STORES ネットショップとは?料金・メリット・デメリットとBASE・Shopify比較

STORES ネットショップ(ストアーズ)は、商品登録から注文受付・決済までをまとめて行えるネットショップ作成サービスです。無料で通販を始めたい事業者に加え、実店舗と通販の商品・在庫管理をまとめたい小売店にも向いています。
選ぶ目安は、小さく試すならフリー、店頭と通販の在庫を共有するならスタンダードです。フリーは月額0円・カード決済手数料5.5%。スタンダードは年間契約で月額3,300円(税込)・カード決済手数料3.6%で、STORES レジとの在庫共有も利用できます。
この記事では、STORES ネットショップでできること、料金・決済手数料、導入のメリットとデメリットを解説します。BASE・Shopifyとの違いや、開設前に決めておきたい運営方法も整理します。
料金・機能の確認日:2026年10月16日。料金は契約方法、決済手段、追加サービス等によって変わります。
店舗と通販をつなぐ
STORES ネットショップ
まずは無料プランでショップづくりを始め、必要な機能に合わせてプランを検討できます。
STORES ネットショップをはじめる店舗との在庫連携などは、利用プランによって対応が異なります。
STORES ネットショップはどんな事業者に向いている?
STORES ネットショップは、難しい制作作業を抑えて通販を始めたい事業者に適しています。さらに、実店舗で販売している商品をネットにも出し、販売と在庫を一緒に管理したい場合は、有力な選択肢になります。
実店舗がなくても利用できるため、通販だけで始める場合も候補になります。一方、独自のデザインや購入画面を細かく作りたい場合は、編集できる範囲が要件に合うかを確認しましょう。
店頭と通販の
在庫をまとめたい
スタンダードとSTORES レジの連携を軸に、店舗全体の運営を整える。
固定費を抑え
少量から試したい
無料プランの機能、販売手数料、管理画面の使いやすさを比べて選ぶ。
自社通販を
積極的に作り込みたい
デザインや機能の拡張に投資し、独自の販売・運営の仕組みを育てる。
選び方の目安です。STORESの無料プランで、スタンダードの店舗・通販連携機能をすべて使えるわけではありません。必要な連携と利用条件を確認して比較しましょう。
同じ月商でも、通販だけを行う事業者と、店舗の在庫を通販でも販売する小売店では必要な機能が異なります。通販の規模・店舗との連携・必要なデザイン・運営に使える時間の4点を整理してから選ぶと、導入後の負担を見積もりやすくなります。
STORES ネットショップとは?できることと基本機能
ショップの作成から商品登録、注文受付、決済まで、通販の基本機能をまとめて利用できます。導入前には「何を売れるか」「どう見せられるか」「店舗と何を共有できるか」を確認しましょう。
STORESにはネットショップ以外にも、POSレジやキャッシュレス決済などのサービスがあります。ネットショップでの決済と、店頭で使う「STORES 決済」は利用場面も手数料も異なります。通販に必要な費用は、ネットショップ向けの料金で確認してください。
商品販売・注文管理・複数の支払い方法に対応する
商品の写真、説明、価格、送料などを登録し、注文や購入者情報を管理できます。物販のほか、予約販売、定期販売、ダウンロード販売、電子チケットなどにも対応しているため、扱う商品に合う販売方法を検討できます。
支払い方法には、クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、PayPal、あと払い(ペイディ)、atone、楽天ペイ、PayPay残高などがあります。Amazon Payや代引きなど、プランによって対応が異なるものもあり、商品・販売方法によって使える決済も変わります。
テンプレートを使ってショップのデザインを整えられる
デザインテンプレートや編集機能を使って、写真、ロゴ、背景色、文字、バナーなどを設定できます。プログラミングの知識がなくても、商品の雰囲気に合わせた見せ方を作りやすい点が特徴です。
まずは主力商品の写真と説明を入れてみると、自店に合う見せ方ができるかを判断しやすくなります。デザイン変更の制約は、後述するデメリットで整理します。
STORES レジと連携し、実店舗と通販の在庫を一元管理できる
スタンダードプランでは、STORES ネットショップとSTORES レジの在庫共有を利用できます。同じ商品を店頭と通販で販売し、販売に応じて共通の在庫数を減らす運営が可能です。
ただし、プランに加入するだけで、すべての商品が意図どおりに連携されるわけではありません。商品・バリエーションの登録を整理し、在庫共有の設定と、店頭販売・通販注文それぞれの動きを確認する必要があります。
入荷・返品・棚卸しも管理
通販の注文分も在庫に反映
スタンダードで在庫共有を設定して利用します。商品・バリエーションをそろえ、両方の販売と在庫変更が意図どおりに反映されるかを確認しましょう。
クーポン・メルマガ・外部サービス連携で運営を広げられる
クーポン、メールマガジン、再入荷リクエスト、レビューなど、購入や再購入を後押しする機能が用意されています。Instagram販売連携やGoogle Merchant Centerとの連携など、商品を知ってもらうための機能もあります。
会計・受注管理などの外部サービスとの連携も検討できますが、連携先の契約や利用料が必要になる場合があります。必要な機能が基本プランに含まれるか、別料金になるかを分けて確認しましょう。
STORES ネットショップの料金・手数料と、プラン変更の目安
新しく導入する場合は、月額無料のフリープランと、有料のスタンダードプランを中心に比較します。スタンダードは決済手数料を抑えられるだけでなく、STORES レジとの連携など、運営に使える機能も広がります。
料金表は横にスクロールできます。
| 項目 | フリー | スタンダード |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額料金 | 0円 | 年間契約:3,300円/月 月額契約:3,960円/月 税込・店舗ごと |
| クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込の決済手数料 | 5.5% | 3.6% |
| PayPay残高・楽天ペイ・PayPal・あと払い(ペイディ)・atone・キャリア決済 | 6.5% | 4.6% |
| Amazon Pay | 利用不可 | 対応・手数料4.6% |
| STORES レジとの在庫連携 | 対象外 | 利用可能 |
| 独自ドメイン・STORESロゴ非表示・配送日指定 | 対象外 | 利用可能 |
ネットショップ向けの料金です。対面決済の料率ではありません。コンビニ決済・キャリア決済には別途購入者負担の支払手数料がかかります。代引きはスタンダードで利用でき、STORESの決済手数料はありませんが、配送会社の代引きに関する費用は別途確認が必要です。端末・周辺機器・オプション等の費用は含みません。
旧ベーシックプランは2026年3月24日をもって新規受付を終了しています。これから有料プランを導入する場合は、スタンダードを基準に検討しましょう。古い記事のベーシック料金を、そのまま新規契約の費用として比較しないようにしてください。
決済手数料は、送料を含む注文金額にかかる
決済手数料は、送料を含む1注文ごとの支払金額に料率を掛け、小数点以下を切り上げて計算します。購入者が送料を払う場合でも、その金額は計算の対象です。
フリーでは3,500円×5.5%=192.5円を切り上げて193円、スタンダードでは3,500円×3.6%=126円です。商品代だけで計算すると、実際の手数料負担を小さく見積もってしまいます。
売上金の入金時期・振込手数料にも注意する
通常の入金は月末締め・翌月末払いで、振込手数料は275円です。各種手数料を差し引いた入金額が1万円未満の場合は、振込設定によって翌月以降に繰り越されるか、事務手数料275円を追加して振り込まれるかが変わります。
早期入金の「スピードキャッシュ」は、通常の決済手数料に加えて、フリーで3.5%、スタンダードで1.5%の手数料と振込手数料275円がかかります。最短翌日の振込に対応しますが、休祝日や利用条件もあるため、毎回使う前提なら追加費用まで試算しましょう。
仕入れ代や配送費を先に支払う小売店は、売れた時点と銀行口座に入る時点を分けて考える必要があります。売上が伸びていても手元資金が不足しないよう、入金までの期間を見込んでおきましょう。
有料プランへの切り替え目安は、手数料だけなら月商約17.4万円から
フリーとスタンダードの料率差は、同じ決済手段で比較すると1.9ポイントです。カード決済など共通の条件で比べた場合、手数料の削減額が月額料金を上回る目安は次のとおりです。
表は横にスクロールできます。
| 契約方法 | 月額料金 | 月商の概算目安 |
|---|---|---|
| 年間契約 | 3,300円 | 約17.4万円 3,300円÷1.9% |
| 月額契約 | 3,960円 | 約20.9万円 3,960円÷1.9% |
当記事の試算。送料を含む注文金額で、決済手数料率の差が1.9ポイントとなる決済のみを想定。振込・追加機能費用、注文ごとの端数処理等を除く概算です。目安は万円単位で小数第2位を切り上げています。代引き等を含む売上全体に、一律に当てはまる数値ではありません。
ただし、在庫連携や独自ドメイン、配送日指定が必要なら、目安の月商に達する前からスタンダードを選ぶ理由があります。逆に、季節限定の通販では、繁忙月だけでなく年間の売上と契約費用で判断しましょう。
年間契約の料金は3,300円×12か月で39,600円です。年間契約には月払いと一括払いがあり、月払いでも契約期間は1年になります。契約期間の途中で解約しても返金はなく、継続停止は次回更新時となるため、支払い頻度と契約期間を混同しないことが大切です。
STORES ネットショップを導入するメリット
1.無料で商品販売を始め、需要を確かめやすい
フリープランは初期費用・月額費用が0円で、商品数の上限を気にせず登録できます。最初は実店舗の人気商品を中心に掲載し、通販での反応を確かめる始め方ができます。
売上がまだ読めない段階で月額料金を抑えられるため、商品写真や梱包材など、販売準備に予算を回しやすくなります。最初から大量の商品を載せず、売れ行きと発送の負担を見ながら増やす方法もあります。
2.レジと連携して、在庫の二重管理を減らせる
STORESの強みは、通販サイトの作成に加えて、実店舗との連携を考えやすいことです。スタンダードで在庫共有を設定すると、店頭で売れるたびに通販用の在庫を手作業で減らす負担を抑えられます。
色・サイズなどのバリエーションが多いアパレル店や、1点物を扱う雑貨店では、同じ商品の二重販売を防ぐ運営が重要です。システム連携と合わせて、入荷、返品、破損、棚卸しのときの在庫変更もルール化しておくと管理しやすくなります。
3.店舗と通販に必要なサービスをまとめて検討できる
スタンダードは、ネットショップとPOSレジ、キャッシュレス決済などを横断して使う料金プランです。すでに店舗向けの有料システムを使っている場合は、通販を追加する費用だけでなく、既存システムを置き換えたときの総費用も比較できます。
ただし、すべての周辺サービス・機能が基本料金に含まれるわけではありません。ポイント・ランクやブランドアプリなどの追加サービス、端末、周辺機器は、必要な構成に応じて確認しましょう。
STORES ネットショップのデメリットと注意点
1.無料プランと有料プランで使える機能が異なる
無料でショップを開設できても、独自ドメインやSTORESロゴの非表示、配送日指定、店舗との在庫連携などが必要になると、有料プランの検討が必要です。
たとえば、ギフト商品の通販でお届け日を指定してもらいたい店と、発送日の目安だけを案内する店では、必要な機能が違います。月商だけを見て無料プランを選ぶと、運営を始めてから追加契約が必要になる場合があります。
2.デザインや独自機能の作り込みには制約がある
テンプレートと編集画面でショップを整えやすい一方、HTML・CSSの直接編集を前提とした自由な制作には向きません。複雑な商品選択や独自の購入画面、細かな外部システム連携が必要なら、実現可能な範囲を先に確認しましょう。
デザインや機能を積極的に開発していきたい場合は、Shopifyも比較対象です。見た目の好みだけでなく、将来必要になる機能まで含めて選ぶと、後から作り直す負担を見積もりやすくなります。
3.仕入れ代の先払いと、導入時の作業負担がある
通常の売上入金は翌月末なので、仕入れや広告の支払いが先に来る場合は資金が必要です。少額売上の繰り越しや早期入金の費用も、手数料表だけでは見落としやすい点です。
また、店舗との連携を目的に導入する場合は、既存のレジや決済端末をそのまま使えるか確認してください。導入機器、商品データの移行、スタッフへの説明など、切り替え時にかかる負担もあります。
4.開設だけで集客できるわけではない
STORES ネットショップは、自店の通販サイトを作るサービスです。大きなモールに出店したように、自動的に多くのお客さまが来ると期待するのは避けましょう。実店舗での案内、SNS、検索、広告などから訪問してもらう導線が必要です。
導入費用を見積もる際は、商品撮影や情報発信に使う時間、必要に応じた広告費も含めましょう。具体的な集客方法は、比較の後に紹介します。
操作のしやすさや費用への評価は、商材・売上規模・利用プランによって変わります。この記事で整理した機能から見ると、テンプレートで始めたい人や、STORES レジと在庫を共有したい店には候補になり、独自の画面を開発したい人には制約があると判断できます。口コミを読む場合も、自店と近い条件か、現在のプランについての評価かを確認しましょう。
STORES・BASE・Shopifyを比較|どれが自店に合う?
3サービスの選び分けは、月商の大小だけでは決まりません。小さく始めるなら無料プラン同士、店舗との在庫共有が必要ならレジを含む構成、独自機能が必要なら制作・保守まで含む構成で比べましょう。
比較表は横にスクロールできます。
| 比較項目 | STORES | BASE | Shopify |
|---|---|---|---|
| 選ぶ際の軸 | 店舗と通販を一緒に運営する | 固定費を抑えて始め、Appsで販売方法を広げる | 自社通販の機能やデザインを作り込む |
| 主な月額料金 | フリー:0円 スタンダード:年間契約3,300円/月額契約3,960円 税込・店舗ごと | スタンダード:0円 グロース:年払い月換算16,580円/月払い19,980円 | Basic:年払い月換算3,650円 追加アプリ・制作費等は別途 |
| 通常のカード決済時の手数料 | フリー:5.5% スタンダード:3.6% | スタンダード:決済・サービス利用料合計6.6%+40円/注文 グロース:2.9% | Basic:Shopify Paymentsで3.55%〜 |
| 実店舗との連携 | スタンダードでSTORES レジと在庫共有 | 利用中のPOS等との対応・追加費用を確認 | Shopify POSや外部連携を含めて構成を検討 |
| デザイン・拡張 | テンプレート・編集機能で構成。HTML・CSSの直接編集には非対応 | テーマ・Apps・HTML編集で対応。変更できない画面もある | テーマ・アプリ・開発機能を組み合わせて拡張しやすい |
| 導入前の確認点 | 無料・有料の機能差と、店舗全体の費用 | 注文単価・件数に応じた手数料と必要なApps | 追加機能・制作・運営・保守の総費用 |
BASEはPayPay・Amazon Pay・PayPalで通常の料率に1%が加算され、PAY IDアプリ経由は別体系です。STORESも決済手段により料率が変わります。Shopifyはカード種別や決済方法によって料率が異なり、外部決済を使う場合は別途取引手数料が発生する場合があります。
BASEとの比較は、無料プランの費用と販売方法から考える
通販を少量から試すなら、STORES フリーとBASE スタンダードの両方が候補になります。通常のカード決済だけで比べると、STORESは5.5%、BASEは6.6%+40円/注文です。とくに注文単価が低い場合は、1注文ごとの固定手数料の差も確認しましょう。
一方、BASEにはAppsを追加して販売方法を広げる仕組みがあります。必要な販売機能やテーマ、管理画面の使いやすさも比べ、料金だけでは判断しきれない違いを確認してください。詳しくは、BASE導入ガイドで解説しています。
Shopifyとの比較は、作り込みたい範囲と運営体制から考える
Shopifyは、独自のデザインや機能を育てながら、自社通販を事業として伸ばしたい場合に向いています。テンプレートの設定だけでは足りない要件があるなら、実現する方法と必要なアプリ・開発費用を見積もりましょう。
STORESは、用意された機能と店舗向けサービスの連携で、運営をまとめたい場合に比較しやすいサービスです。レジの在庫共有で十分なのか、独自の仕組みを開発する必要があるのかで、選び方が変わります。詳しくは、Shopify導入ガイドも参考にしてください。
同じ注文条件で、月額料金と販売時手数料を試算する
送料を含む平均注文単価を5,000円にそろえ、通常のカード決済で比較すると、次の概算になります。無料プランと有料プランの費用が逆転するタイミングも確認できます。
費用比較表は横にスクロールできます。
| プラン | 月商6万円 12注文 | 月商30万円 60注文 | 月商100万円 200注文 |
|---|---|---|---|
| STORES フリー | 3,300円 | 16,500円 | 55,000円 |
| STORES スタンダード(年間契約) | 5,460円 | 14,100円 | 39,300円 |
| BASE スタンダード | 4,440円 | 22,200円 | 74,000円 |
| BASE グロース(年払い月換算) | 18,320円 | 25,280円 | 45,580円 |
| Shopify Basic(年払い月換算) | 5,780円 | 14,300円 | 39,150円 |
当記事の試算。STORESは5.5%/3.6%、BASEは通常カード決済の6.6%+40円/注文または2.9%、ShopifyはShopify Paymentsの3.55%を適用できるカード決済のみを想定。PAY ID経由注文、追加機能・テーマ・制作・保守・振込・早期入金の費用、原価、配送・梱包・広告費は含みません。月額料金は各社の掲載額で、請求時の税の調整等は含めていません。Shopifyは概算のため、実際の決済単位の端数処理等で差が生じる場合があります。
この条件では、STORES フリーは月商6万円でBASE スタンダードより月1,140円、月商30万円で月5,700円低い計算です。まず固定費なしで試したい場合は、手数料と必要な機能の両方を比べると選びやすくなります。
月商100万円でのSTORES スタンダードとShopify Basicの差は、上の概算では150円です。料金差が小さければ、必要な機能と日々の作業をどれだけ減らせるかで比較する方が、実際のコスパを判断しやすくなります。
乗り換えでは、料金差に加えて商品・顧客・注文データの移行、独自ドメインや商品URL、定期販売の扱いを確認します。デザインの再作成やスタッフの習熟にかかる負担も含め、移行するメリットがあるかを判断しましょう。
STORES ネットショップの売上につなげるマーケティングの具体例
サービスを選んだら、次は「誰に、どこで商品を知ってもらうか」を決めます。実店舗があるなら来店客への案内、通販だけで始めるならSNSや検索など、最初に取り組む集客経路を絞ると運営しやすくなります。
実店舗とInstagramから、商品ページへ案内する
実店舗がある場合は、店頭POPや購入後の案内に通販のQRコードを載せ、「遠方からでも買える」「気に入った商品を後日買い足せる」など、利用する場面を伝えます。SNSでは、紹介した商品を探し直さず購入できるよう、その商品ページへ案内します。
Instagram販売連携を使う場合は、STORESとMetaの双方で設定や条件の確認が必要です。連携だけを目的にせず、アパレルの着用例、雑貨の使用場面、食品の内容量など、使うイメージが伝わる写真・動画を準備しましょう。
商品情報を整え、検索と購入前の疑問に対応する
商品名だけでなく、サイズ、素材、使い方、発送予定、送料、返品条件を具体的に記載します。実物を見られないお客さまが、購入前に判断できる情報をそろえることが大切です。
検索からの集客では、「トートバッグ 軽量」「焼き菓子 ギフト」など、商品の種類と選ばれる理由が伝わる商品名・説明に整えます。Google Merchant Centerの連携も選択肢ですが、連携先の審査や掲載条件があり、設定だけで検索流入が増えるわけではありません。
クーポン・メルマガ・再入荷通知で、再購入のきっかけを作る
新商品や関連商品の案内、品切れ商品の再入荷通知など、購入者が必要とするタイミングで情報を届けます。クーポンは値引き後の利益を計算し、まとめ買いや再購入を促す目的に合わせて使いましょう。
店舗と通販の会員・ポイントまで統合したい場合は、在庫共有とは別に、対応する追加サービスと料金の確認が必要です。「レジをつないだから、顧客施策もすべて共通になる」と考えないようにしてください。
「注文金額-原価-決済手数料-配送費-梱包費-販促費」を確認し、月額料金と作業時間も考慮します。送料を購入者から受け取る場合は注文金額に含め、配送会社に支払う実費を差し引いて考えましょう。
STORES ネットショップ導入前に決めることと、開設の流れ
開設操作の前に、商品と採算、在庫、発送の体制を決めると進めやすくなります。実店舗と通販を一緒に運営する場合は、店舗の通常業務に無理なく組み込めるかも確認しましょう。
- 商品・販売価格・送料を決める
原価と手数料、梱包・配送費を確認し、利益を残せる商品構成を考えます。返品や配送中の破損への対応も整理します。
- 在庫とレジ連携の方法を決める
店舗と共通の在庫を使うか、通販専用に分けるかを決めます。在庫共有を使うなら、プラン、レジ端末、商品・バリエーションの登録方法を確認します。
- アカウントを登録し、ショップを作る
ショップ情報を設定し、テンプレートを選んで商品写真・説明・価格を登録します。必要な機能を基準に、フリーかスタンダードかを選びます。
- 決済・発送・販売条件を設定する
決済方法、送料、発送予定、返品条件、事業者情報、特定商取引法に基づく表記などを整えます。必要な本人確認や決済審査も進め、販売する商品に必要な許可等がある場合は確認してください。
- 表示・設定を確認して公開し、受注の流れを確かめる
公開前にスマートフォンで商品情報・送料・販売条件を確認します。公開後は注文の受け付け、在庫反映、発送案内まで支障なく進むかを確認し、店頭やSNSから案内を始めましょう。
店舗の商品を通販へ広げる考え方は、小売店のネット通販の始め方ガイドも参考にしてください。
STORES ネットショップの導入でよくある質問
STORES ネットショップは本当に無料で使えますか?
フリープランは初期費用・月額費用が0円です。ただし、販売時の決済手数料と売上金の振込費用がかかります。配送・梱包・広告なども別費用で、店舗との在庫連携や独自ドメインなどが必要なら有料プランを検討します。
ベーシックプランとスタンダードプランは違いますか?
ベーシックは旧プランで、新規受付は終了しています。これから有料で始める場合は、ネットショップに加えてレジ・決済などのサービスを横断して使うスタンダードが検討対象です。旧プランの料金が書かれた記事と混同しないようにしましょう。
STORESとBASEなら、小売店にはどちらが向いていますか?
少量から試すなら、無料プランの手数料と必要な販売機能を比較します。店頭と通販で同じ在庫を使い、レジと一元管理したい場合は、STORES スタンダードとSTORES レジの組み合わせが候補です。すでに使っているシステムの切り替え費用も確認しましょう。
安心して購入してもらうために、ショップ側で何を準備しますか?
サービスにはSSLや3Dセキュアなどの仕組みがあります。ショップ側でも、事業者情報・連絡先・配送や返品条件を正確に示し、問い合わせに対応できる体制を整えましょう。届く時期や返品の可否がわかる説明は、初めて購入する人の不安を減らすことにつながります。
ログイン・管理画面はどこから開きますか?スマートフォンでも使えますか?
公式サイトのログインからWeb管理画面(ダッシュボード)へ進み、ネットショップの項目を開きます。管理画面はスマートフォンにも対応していますが、CSVを使う一部機能などはPC限定です。店頭で会計するSTORES レジのアプリと、ネットショップの管理画面は役割が異なります。
実店舗がなくてもSTORES ネットショップを使えますか?
はい。実店舗やSTORES レジがなくても、ネットショップだけで利用できます。通販のみで始める場合は、必要な販売機能と売上見込みからプランを選び、商品の保管・梱包・発送と集客の方法を準備しましょう。
購入者からの問い合わせや、発送の対応は誰が行いますか?
商品、注文、発送、返品などへの対応は、ショップ側で担当者と手順を決めて行います。STORESを使っていても、実際の梱包や発送をすべて代行してもらえるわけではありません。システム操作や不具合の相談は、管理画面や公式ヘルプに案内されている窓口を利用します。
まとめ|STORES ネットショップは、店舗と通販の運営を合わせて判断する
STORES ネットショップは、無料で通販を始めたい事業者と、実店舗と通販をまとめて運営したい小売店の両方が検討できるサービスです。とくに、STORES レジとの在庫共有を使いたい場合は、スタンダードが候補になります。
まずは主力商品を数点選び、無料プランで写真・説明を登録して、見せ方と操作感を確認しましょう。そのうえで、在庫共有などの有料機能が必要か、想定売上に対して手数料と月額料金が見合うかを判断すると、次の一歩を決めやすくなります。
集客のカチプロでは、商品ページの情報整理から、SNS・SEO・リピート施策まで、通販の集客導線づくりをご相談いただけます。店舗のお客さまを通販につなげる方法や、優先する施策を整理したい方は、お気軽にご相談ください。
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