が増えないなら、写真、メニュー、コース、価格、店内情報、空席設定を見直します。
利益を確認する予約人数だけでなく、客単価、粗利、予約手数料、月額固定費を含めて黒字か判断します。
強化する枠を決めるプレミアム5を使うなら、予約を増やしたい曜日・時間帯と、狙うエリア・ジャンルを先に決めます。
契約条件を確認する最低契約期間、変更・解約の締切、ベーシックへ戻せる時期を食べログへ確認してから申し込みます。

費用対効果は「来店1人あたり」で判断する

アクセス数だけでは、広告費を回収できたか分かりません。プランの固定費、ネット予約の従量料金、値引きやポイント負担などを合算し、実際に来店した人数で割って判断します。

来店1人あたりの獲得費用 = 食べログに支払う総費用 ÷ 食べログ経由の来店人数

さらに、来店1人あたりの粗利と比較します。獲得費用が粗利を上回る状態が続くなら、予約が増えていても採算は合っていません。新規客が再来店したかまで追えると、より正確に判断できます。

期待した成果が出なければ、他の集客方法を試す

食べログの上位プランだけが選択肢ではありません。ベーシックやプレミアム5を試しても費用に見合う成果が得られない場合は、店舗の客層や商圏に合う別の集客方法へ予算を振り分けます。

SNS広告

写真や動画で料理・空間の魅力を伝え、まだ店を知らない見込み客へ届けたい場合に向きます。

検索広告

「地域名+料理ジャンル」など、今すぐ店を探している人へ直接アプローチしたい場合に向きます。

ほかのグルメサイト

楽天ぐるなびやホットペッパーグルメなど、地域・客層・予約ニーズの異なる媒体と比較します。

Googleマップ・自社SNS

有料広告だけに依存せず、店舗情報、写真、投稿、口コミ対応を積み重ねて指名来店を増やします。

媒体を変えるときも、月額料金だけでは比較できません。表示回数、店舗ページ閲覧数、予約数、来店人数、獲得費用、粗利を同じ基準で記録しましょう。主要サービスの違いは「グルメサイトおすすめ15選」でも比較しています。

まとめ|まずベーシック、強化するならプレミアム5

食べログで新規集客を目指すなら、アクセスアップが使えるベーシックから始めます。ベーシックで露出と予約の流れを確認し、競争の激しい時間帯だけ露出を強めたい場合は、プレミアム5の週7枠を試しましょう。

大切なのは、高いプランを契約することではなく、費用に見合う来店と粗利を得られるかです。成果が弱い場合はページや予約導線を改善し、それでも合わなければSNS広告、検索広告、ほかのグルメサイトへ予算を振り分けます。

どの集客方法に予算を使うべきか迷っていませんか?

店舗の商圏・客単価・現在の集客状況を確認し、食べログのプランアップがよいのか、別の施策を試すべきかを一緒に整理します。

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小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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