Shopifyとは?料金・カスタマイズ例・マーケティング自動化を解説

Shopifyとは?できること・料金・向いている事業者をわかりやすく解説
自社通販を育てるためのShopify導入ガイド

Shopify(ショッピファイ)は、ネットショップの作成から決済、商品・注文・顧客の管理まで行えるECプラットフォームです。デザインや販売機能をカスタマイズし、購入後のフォローや運営業務も自動化しながら、自社通販を育てたい事業者に向いています。

本格的なオンラインストアを作るBasicは、年払いで月あたり3,650円、月払いで4,850円です。ただし、実際の費用には決済手数料、必要なアプリ、制作・保守なども加わります。選ぶポイントは、月額料金の安さだけでなく、実現したい販売方法と運営体制に合うかです。

この記事では、Shopifyでできること、料金、メリット・デメリット、BASE・STORESとの違いを整理します。レビューや定期購入などのカスタマイズ例と、マーケティング自動化の具体例も紹介します。

料金・機能の確認日:2026年10月16日。料金は日本向け公式掲載額をもとに記載。契約・決済・税・追加サービス等の条件により実際の請求額は異なります。

Shopifyはどんな事業者に向いている?

Shopifyが候補になるのは、商品を販売するだけでなく、ブランドの見せ方、商品の探しやすさ、購入後の接点まで改善したい場合です。自社で企画した商品を直接届けるD2Cブランドや、通販のリピーターを増やしたい小売店などに適しています。

たとえば、アパレルならサイズ・素材別の絞り込み、食品なら定期購入や配送日時指定、雑貨ならギフト提案や関連商品の表示が考えられます。「誰の、どんな買いにくさを解消するか」が具体的になるほど、必要なカスタマイズを選びやすくなります。

導入判断の目安は、改善したい販売方法と担当者が決まっているか

必要な機能を追加できても、商品情報の更新や配信内容の見直しを行う担当者は必要です。実現したいこと・追加費用・運営に使える時間を整理しましょう。月額固定費なしで少量から試したい場合はBASEやSTORES、店頭と通販の在庫共有を優先する場合はSTORES レジを含む構成も比較対象になります。

Shopifyとは?できることと基本機能

Shopifyは、クラウド上でネットショップを構築・運営するサービスです。自分で通販システムを一から開発する負担を抑えながら、標準機能、デザインテーマ、追加アプリを組み合わせて運営できます。

商品・注文・在庫・顧客をまとめて管理する

商品の写真、価格、色やサイズなどのバリエーションを登録し、注文受付、決済、出荷状況を管理できます。顧客の購入履歴や顧客セグメントを使い、初回購入者とリピーターで案内を変える運営も検討できます。

商品管理、配送、顧客管理は、通販の土台になる機能です。配送日時指定や独自のポイント制度などは、標準設定だけで足りるか、アプリが必要かを個別に確認します。

店舗・SNS・外部の販売チャネルとつなぐ

Shopify POSを使った実店舗販売や、SNS・外部サービスとの連携を検討できます。ただし、どのチャネルでも商品・顧客・注文が同じように連携されるとは限りません。対応地域、連携先の審査、必要なアプリや機器を確認して構成を決めます。

店舗との連携では、同じ商品を店頭と通販で販売するほか、店舗受取なども検討対象です。日本の店舗で使う決済端末や既存POS、出荷システムを含め、実際の業務がつながるかを確認しましょう。

ブログ・SEO・海外販売まで運営を広げる

商品ページやコレクション(商品一覧)、ブログ、固定ページを使い、商品を探す人へ情報を届けられます。検索用タイトルや説明文などを整える機能はありますが、開設だけで検索上位になるわけではありません。商品選びに役立つ情報と、探しやすい構成が必要です。

海外向けには、マーケットごとの販売設定、翻訳、通貨などを検討できます。越境ECでは翻訳に加え、配送、決済、関税・返品への対応まで準備するため、国内通販をそのまま海外に公開するだけで完了するとは考えないようにしましょう。

Shopifyのカスタマイズはどこまでできる?方法と代表例

カスタマイズは、大きくテーマの設定、アプリの追加、コード編集・独自開発に分かれます。まず標準設定でできる範囲を確かめ、足りない部分を補うと、費用と保守の負担を抑えやすくなります。

図解|実現したい内容に合わせて、変更する方法を選ぶ
01

写真・色・配置を
ブランドに合わせたい

テーマ設定

テーマエディタで調整。必要な表示やレイアウトがあるテーマを先に選ぶ。

02

レビュー・定期購入など
機能を増やしたい

アプリ追加

目的に合う機能を導入。料金、テーマとの相性、運用方法を確認する。

03

独自の表示・業務連携を
実現したい

編集・開発

テーマコードやAPIを利用。実装費に加え、更新・改修の担当者も決める。

デザインはテーマ編集から始め、商品ごとの情報も整える

テーマエディタでは、用意されたセクションやブロックの追加・配置変更、配色などを調整できます。設定で実現できない表示は、HTML・CSSやShopifyのテンプレート言語であるLiquidなどを使った編集を検討します。

素材、サイズ表、お手入れ方法など、商品ごとに異なる情報は「メタフィールド」という追加項目で管理できます。対応するテーマに接続すれば、同じレイアウトに商品別の情報を表示でき、説明の抜けやページごとのばらつきを減らす設計に役立ちます。

人気のカスタマイズを、購入前後の課題から選ぶ

ここでは、レビュー収集などの定番の用途と具体的なアプリ例を紹介します。掲載順は人気ランキングではありません。すべてを導入するのではなく、自店の購入者が困っている点から優先順位を決めましょう。

カスタマイズ例の表は横にスクロールできます。

Shopifyで検討したいカスタマイズとアプリ例
目的追加する機能・アプリ例導入時の確認点
購入前の不安を減らすレビュー表示・依頼メール
例:Judge.me
写真付きレビューの表示、依頼のタイミング、無料・有料の機能差
商品を探しやすくする色・サイズ等の絞り込み
例:Shopify Search & Discovery
テーマの対応と、商品属性の入力ルール
一緒に買う商品を提案する関連商品・付加的な商品の表示
例:Shopify Search & Discovery
表示できるテーマ・商品条件と、組み合わせの妥当性
継続して届ける定期購入
例:Shopify Subscriptions
対応する決済方法、配送周期、スキップ・解約の流れ
リピート購入を後押しするポイント・会員ランク
例:easyPoints
付与・利用・返品時のルール、必要プラン、値引き後の利益
受け取りやすくする配送希望日時・出荷伝票CSV
例:配送日時指定 .amp
休業日・締切時刻、受注から出荷までの情報連携、表示場所

機能例であり、導入実績の順位や売上効果を示すものではありません。アプリの対応プラン・料金・仕様は個別に異なります。Shopify Search & DiscoveryとShopify Subscriptionsは無料アプリですが、ストアの契約や決済等の費用は別途必要です。

たとえば、食品の定期便なら、定期購入だけでなく配送スケジュールと問い合わせ対応まで決めます。レビューを追加する場合も、表示欄の設置に加え、購入者へいつ依頼し、届いた意見を商品説明にどう活かすかまで考えると運営につながります。

商品ページの編集と、チェックアウトの変更は範囲が異なる

通常プランでもテーマ編集はできますが、購入手続きの画面を自由に作り替えられるわけではありません。Basic以上でも配色・ロゴなどの設定や対応アプリによる一部の拡張は可能です。一方、チェックアウトの「情報・配送・決済」ページへUIを追加するアプリは、Shopify Plusが対象です。

配送日時指定をカート画面で受け付ける方法と、チェックアウト内へ追加する方法では条件が変わります。制作を依頼するときは、機能名だけでなく「どの画面で、何を入力・表示したいか」を伝え、対応プランを確かめましょう。Plusでも、すべての仕様を制限なく変更できるわけではありません。

Shopifyの料金・手数料と、総費用の考え方

独立したオンラインストアを構築する場合は、Basic・Grow・Advancedを中心に比較します。SNSなどでの簡易販売向けプランとは用途を分けて考えましょう。

料金表は横にスクロールできます。

Shopifyの主な料金プラン(日本向け公式掲載額)
項目BasicGrowAdvanced
月払い4,850円/月13,500円/月58,500円/月
年払いの月額換算3,650円10,100円44,000円
Shopify Paymentsのオンライン標準カード料率3.55%3.4%3.25%
外部決済サービス利用時の取引手数料2%1%0.6%
追加スタッフアカウント追加不可最大5名最大15名

標準カード料率はすべての決済に共通ではなく、カード種別等で異なります。外部決済の取引手数料には対象外となる決済等があり、適用時は決済事業者側の手数料も確認します。税の扱いは登録情報・請求条件により異なるため、契約画面で確認してください。年払いの月額換算は、月払い契約の料金ではありません。

Shopify Plusは3年契約で月額368,000円からの掲載です。高度なチェックアウト拡張などが必要な場合に検討します。通常プランに実店舗向けの高度な機能を追加するPOS Proは、1ロケーションにつき月額13,000円で、機器等の費用は別です。

制作費・アプリ・保守まで含めて、月々の負担を見積もる

月額料金のほかに、決済手数料、独自ドメイン、有料テーマ、アプリ、制作・改修費がかかる場合があります。アプリには固定月額だけでなく、注文数、顧客数、配信量などに応じて費用が増えるものや、米ドル建てのものもあります。

例:Basicで月商30万円・アプリ予算を月5,000円とした場合

年払いの月額換算3,650円+カード決済手数料10,650円(30万円×3.55%)+アプリ予算5,000円=月19,300円の概算です。アプリ予算は説明用の仮定で、相場や特定の構成の料金ではありません。税の調整、ドメイン、制作・保守、原価・配送・広告等は別です。

上位プランへの変更は、料率差と必要機能で判断する

年払いのBasicとGrowでは月額換算の差が6,450円、標準カード料率の差が0.15ポイントです。この料率を適用できる決済だけなら、6,450円÷0.15%=月商約430万円で、手数料の削減額と月額差が同程度になります。

ただし、これは税や端数処理等を除く概算です。複数スタッフでの運営や、後述するFlowのHTTPリクエスト送信が必要なら、売上が目安に届く前でもGrowを選ぶ理由があります。利用したいアプリのために、必ず上位プランが必要になるとは限りません。

Shopifyを導入するメリット

1.ブランドと商品に合う購入体験を作りやすい

テーマの見た目だけでなく、商品情報、絞り込み、関連商品の表示まで調整できる点が強みです。たとえば、アパレルなら着用写真とサイズの選び方をそろえ、商品数が増えても目的の服へたどり着きやすい構成を考えられます。

2.販売後のフォローと社内の定型作業をつなげられる

購入履歴や注文・在庫の変化をきっかけに、メール配信、顧客や注文へのタグ付け、担当者への通知などを設計できます。毎回同じ確認・転記をしている作業を減らし、商品企画や接客に使う時間を確保することが、導入の価値になります。

3.事業の成長に合わせて機能を追加できる

最初は国内向けの物販から始め、必要になった段階で定期購入、実店舗連携、海外販売などを検討できます。将来の追加要件を想定して選べる点はメリットですが、どんな成長でも必ず乗り換え不要になると保証されるものではありません。

Shopifyのデメリットと導入前の注意点

1.追加機能が増えるほど、費用と管理が複雑になる

似た機能のアプリを重ねると、料金だけでなく、表示の重複や設定の競合も確認する必要が出てきます。導入ごとに目的、費用、管理担当、停止した場合の影響を記録しておくと整理しやすくなります。

2.自由度を活かすには、設定・検証・保守の担当者が必要

コード編集や外部システムとの連携を行う場合は、テーマやアプリの更新に伴う確認が必要です。制作会社へ依頼するなら、公開後の軽微な修正、障害対応、追加開発の範囲と料金も見積もりに含めましょう。

領収書、配送日時、ギフト、ポイント、会員情報の変更・退会など、国内通販で必要な運用も一覧にします。標準機能、アプリ、スタッフの対応のどれで実現するかを決めると、公開後の行き違いを減らせます。

3.開設や自動化だけでは、集客と利益は増えない

Shopifyは自社通販の基盤です。モール内で商品を探している人が、そのまま自店に来る仕組みではないため、SNS、検索、広告、店頭などから訪問してもらう経路を準備します。

また、自動化は決めたルールに沿って動くため、配信条件が曖昧だと不要な通知や割引が増えます。まず少数の商品・顧客条件で確かめ、配信停止、注文取消、返品などの例外も含めて調整しましょう。

Shopify・BASE・STORESを比較|コスパはどう判断する?

少量から固定費を抑えて始める場合と、カスタマイズや自動化に投資する場合では、重視する点が変わります。店舗と通販を一緒に運営する小売店は、レジを含む費用と作業負担も比べましょう。

比較表は横にスクロールできます。

導入目的から見る3サービスの選び方
比較軸ShopifyBASESTORES
向いている目的独自の販売方法や自動化で自社通販を育てる固定費を抑えて始め、Appsで販売方法を広げる通販を始め、店舗との在庫共有も検討する
導入時の主な料金Basic:年払い月換算3,650円スタンダード:月額0円フリー:月額0円
スタンダード:年間契約月額3,300円(税込・店舗ごと)
通常のカード決済Basic:3.55%〜
Shopify Payments利用時
スタンダード:決済・サービス利用料合計6.6%+40円/注文フリー:5.5%
スタンダード:3.6%
カスタマイズテーマ・アプリ・開発機能で拡張。チェックアウトには制限ありテーマ・Apps・HTML編集で対応。変更できない画面もあるテンプレート・編集機能で構成。HTML・CSS直接編集には非対応
店舗との連携Shopify POSや外部サービスを含めて設計利用中のPOSとの対応や追加費用を確認スタンダードでSTORES レジと在庫共有
比較時の確認点アプリ・制作・保守を含む総費用と実現したい施策注文単価・件数に応じた手数料と必要なApps店舗のシステムを含む総費用と在庫管理の方法

BASEはPayPay・Amazon Pay・PayPalで料率に1%加算、PAY IDアプリ経由は別体系です。STORESも決済方法によって料率が変わります。無料プランと有料プランの対象機能は各社で異なります。

たとえば月商30万円なら、Basicの月額換算+決済手数料は14,300円、STORES スタンダードは14,100円の概算です。カード料率をそれぞれ3.55%・3.6%とし、年払い・年間契約の料金を用いた条件では差が小さく、追加アプリやレジ、制作費で総額は変わります。

Shopifyのコスパは「追加費用で、どの購入体験を改善し、何時間の作業を減らせるか」で判断しましょう。料金比較の詳しい前提や他の選び方は、BASE導入ガイドでも整理しています。STORESは、店舗の在庫管理を含む構成で比較すると違いがわかりやすくなります。

Shopifyでマーケティング・運営を自動化する具体例

自動化で重要なのは、ツールを入れることよりも「何をきっかけに、誰へ、何を行うか」を決めることです。最初はメール配信と社内作業を分け、一つずつ動作を確かめましょう。

メール配信はShopify Messaging、業務の分岐はShopify Flowで考える

Shopify Messaging(旧Shopify Email)では、購読登録や購入・離脱などに応じたメール配信を設定できます。Shopify Flowは、ストアや対応アプリのイベントをきっかけに、条件を判断してタグ付けや通知などを行う自動化アプリです。Flowを入れただけで、すべてのメールや外部サービスの処理が自動化されるわけではありません。

FlowはBasic・Grow・Advanced・Plusで利用できる無料アプリです。ただし、外部へHTTPリクエストを送信するアクションはGrow以上など、一部にプラン条件があります。連携先アプリの対応と料金も確認してください。

図解|在庫通知の自動化は「きっかけ・条件・処理」で設計する
きっかけ商品の在庫数が変わる

対象の商品・店舗を決める

条件在庫が5以下になる

変更前は5超だったかも確認

処理担当者へ内部メール

商品名・在庫数を伝える

当記事の設計例です。通知後の補充判断は担当者が行います。変更前後の在庫を条件に入れると、在庫が少ない間に通知が繰り返されるのを抑える設計にできます。

1.初回登録・購入後・休眠顧客へのフォローを自動化する

メール購読者にはブランドや主力商品を紹介し、購入後には使い方や関連商品を案内します。一定期間購入のない人への再訪案内も考えられます。一斉配信だけでなく、顧客の状態に合わせることがポイントです。

たとえば、初回購入者向けには使い方、継続購入者向けには新商品を案内するなど、内容を分けます。購入後すぐの販促が適切とは限らないため、商品が届く時期や使い切る周期を見込んで設計しましょう。

2.かご落ち・チェックアウト離脱後の購入再開を案内する

カートに追加した後の離脱と、購入手続きに進んだ後の離脱は区別します。Messagingにはそれぞれに対応する自動化がありますが、購入者を識別できる情報や配信条件が必要です。訪問した全員へ必ず送れる機能ではありません。

設定では待機時間、送信先、購入済みの人を除く条件などを確認します。まず送料や発送時期のわかりにくさを改善し、そのうえで再開を案内しましょう。毎回割引を付けると利益が減るため、クーポンは必要な場面に絞ります。

3.顧客分類・在庫通知・注文の確認作業を自動化する

Flowでは、購入条件に応じた顧客のタグ付け、在庫が減ったときの担当者への通知、確認が必要な注文へのタグ付けなどを設計できます。タグは社内で検索・分類する目印として使い、配信や対応の対象を整理します。

たとえば、ギフトを含む注文に確認用タグを付け、担当者が包装を確認する運用が考えられます。ただし、注文情報にギフトの指定が記録され、Flowの条件として使えることが前提です。入力されていない情報を、自動化だけで補うことはできません。

4.細かな顧客別配信には外部アプリも比較する

より細かな顧客分類や複数の配信シナリオを設計する場合は、Klaviyoなどが候補です。購入履歴や行動データに合わせた配信を検討できますが、顧客数・配信量による料金、利用言語、運用担当者の習熟まで含めて比較します。

まずMessagingとFlowで要件を整理し、不足する機能が明確になってから追加すると、複数ツールから同じ案内が届く事態を防ぎやすくなります。販促メールは購読状況・配信停止を確認し、利用する自動化の送信条件に合わせて設計しましょう。

自動化にも配信費用と見直しが必要

Shopify MessagingのメールはBasic以上で月10,000通の無料枠があり、超過すると配信費用が発生します。自動配信も原則この枠に含まれますが、チェックアウト離脱の自動メールはカウント対象外です。件数だけでなく、配信経由の注文・利益、配信停止、作業時間を確認しましょう。

集客はSEO・SNS・広告とつなぎ、購入後まで一続きで考える

自動配信は、商品を知っている人や購入者へのフォローを支える仕組みです。新しい訪問者を増やすには、商品・コレクションの情報整理、選び方を伝えるブログ、SNSからの商品案内なども必要です。

Google & YouTubeチャネルでは、Merchant Centerへの商品同期を利用できます。SNSや広告の連携も、対応地域・掲載条件・計測設定を確認して使いましょう。売上の計測は同意設定や利用環境等の影響も受けるため、広告管理画面とストアの数字が常に一致するとは限りません。

Shopify導入前の準備と、開設・改善の流れ

最初からすべての機能をそろえず、販売開始に必要な構成と、売上を見て追加する機能を分けます。以下の順で進めると、制作前に要件と予算を合わせやすくなります。

  1. 顧客・商品・販売方法を決める

    誰に何を売るか、店舗・SNS・検索のどこから案内するかを整理します。送料と手数料を含めて利益を見積もります。

  2. 必要な機能を標準・アプリ・開発に分ける

    レビュー、配送日時、定期購入などを一覧にし、必須か、後から追加できるかを判断します。チェックアウトに必要な変更は対応プランも確認します。

  3. プランとテーマを選び、主力商品を登録する

    商品写真・説明・サイズ等を入れ、スマートフォンで見やすいか、絞り込みや商品情報の更新がしやすいかを確かめます。デザインだけで決めないことが大切です。

  4. 決済・配送・顧客対応と計測を整える

    販売条件、事業者情報、返品・問い合わせ対応を整え、注文から発送までの流れを確認します。移行の場合は既存URLの扱いとデータ移行も確認します。

  5. 自動化を一つずつ試し、公開後の結果から改善する

    対象になるケースと対象外のケースで動作を確認し、通知先や二重配信を点検します。公開後は購入率・再購入・利益・作業負担から、次に追加する機能を選びます。

通販導入全体の準備は、小売店のネット通販の始め方ガイドも参考にしてください。

Shopifyの導入・カスタマイズでよくある質問

Shopifyは初心者でも使えますか?コードの知識は必要ですか?

テーマの設定や商品登録などから始める場合、すべてにコードの知識が必要なわけではありません。設定にない独自表示や外部連携は、アプリや開発で補います。まず主力商品を登録し、自分で更新できる範囲を確認しましょう。

Basicでもカスタマイズやマーケティング自動化はできますか?

テーマ編集や対応アプリの追加、MessagingやFlowの利用を検討できます。ただし、FlowのHTTPリクエスト送信はGrow以上、チェックアウトの情報・配送・決済ページへのUI追加はPlusなど、機能ごとに条件が異なります。

どのアプリから入れるとよいですか?

不足している機能から選びます。商品を探しにくいなら絞り込み、購入前の疑問が多いなら商品情報やレビュー、同じ確認作業が多いならFlowなどが候補です。目的が同じアプリを重ねず、導入前後の数値と作業時間を比較しましょう。

Shopify Flowを入れれば、メール配信もすべて無料ですか?

Flow自体は対象プランで無料ですが、メール配信や外部サービスには別の料金・利用条件があります。顧客向けメールはMessagingなどの配信機能と組み合わせ、無料枠や従量料金、送信対象を確認します。

制作会社に依頼するときは、何を伝えればよいですか?

商品数・販売方法、必要な画面と機能、現在使うレジや出荷システム、希望する自動化、予算、公開後の更新担当者を伝えます。「定期購入をしたい」だけでなく、周期変更や解約、問い合わせまで含む流れを共有すると、実装と運用のずれを減らせます。

まとめ|Shopifyは、カスタマイズと自動化で自社通販を育てたい事業者向け

Shopifyの強みは、通販の基本機能を土台に、商品に合う見せ方や販売方法、購入後のフォローを追加できることです。テーマ・アプリ・コード編集を使い分け、必要な範囲から整えましょう。

まずは「購入者の不便を一つ減らす機能」と「毎回繰り返している作業を一つ減らす自動化」を選び、その実現方法と費用を確認してください。BASE・STORESとの違いも踏まえ、運営担当者が継続して改善できる構成を選ぶことが大切です。

自社通販の集客・マーケティングを整理したい方へ

集客のカチプロでは、商品ページの情報整理、SNS・SEO・リピート施策など、通販の集客導線づくりをご相談いただけます。サイトを作った後の集客や、優先する改善施策を整理したい方は、お気軽にご相談ください。

無料相談はこちら

小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

検索