LINEレストランプラスとは?特徴・料金・funfoとの違いを解説

LINEレストランプラスは、お客様のスマートフォンで注文を受け、POSで会計し、来店・注文データをLINEでの再来店促進に生かせる飲食店向けサービスです。 LINEヤフーが提供しています。
この記事では、どんな機能があるのか、費用はどうなっているのかを、公開情報の範囲で解説します。LINE連携に対応するfunfoとの違いや、導入を検討する際の比較ポイントも整理します。
※掲載情報は2026年10月11日時点の確認内容です。
LINEレストランプラスとは?
LINEレストランプラスは、LINEヤフーが提供する飲食店向けのパッケージサービスです。LINE公式アカウントに「レストランオプション」を組み合わせることで、モバイルオーダー、POS・ハンディ、売上・顧客管理、メッセージ配信を一体で利用できます。
2026年6月23日に正式提供が始まりました。LINE公式アカウントの管理画面では、「レストランオプション」という名称で申し込みます。
LINE公式アカウントでのメッセージ配信に、来店時の注文・会計とそのデータの活用を組み合わせられる点が特徴です。お店での利用の流れは、次のように捉えると分かりやすくなります。
- 来店中: お客様がスマートフォンで注文し、店舗は注文内容を管理してPOSで会計する。
- 来店後: 同意を得てLINEの友だちとしてつながったお客様に、クーポンやメニューの案内を届ける。
- 振り返り: 売上やメッセージ配信の効果を確認し、次の販促に生かす。
LINEレストランプラスの特徴
お客様のスマートフォンから注文できる
お客様は、店内のQRコードや専用NFCタグを読み取って注文画面を開き、自分のスマートフォンから注文します。
注文用の専用アプリのインストールや会員登録は不要です。 LINEを利用していないお客様も、標準のWebブラウザから注文できます。スタッフがハンディで注文を受け付けることもできるため、店舗の接客スタイルに合わせて運用できます。
メニューには写真や動画を掲載でき、おすすめ商品の表示や多言語翻訳にも対応しています。
POS・ハンディで注文から会計まで管理できる
POSは会計や売上を管理するレジ、ハンディはスタッフが注文を入力する端末です。LINEレストランプラスでは、注文受付、オーダー管理、会計、レシート発行、在庫管理などの機能を利用できます。
来店回数をPOS・ハンディ上で確認できるため、初めてのお客様や常連のお客様に合わせた接客にも活用できます。
来店・注文データを再来店促進に使える
モバイルオーダー時にユーザーの同意を得てLINE公式アカウントの友だちとしてつながることで、来店後もメッセージを届けられます。
来店日時、来店回数、注文内容、利用金額、誕生日などのデータを活用し、常連向けの案内や誕生日クーポンの自動配信が可能です。例えば、よく来店するお客様に季節のおすすめメニューを案内するといった使い方ができます。
売上や客数、配信の効果も確認できるため、次の販促やメニューの改善につなげられます。
初期設定から利用開始後までサポートがある
導入時には、店舗・メニュー・自動配信の設定代行や、機材の選定・設置をサポートします。利用開始後も、操作・設定のフォローや専用窓口への問い合わせが可能です。
専用NFCタグ「LINEタッチ for レストランオプション」は追加オプションとして提供されています。
LINEレストランプラスの料金
通常料金は見積もりで確認する
確認した公式の公開ページでは、レストランオプションの通常料金の具体的な金額を確認できませんでした。 導入時は、担当者への相談と見積もりを通じて確認する流れになります。
費用には、オプション利用料のほか、現地調査費、初期サポート費、機材費、機材設置費などがあります。実際に発生する金額は、契約や導入内容に応じて確認が必要です。
条件付きで実質初年度0円になるキャンペーン
公式サイトでは、次のキャンペーンが案内されています。
表は横にスクロールして確認できます。
| 対象 | キャンペーン内容 |
|---|---|
| レストランオプションのプラン費用 | 実質初年度0円・2年目半額 |
| 初期導入費用 | 条件付きで実質0円、機材プレゼント |
月額費用キャンペーンは、2026年6月〜2027年3月の間に2年契約で申し込む場合が対象です。
現地調査は別途有料で、導入機材によっては一部費用負担があります。「実質初年度0円」の対象範囲に加えて、2年目以降の費用や契約終了時の機材返却・費用負担の条件も確認しましょう。[1]
LINE公式アカウントの配信費用も確認する
メッセージ配信は、自動通知を除き、LINE公式アカウントの料金プランに準じます。
表は横にスクロールして確認できます。
| プラン | 月額固定費・税別 | 月間の無料メッセージ数 |
|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 |
| ライト | 5,000円 | 5,000通 |
| スタンダード | 15,000円 | 30,000通 |
スタンダードプランでは、従量課金で追加メッセージを配信できます。再来店促進のために継続して配信する場合は、配信先の人数と頻度を踏まえて費用を見積もりましょう。[2]
キャッシュレス決済と入金サイクルは?
LINEレストランプラスのPOS会計マニュアルでは、現金・クレジットカード・QR決済などの支払い方法を選択できることが説明されています。
これはPOS上の会計・記録に関する機能です。決済端末との自動連携や、対応するカード・電子マネー・QR決済のブランドは、別途確認する必要があります。
公式サービスページでは、オールインワン決済端末との連携を「順次対応予定」とし、対応時期・連携先は問い合わせるよう案内しています。確認した公開情報では、決済手数料や売上の入金サイクルについても具体的な記載を確認できませんでした。[1]
導入を検討する際は、対応ブランド、決済端末との連携方法、決済手数料、入金サイクルを担当者に確認しましょう。
LINEレストランプラスとfunfoの違い
funfoは、ファンフォ株式会社が提供する飲食店向けのモバイルオーダー・POSアプリです。iPad1台から利用でき、LINE連携にも対応しています。
両サービスには、スマートフォンからの注文、POSによる会計管理、来店・注文データを使ったLINE施策という共通点があります。LINE連携は両方で利用できるため、導入方法や料金体系、必要な連携機能を比較することが大切です。
表は横にスクロールして確認できます。
| 比較項目 | LINEレストランプラス | funfo |
|---|---|---|
| 提供元 | LINEヤフー | ファンフォ株式会社 |
| 基本構成 | LINE公式アカウント+レストランオプション | モバイルオーダー+POSアプリにLINEを連携 |
| 導入方法 | 現地調査・初期設定・機材設置などを経て開始 | iPad1台でアプリの無料プランを試せる。機材は別途必要 |
| 料金 | 通常料金は見積もりで確認 | 無料・有料プランの料金を公開 |
| 高度なLINE顧客管理 | パッケージに組み込み | One AIプランで提供 |
| 決済端末との連携 | 対応時期・連携先は問い合わせ | 公式ヘルプでSquare・楽天ペイ ターミナル・stera packとの直接連携を案内 |
funfoの料金プラン
funfoは2026年10月1日にプラン・料金を改定しています。旧Business Plusに対応する現行プランは、One AIです。
表は横にスクロールして確認できます。
| プラン | 月払い・税込 | 年払い時の月額換算・税込 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 |
| Lite AI | 7,700円 | 6,930円 |
| Business AI | 13,200円 | 11,880円 |
| One AI | 19,800円 | 17,820円 |
料金は1店舗あたりです。One AIには、LINEユーザープロフィール、アンケート、自動配信などの顧客管理機能が含まれます。機材費や決済手数料は、プラン料金と合わせて確認しましょう。[3]
funfoのキャッシュレス決済は入金の早さも比較する
funfoは、Square・楽天ペイ ターミナル・stera packと直接連携できます。[4]
売上の入金サイクルは、決済サービスや登録する銀行口座、契約条件によって異なります。Squareは入金先の銀行によって振込タイミングが変わり、stera packは契約条件に応じて入金サイクルを選ぶ方式です。[5]、[6]
資金繰りを重視する場合は、利用する口座で最も早く入金されるサービスを優先して比較するとよいでしょう。 そのうえで、決済手数料や振込手数料、必要な決済ブランドへの対応を確認すると、店舗に合った選択ができます。
入金サイクルや今後の機能拡張も踏まえて比較する
LINEレストランプラスは、注文・会計とLINEを使った再来店促進をまとめて運用できるサービスです。導入を考える際は、自店で効率化したい業務や、行いたい販促に必要な機能を整理すると比較しやすくなります。
今後の機能拡張としては、公式に順次対応予定とされている会計ソフトや決済端末との連携が注目点です。対応時期・連携先を確認し、現在利用できる機能と、今後追加される予定の機能を分けて判断しましょう。 [1]
導入費用・継続費用、決済手数料と入金サイクル、現在の機能と今後の拡張予定を踏まえ、funfoなどの先発サービスと比較するのがよいでしょう。 すでにPOSやモバイルオーダーを利用している店舗では、現在のサービスを基準に、乗り換えることで改善できる業務や費用を具体的に確認すると判断しやすくなります。
