居酒屋におすすめのPOSレジ7選|店舗集客コンサルが要件別に客観評価

居酒屋のPOSレジは、会計だけで選ぶと失敗しやすいです。予約管理、モバイルオーダー、LINE公式アカウント、Google口コミ対策、決済手数料、入金サイクルまで見て選ぶ必要があります。
居酒屋向けのPOSレジは、おすすめがかなり限定されます。理由は、居酒屋の運営では、会計、注文、席管理、予約、飲み放題、コース、追加注文、再来店促進まで、複数の業務がつながっているからです。
特に重要なのは、予約管理システムとの連携です。居酒屋では、複数のグルメサイトを使って集客するケースが多くあります。予約台帳やサイトコントローラーとPOSレジが連携できないと、予約確認や来店管理が分断されます。
また、モバイルオーダーが使えることも重要です。ただし、単に注文できるだけでは不十分です。メニューが見やすく、追加注文を促しやすく、LINE公式アカウントの登録や口コミ投稿につながる設計になっているかまで確認しましょう。
居酒屋向けPOSレジを選ぶポイント
使いたいシステムと連携できるか
居酒屋では、POSレジ単体の機能だけではなく、外部システムとの連携が重要です。特に確認したいのは、予約管理システム、モバイルオーダー、決済端末、LINE公式アカウント、口コミ対策ツールとの連携です。
オールインワン型のシステムを導入すると、予約、注文、会計、決済をまとめやすくなります。ただし、あとから別のシステムへ乗り換える場合は負担が大きくなることがあります。
逆に、複数のツールを組み合わせる場合は、自由度が高くなります。その一方で、連携できないシステムを選ぶと、二重入力や確認漏れが起こりやすくなります。
入金サイクルが短いか
小規模な居酒屋では、キャッシュレス決済の入金サイクルも重要です。食材費、人件費、家賃、広告費、グルメサイト費用などの支払いは継続的に発生します。
キャッシュレス決済の比率が高い店舗では、売上がいつ入金されるかが資金繰りに直結します。POSレジを選ぶときは、連携する決済サービスの入金サイクルも確認しましょう。
決済手数料を低く抑えられるか
居酒屋は客単価が高くなりやすく、キャッシュレス決済の比率も上がりやすい業態です。そのため、決済手数料の差は利益に影響します。
ただし、決済手数料だけで選ぶのは危険です。入金サイクル、対応ブランド、端末費用、POS連携、会計オペレーションも合わせて比較しましょう。
LINE公式アカウントの登録数を増やせるか
居酒屋では、LINE公式アカウントの登録者数が再来店施策の土台になります。クーポン配信、宴会案内、イベント告知、季節メニューの案内などに活用できます。
ただし、友だち登録が増えなければ、LINEを運用しても効果は限定的です。モバイルオーダーや会員登録の流れで、自然にLINE公式アカウントの登録につながるかを確認しましょう。
口コミ対策までできるか
居酒屋では、Googleマップの口コミも集客に影響します。Google口コミは、MEO対策だけではなく、生成AI時代の店舗情報の見られ方にも関係していきます。
スタッフの声かけだけで口コミを増やすのは大変です。アンケートやモバイルオーダーの導線から、自然に口コミ投稿につながる仕組みがあると運用しやすくなります。
モバイルオーダーが使いやすいか
居酒屋では、モバイルオーダーが使えることは大きなメリットです。スタッフの注文対応を減らせるだけではなく、追加注文を促しやすくなります。
ただし、画面が見づらい、メニューが探しにくい、写真や動画で魅力が伝わらない場合は、注文体験が悪くなります。モバイルオーダーは、使えるかどうかではなく、使いやすいかどうかで比較しましょう。
居酒屋のPOSレジ選びで確認したいこと
- 予約管理システムと連携できるか
- グルメサイト経由の予約を管理しやすいか
- モバイルオーダーやテーブルオーダーに対応できるか
- LINE公式アカウントの登録導線を作れるか
- 口コミ対策やアンケート導線を作れるか
- 決済手数料と入金サイクルに無理がないか
居酒屋におすすめのPOSレジ7選
Funfo Business Plus
Funfo Business Plusは、居酒屋に特におすすめしやすいPOSレジです。理由は、モバイルオーダー、POSレジ、LINE公式アカウントの登録促進、口コミ対策をまとめて考えやすいからです。
居酒屋では、注文体験が売上に直結します。Funfoは、QRコードを読み込んで注文できるモバイルオーダーに対応しています。メニューの見せ方にも自由度があり、動画で料理を訴求できる点も魅力です。
さらに、LINE公式アカウントの友だち登録を増やす仕組みや、口コミを増やすための導線もあります。新規集客だけではなく、再来店と口コミ獲得まで強化したい居酒屋に向いています。
小規模店舗では、Square決済や楽天ペイなど、入金サイクルが短い決済手段と組み合わせやすい点も魅力です。コストを抑えながら、注文、LINE、口コミまで整えたい店舗は、まず候補に入れてよいでしょう。
Respo
Respoは、予約台帳、サイトコントローラー、POS、モバイルオーダー、決済端末をまとめて使いたい居酒屋に向いています。
複数のグルメサイトから予約を受けている居酒屋では、予約管理が複雑になりやすいです。Respoのようなオールインワン型は、予約管理と売上管理をまとめやすい点が魅力です。
特に、小規模な居酒屋や、これから開業する店舗では、システムを個別に組み合わせるよりも、まとめて導入できる方が運用しやすい場合があります。
一方で、オールインワン型はシステム全体への依存度が高くなります。POSだけ、予約台帳だけ、決済端末だけを個別に変えたい場合は、将来の乗り換え負担も考えておきましょう。
スマレジ・フードビジネス
スマレジ・フードビジネスは、外部連携とカスタマイズ性を重視する居酒屋に向いています。POSレジだけではなく、ハンディ、モバイルオーダー、予約管理、デリバリー管理などを段階的に拡張しやすい点が特徴です。
すでに店舗運営の流れがある程度固まっている居酒屋や、今後の多店舗展開を考えている店舗では、スマレジの拡張性が使いやすいでしょう。
TableCheckなどの予約管理システムと連携したい場合も候補になります。予約、来店、注文の情報をつなげることで、顧客管理や販促に活かしやすくなります。
POS+ food
POS+ foodは、飲食店向けの業務機能をしっかり使いたい居酒屋に向いています。ハンディオーダー、コース料理、飲み放題管理など、居酒屋で必要になりやすい機能を重視する店舗に適しています。
居酒屋では、飲み放題の時間管理、ラストオーダー、コース提供、追加注文、席時間の管理などが重要です。これらを現場で管理しやすいかどうかは、スタッフの負担に直結します。
TableCheckとの連携も候補になるため、予約情報とPOS伝票データをつなげたい店舗にも向いています。
ダイニー
ダイニーは、モバイルオーダーを軸に、LINE連携、顧客データ活用、再来店促進まで強化したい居酒屋に向いています。
QRコード注文を入口にして、LINEと連携し、来店履歴や注文データを活用できる点が特徴です。単なる注文効率化ではなく、顧客管理やCRMまで見据えたい店舗に適しています。
居酒屋では、誰が、いつ、何を注文したかが再来店施策に役立ちます。LINE配信やアンケート収集まで行いたい店舗は、候補に入れてよいでしょう。
poscube
poscubeは、予約管理システムやセルフオーダーとの連携を重視したい居酒屋に向いています。
TableCheck、ebica、TORETAなどの予約管理システムとの連携を考えている店舗では、候補になります。既存の予約管理や店舗オペレーションを活かしながら、POSを組み込みたい店舗に向いています。
また、セルフオーダーや本部機能との組み合わせも考えやすいため、複数店舗展開を見据える場合にも検討しやすいPOSレジです。
NECモバイルPOS
NECモバイルPOSは、外部サービスとの連携先が多く、飲食店のシステム全体を安定して構築したい店舗に向いています。
TableCheck、ebica、TORETAなどの予約管理システムを使いたい場合や、複数店舗で売上や顧客情報を管理したい場合に候補になります。
特に、法人運営の居酒屋、多店舗展開をしている店舗、既存システムとの連携を重視する店舗では比較対象に入れてよいでしょう。
居酒屋向けPOSレジの比較表
| POSレジ | 特徴 | 向いている居酒屋 | 重視したいポイント |
|---|---|---|---|
| Funfo Business Plus | モバイルオーダー、LINE登録、口コミ導線に強い | 小規模から中規模の居酒屋 | 再来店、口コミ、追加注文 |
| Respo | 予約台帳、POS、モバイルオーダー、決済をまとめやすい | システム費を抑えたい店舗 | 予約一元管理、低コスト運用 |
| スマレジ・フードビジネス | 外部連携と拡張性が高い | 多店舗展開を見据える店舗 | TableCheck連携、段階的な拡張 |
| POS+ food | 飲食店向け機能が充実 | コースや飲み放題が多い店舗 | ハンディ、飲み放題管理、予約連携 |
| ダイニー | LINE連携と顧客データ活用に強い | CRMを強化したい店舗 | 再来店施策、顧客管理 |
| poscube | 予約管理やセルフオーダーとの連携に対応 | 既存システムを活かしたい店舗 | 外部連携、柔軟な運用 |
| NECモバイルPOS | 連携先が多く、法人運営にも向く | 多店舗・法人運営の居酒屋 | 予約管理、システム連携、安定運用 |
目的別のおすすめPOSレジ
小規模な居酒屋ならFunfoかRespo
小規模な居酒屋では、コスト、入金サイクル、運用の簡単さが重要です。スタッフ数が限られているため、複雑なシステムは現場の負担になります。
モバイルオーダー、LINE登録、口コミ対策までまとめて強化したいならFunfo Business Plusが候補です。予約管理とPOSをまとめて低コストで運用したいならRespoが候補になります。
中規模以上でも、条件に合ったPOSレジを選ぶ
中規模以上の居酒屋であっても、必ずしも高機能なPOSレジや高価格帯のシステムを選ぶ必要はありません。
重要なのは、店舗に必要な要件を先に定義することです。予約管理システムと連携したいのか、モバイルオーダーを導入したいのか、LINE公式アカウントの登録を増やしたいのか、口コミ対策まで行いたいのかを整理します。
そのうえで、必要な機能を実装できるPOSレジを比較します。同じ要件を満たせるのであれば、導入費用や月額費用が安く、運用負担も少ないサービスを選んだ方が費用対効果は高くなります。
中規模以上の店舗では、席数やスタッフ数が多くなるため、予約管理、ハンディ運用、テーブル管理、外部連携が重要になりやすいです。ただし、それらをすべて高価格帯のシステムで実装する必要はありません。
たとえば、LINE登録や口コミ対策まで重視するならFunfo、予約管理とPOSをまとめたいならRespo、TableCheckなど外部システムとの連携を重視するならスマレジ、POS+ food、poscube、NECモバイルPOSが候補になります。
POSレジ選びでは、店舗規模だけで判断せず、必要な機能、導入費用、月額費用、決済手数料、入金サイクル、現場の使いやすさを総合的に比較しましょう。
LINE集客を重視するならFunfoかダイニー
LINE公式アカウントを再来店施策の中心にするなら、Funfoかダイニーを優先して比較しましょう。
Funfoは、モバイルオーダー、LINE友だち登録、口コミ導線をまとめて使いやすい点が魅力です。ダイニーは、LINE連携と顧客データ活用に強く、CRMを本格化したい店舗に向いています。
口コミ対策を重視するならFunfo
Google口コミを増やしたい店舗は、口コミ投稿までの導線を作れるPOSレジやモバイルオーダーを選ぶと運用しやすくなります。
スタッフの声かけだけに頼ると、忙しい時間帯には継続しにくいです。アンケートや注文体験の流れから口コミ投稿につなげられる仕組みがあると、口コミ対策を仕組み化しやすくなります。
まとめ:居酒屋のPOSレジは会計だけで選ばない
居酒屋向けのPOSレジは、会計機能だけで選んではいけません。予約、注文、決済、LINE公式アカウント、口コミ、再来店までをどうつなげるかが重要です。
小規模から中規模の居酒屋で、モバイルオーダー、LINE登録、口コミ対策をまとめて強化したいなら、Funfo Business Plusが有力です。
予約台帳、サイトコントローラー、POS、モバイルオーダー、決済をまとめたいなら、Respoが候補になります。
外部システムとの連携や拡張性を重視するなら、スマレジ・フードビジネス、POS+ food、poscube、NECモバイルPOSを比較しましょう。
LINE連携と顧客データ活用を本格化したいなら、ダイニーも候補です。
居酒屋では、追加注文、再来店、口コミ、宴会予約の積み上げで売上が変わります。POSレジは、単なる会計ツールではなく、店舗の売上と集客を支える基盤として選びましょう。
