BASE(ベイス)とは?料金・メリット・デメリットとSTORES・Shopify比較

小売店・小規模事業者の通販システム選び

BASE(ベイス)は、商品登録から注文受付、決済までをまとめて行えるネットショップ作成サービスです。初期費用・月額費用0円のプランで、通販を小さく試したい事業者に向いています。

ただし、月額無料でも販売手数料はかかるため、必ずしも最も安いサービスとは限りません。店舗と通販の在庫をまとめたい小売店はSTORES、自社通販のデザインや機能を積極的に作り込みたい事業者はShopifyも比較すると、導入後の使い方に合うサービスを選びやすくなります。

この記事では、BASEでできること、料金と手数料、導入のメリット・デメリットを解説します。STORES・Shopifyとの違いと費用試算も紹介するので、自店に合う通販システムを判断する参考にしてください。

料金・機能の確認日:2026年10月16日。契約方法、決済手段、追加機能によって実際の費用は異なります。

BASEはどんな事業者に向いている?

BASEを選ぶ理由は、売上の見通しが立っていない段階でも、固定費を抑えてネット販売を始めやすいことです。期間限定の商品、ハンドメイド作品、オリジナルグッズなどを少量から販売し、反応を見ながら育てたい事業者に合います。

一方、すでに実店舗で多くの商品を扱っている場合は在庫管理、本格的に自社通販へ投資する場合は拡張性も重要です。最初に、通販を始める目的を整理しましょう。

図解|通販で実現したいことから選ぶ、3つの方向性
01

固定費を抑えて
まず販売してみたい

BASE

小さく始める手軽さと、必要に応じて機能を足せる運営方法を重視。

02

実店舗と通販を
一緒に運営したい

STORES

STORES レジと連携し、店舗・通販の在庫管理をまとめたい小売店向け。

03

自社通販を
事業として育てたい

Shopify

デザイン、外部連携、運営の仕組みを積極的に作り込みたい事業者向け。

選び方の目安です。STORESにも無料プランがあり、BASEにもデザイン編集や外部連携の機能があります。各サービスの対応範囲と総費用を合わせて判断してください。

月商だけでサービスを決めない

同じ月商30万円でも、「通販専用の在庫を少量持つ店」と「実店舗と同じ在庫を毎日販売する店」では、必要な仕組みが異なります。売上規模・注文単価・店舗との連携・運営に使える時間の4点で考えると、選びやすくなります。

BASEとは?できることと基本機能

BASEは、BASE株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。自分でサーバーを用意したり、一から通販サイトを開発したりする負担を抑え、ショップを開設できます。

商品を掲載し、注文受付から決済まで管理できる

商品の写真や説明、価格を登録し、送料や配送条件を設定して販売します。テンプレートを利用できるため、プログラミングの知識がなくてもショップの見た目を整えやすい点が特徴です。

「BASEかんたん決済」では、クレジットカード、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、キャリア決済、PayPay、Amazon Pay、PayPal、あと払いなどが用意されています。利用条件や商品ごとの制約は、導入前に確認しましょう。

BASE Appsで販売方法や販促機能を追加できる

BASE Appsは、ショップに機能を追加する仕組みです。予約販売、定期便、デジタルコンテンツ販売など、扱う商品に合わせた販売方法を検討できます。クーポンやメルマガ、ブログなど、集客・リピート購入に使う機能も用意されています。

必要なものから追加すれば、運営方法を整理しやすくなります。ただし、Appsや連携先によって費用・利用条件・対応テーマが異なるため、使いたい組み合わせを先に確認してください。

海外販売や資金面の支援も用意されている

「かんたん海外販売」では、対応商品を国内の指定先に発送し、代行事業者を通じて海外へ販売できます。自社ですべての海外対応を行う負担を抑えられますが、対象外の商品や追加の費用条件があります。

また、将来の売上をもとに資金を受け取る「YELL BANK」もあります。利用できる条件やサービス利用料があるため、通販システムの基本料金とは分けて検討しましょう。

BASEの料金・手数料とプラン変更の目安

BASEには、月額無料のスタンダードプランと、月額費用を払う代わりに販売時の手数料を抑えられるグロースプランがあります。基本機能の違いで選ぶのではなく、注文にかかる費用と月額費用の合計で選ぶのが基本です。

表は横にスクロールできます。

BASEの料金プラン
項目スタンダードグロース
初期費用0円0円
月額費用0円年払い:月換算16,580円
月払い:19,980円
通常の注文の手数料決済手数料3.6%+40円/注文
+サービス利用料3%
合計6.6%+40円/注文
決済手数料2.9%
サービス利用料0円
PayPay・Amazon Pay・PayPal通常の料率に1%加算通常の料率に1%加算
PAY IDアプリ経由の注文どちらのプランも、決済手数料3.6%+40円/注文+サービス利用料5.9%の別体系

グロースの年払いは198,960円の12か月一括払いです。PAY IDアプリ経由の注文に、上表の通常注文の手数料が重複してかかるわけではありません。

手数料は送料を含めた注文金額にかかる

通常のスタンダードプランでは、送料を含む1注文ごとの合計金額をもとに手数料が計算されます。「送料は購入者負担だから、手数料の対象にならない」と考えないようにしましょう。

例:商品3,000円+送料500円の注文

通常のクレジットカード決済であれば、概算は3,500円×6.6%+40円=271円です。商品代だけで計算すると238円になり、実際の負担を小さく見積もってしまいます。

振込手数料と入金までの期間も確認する

売上金を銀行口座へ振り込む際は、申請ごとに振込手数料250円がかかります。振込申請額が2万円未満の場合は、事務手数料500円も加わります。少額で何度も申請すると負担が大きくなるため、仕入れの支払いに間に合う範囲で申請をまとめる方法があります。

通常は振込申請から10営業日で入金されます。早期入金のオプションは追加費用や利用条件があるので、「売れた日」と「銀行口座で使える日」を分けて資金繰りを考えましょう。

グロースへの切り替えは、注文単価で変わる

月商が同じでも、少額の注文が多いほどスタンダードの「40円/注文」が積み重なります。年払いグロースと通常注文の手数料を比べた場合、切り替えの目安は次のようになります。

表は横にスクロールできます。

グロース年払いの月換算費用が有利になり始める月商の概算
送料を含む平均注文単価月商の目安考え方
1,000円約21.6万円40円の固定手数料の影響が大きい
3,000円約33.0万円注文件数も合わせて確認する
5,000円約36.9万円月払いグロースなら約44.4万円が目安
10,000円約40.5万円注文単価が高いほど切り替え目安も上がる

当記事の試算。通常のクレジットカード決済のみ、PAY IDアプリ注文・振込費用・追加機能費用を除く概算です。年払いの分岐点は「16,580円÷(3.7%+40円÷平均注文単価)」で計算し、万円単位で小数第2位を切り上げています。注文ごとの端数処理などにより実額は変わります。

年払いは月換算額を抑えられますが、短期間だけの販売や季節変動が大きい商材では、年間の支払総額で判断する必要があります。グロースからスタンダードへの変更は契約期間終了後に反映されるため、繁忙月だけの売上をもとに年払いを決めないようにしましょう。

BASEを導入するメリット

1.月額無料で、商品の売れ行きを試しやすい

スタンダードプランは初期費用・月額費用が0円なので、通販の需要がまだ読めない段階で固定費を抑えられます。新商品のテスト販売や、実店舗の人気商品を少量だけ通販に出す使い方に適しています。

ただし、商品原価、写真撮影、梱包資材、配送、広告などの費用は別です。「ショップの固定費が無料」と「事業を費用ゼロで始められる」は分けて考えましょう。

2.制作と決済導入の手間を抑えられる

テンプレートと決済機能を使えるため、通販サイトの制作を大きなプロジェクトにせず、商品情報の準備から進められます。スタッフが少なく、実店舗の仕事と並行して通販を始める場合にも検討しやすいサービスです。

3.小さく始めて、販売方法を増やせる

通常の商品販売から始め、需要を見ながら予約販売や定期便などを検討できます。最初から多くの機能を導入せず、購入者の反応に合わせて運営を変えていける点はメリットです。

たとえば、オリジナル雑貨を通常販売し、反応がよかったシリーズを予約販売するなど、仕入れ・製作と販売の組み合わせを考えられます。商材に必要な機能の利用条件は、Appsごとに確認してください。

BASEのデメリットと、導入前に知っておきたい注意点

1.月額無料でも、販売時の手数料は低いとは限らない

スタンダードプランは通常注文で6.6%+40円がかかります。送料込み500円の注文なら73円で、注文金額に対する負担は14.6%です。少額の商品を1点ずつ販売する場合は、利益を残せるか確認する必要があります。

セット販売やまとめ買いで注文単価を上げる工夫はできますが、購入者にとって買いやすい価格・数量であることも大切です。また、STORESの無料プランなど、月額無料で料率が異なるサービスも比較しましょう。

2.ショップを作るだけで売上が生まれるわけではない

PAY IDなどの購入導線がある一方で、開設後の集客をすべて任せられるわけではありません。実店舗での告知、SNS、検索、広告など、誰にどうやって商品を知ってもらうかを考える必要があります。

とくに、まだ知名度のないショップでは、商品の用途や魅力を伝える情報が欠かせません。手数料だけを比較して、集客に必要な時間や費用を見落とさないようにしましょう。

3.デザインや購入画面の変更には制約がある

BASEにも有料テーマやHTML編集の機能があります。ただし、HTML編集 Appでも、カートページや購入者情報入力ページなどは編集できません。独自の購入体験を想定している場合は、実現したい仕様を具体的に確認する必要があります。

また、HTMLを直接編集したテーマは、新機能などの更新が自動で適用されない場合があり、保守が必要になります。自由度を優先すると、その分だけ運営の負担も増える点を考慮しましょう。

4.実店舗との在庫連携は、使うレジを含めて検討が必要

通販サイトを作れることと、店頭のレジ・在庫が自動でつながることは別です。BASEを選ぶ場合も、利用中のPOSレジとの連携方法、同期できる情報、追加費用を確認しましょう。

たとえば、雑貨店で残り1点の商品を店頭と通販に出す場合、在庫を手作業で直す運営では二重販売の可能性があります。連携を使うか、通販用の在庫を分けて確保するかまで決めておくと、開設後の混乱を減らせます。

BASE・STORES・Shopifyを比較|どれが自店に合う?

3サービスともネットショップを作れますが、比較する軸は「販売手数料」「店舗業務とのつながり」「自社に合う仕組みを作れるか」です。料金だけでなく、日々の作業も合わせて比べましょう。

比較表は横にスクロールできます。

導入目的と運営方法で見る3サービスの違い
比較項目BASESTORESShopify
選ぶ際の軸固定費を抑えて通販を試す実店舗と通販を一緒に運営する自社通販を積極的に育てる
主な月額料金スタンダード:0円
グロース:年払い月換算16,580円/月払い19,980円
フリー:0円
スタンダード:年間契約3,300円/月額契約3,960円(税込・店舗あたり)
Basic:年払い月換算3,650円
追加アプリ・制作費等は別途
通常のオンライン決済手数料の目安スタンダード:6.6%+40円/注文
グロース:2.9%
フリー:5.5%〜
スタンダード:3.6%〜
Basic:Shopify Paymentsで3.55%〜
店舗との連携利用するPOS等との対応・費用を確認スタンダードでSTORES レジと店舗・通販の在庫を一元管理Shopify POSや外部連携を含めて構成を検討
デザイン・拡張テーマ・Apps・HTML編集で対応。編集できない画面ありテンプレートとサービスの機能範囲を中心に構成テーマ編集・アプリ・開発機能を組み合わせて作り込みやすい
導入前の確認点注文単価に対する手数料負担必要な連携機能と店舗単位の契約条件追加機能の総費用と運営・保守の担当者

BASEは決済手段・PAY ID注文で料率が異なります。STORESはPayPal・あと払い(ペイディ)・atone・楽天Pay・PayPay残高・Amazon Pay・キャリア決済ではフリー6.5%、スタンダード4.6%です。Shopifyはカード種別や決済方法等で料率が異なり、外部決済の利用では別途取引手数料が発生する場合があります。

STORESは、実店舗と通販の在庫をつなぎたい小売店に向いている

アパレルや雑貨など、実店舗と通販で同じ商品を販売する店では、在庫の一元管理が重要です。STORESはスタンダードプランでSTORES レジと連携し、店舗と通販の在庫をまとめて管理できます。店頭で売れた商品を通販側でも手作業で減らす、といった作業を減らしたい小売店に適しています。

STORES スタンダードは、ネットショップとPOSレジなどをまとめて利用できるプランです。既存の店舗システムを置き換えられる場合は、通販単体の料金比較に加え、店舗全体の支出がどう変わるかも確認しましょう。

月額無料で始めるフリープランもありますが、無料プランですべての店舗連携ができるわけではありません。レジの対応端末、周辺機器、必要な連携機能、店舗数を含めて費用を確認しましょう。別売りのポイント・ランクなども、基本プランに含まれると決めつけずに見積もる必要があります。

Shopifyは、自社通販を積極的に作り込みたい事業者に向いている

Shopifyは、テーマの編集やアプリの追加、開発機能を使って、自社の販売方法に合わせた仕組みを作り込みやすいサービスです。商品ページの見せ方、外部システムとの連携、運営の効率化などを継続的に改善したい事業者に向いています。

一方で、必要な機能を増やすとアプリ代や制作・保守の費用が加わることがあります。月額料金と決済手数料だけを見て判断せず、「自社で運営できるか」「制作会社への依頼が必要か」まで考えましょう。購入画面を含む変更にはプランや仕様の制約があり、何でも自由に変更できるわけではありません。

詳しい機能や導入判断は、Shopify導入ガイドで紹介しています。

同じ注文条件で比べると、BASEが最安とは限らない

以下は、送料を含む平均注文単価を5,000円にそろえた試算です。月額料金と通常のカード決済時の費用だけを足し、サービス自体にかかる費用感を比べています。

費用比較表は横にスクロールできます。

月額料金+販売時手数料の概算(月あたり)
プラン月商6万円
12注文
月商30万円
60注文
月商100万円
200注文
BASE スタンダード4,440円22,200円74,000円
BASE グロース(年払い月換算)18,320円25,280円45,580円
STORES フリー3,300円16,500円55,000円
STORES スタンダード(年間契約)5,460円14,100円39,300円
Shopify Basic(年払い月換算)5,780円14,300円39,150円

当記事の試算。BASEは通常カード決済、STORESは5.5%/3.6%、ShopifyはShopify Paymentsの3.55%を適用できるカード決済のみを想定。PAY ID経由注文、追加機能・テーマ・制作・保守・振込・早期入金の費用、広告費、原価、配送費、梱包費は含みません。月額料金は各公式ページの掲載額で、契約者の税務情報等による請求時の税の調整は含みません。年間契約・年払いの月換算額と、実際の請求時期は異なります。

この条件では、月商6万円でもSTORES フリーの方がBASE スタンダードより1,140円低くなります。また、月商100万円では、請求時の税の調整や追加費用を含める前の掲載額ベースの試算で、STORES スタンダードとShopify Basicの差は150円です。手数料差が小さい場合ほど、在庫調整や受注処理の手間を減らせるかが、実際のコスパを左右します。

図解|コスパは「サービス料金」と「運営の負担」の両方で考える
毎月のサービス費用月額料金+決済・販売手数料
+追加機能・入金にかかる費用
日々の運営にかかる費用商品登録・在庫調整・発送作業
+制作・保守・集客の時間と費用

月額が安くても、手作業や二重入力が多ければ負担は増えます。自店の業務に当てはめて比較しましょう。

BASEから他社への移行は、手数料差と移行負担を比較する

すでにBASEを使っている場合、月商が一定額を超えたという理由だけで移行を決める必要はありません。まずグロースへの変更で改善できるかを試算し、必要な機能や店舗連携が足りるかを確認しましょう。

移行する場合は、商品データだけでなく、商品ページのURL、デザイン、顧客・注文データ、定期購入の扱いなども確認が必要です。データを書き出せても、すべてが同じ状態で移せるとは限りません。手数料の削減見込みと、再構築・運営変更にかかる費用を合わせて判断します。

BASEの売上につなげるマーケティングの具体例

通販システムを選んだ後は、見つけてもらい、安心して購入してもらい、再び利用してもらう流れを整えます。元からある実店舗のお客さまやSNSの読者を、無理なく通販につなげるところから始めましょう。

実店舗とSNSから、商品ページへ案内する

店頭POPや購入後の案内に通販のQRコードを掲載し、「遠方からでも買える」「ギフトとして送りやすい」など、利用する理由を伝えます。SNSではトップページだけでなく、紹介した商品のページへ進みやすい導線を作ると、探し直す手間を減らせます。

アパレルなら着用例、雑貨なら使用場面、食品なら量や食べ方を示すなど、実際に使うイメージが伝わる発信を意識しましょう。Instagramや動画サービスとの商品連携を使う場合は、BASE側の対応だけでなく、連携先の審査・利用条件も確認してください。

商品情報とブログで、購入前の疑問を解消する

商品写真に加えて、サイズ、素材、使い方、内容量、発送予定、返品条件などを整理します。とくに、実物を見られないお客さまが迷う点を先回りして説明することが大切です。

検索対策も、商品名を繰り返すだけでなく、「何に使う商品か」「誰へのギフトに適しているか」など、探す人の疑問に答える内容にします。ブログでは、比較方法や使い方、手入れ、制作の背景などを補足し、関連する商品へ案内します。SEOの設定だけで検索順位や集客が保証されるわけではありません。

クーポンやメルマガは、再購入する理由と組み合わせる

初回購入後に新商品、再入荷、関連商品を案内するなど、商品を買い足す理由に合わせて接点を作ります。クーポンは、値引き後でも利益が残るかを確認して設計しましょう。

購入者が必要とする情報を適切なタイミングで届け、売上だけでなく、注文単価、利益、再購入の状況も確認します。割引で注文が増えても、配送や手数料を差し引くと利益が減っている場合は、施策を見直す必要があります。

導入判断の前に、1注文あたりの採算を見る

「注文金額-原価-販売時の手数料-配送費-梱包費-販促費」を確認し、さらに月額費用と作業時間を考慮します。送料を購入者から受け取る場合は注文金額に含め、実際に配送会社へ払う費用を差し引いて考えましょう。

BASE導入前に決めることと、ネットショップ開設の流れ

開設の手軽さと、販売開始に必要な準備は分けて考えると進めやすくなります。まずは、無理なく発送できる商品数と運営体制から決めましょう。

  1. 売る商品と採算を決める

    原価、販売価格、送料、梱包費、手数料を確認します。返品や破損への対応も含め、利益が残る商品構成を考えます。

  2. 在庫と発送の担当を決める

    店舗と同じ在庫を使うか、通販用に分けるかを決めます。誰がいつ注文を確認し、何日以内に発送するかを整理します。

  3. ショップと商品ページを作る

    アカウント登録後、テーマを選び、商品写真・説明・価格・送料を設定します。必要なAppsは販売方法に合わせて追加します。

  4. 販売条件を整え、購入の流れを確認する

    事業者情報、特定商取引法に基づく表記、返品条件、決済などを設定します。商品ごとに許可・届出等が必要な場合は、販売前に確認してください。スマートフォンで表示と購入導線も確かめます。

  5. 公開後の集客と見直しを行う

    店頭・SNSなどから案内し、閲覧、注文、問い合わせ、利益を確認します。売上が増えたら、料金プランと作業の負担を見直します。

店舗の商品を通販へ広げる考え方は、小売店のネット通販の始め方ガイド|買い物難民対策から商圏拡大まで【2026年版】も参考にしてください。

BASEの導入でよくある質問

BASEは本当に無料で使えますか?

スタンダードプランの初期費用・月額費用は0円です。ただし、売れたときの決済手数料・サービス利用料や、銀行口座への振込費用がかかります。有料のApps・テーマや、配送・広告等の費用は別です。

BASEとSTORESなら、小売店にはどちらが向いていますか?

少量の商品で通販を試すなら、BASEも候補になります。一方、実店舗と同じ商品を販売し、レジと通販の在庫を一元管理したい場合は、STORES スタンダードを優先して比較するとよいでしょう。すでに使っているレジとの相性や切り替え費用も確認してください。

Shopifyは、売上が大きくなってから使うサービスですか?

売上規模だけで決める必要はありません。立ち上げ時からデザインや外部連携を作り込み、自社通販を育てる計画があるなら候補になります。機能の追加費用と、日々の運営・保守を担当できるかを含めて検討しましょう。

月商が増えたら、必ずグロースプランに変更すべきですか?

平均注文単価、決済方法、PAY IDアプリ経由の注文割合、年間の売上見込みによって変わります。通常注文の削減できる手数料が月額費用を上回るかを確認し、契約期間も考慮して判断してください。

BASEのショップを開設すれば集客できますか?

開設だけで十分な訪問や注文が得られるとは限りません。店頭での案内、SNS、検索、広告などからの流入と、購入前の疑問を解消する商品ページを準備する必要があります。

まとめ|BASEは、手軽さと運営全体のコストで判断する

BASEは、固定費を抑えて通販を始めたい事業者に向いています。ただし、販売時の手数料や集客・発送の費用まで含めると、月額無料という理由だけではコスパを判断できません。

実店舗と通販の在庫をつなぎたい小売店はSTORES、自社通販の機能やデザインを積極的に作り込みたい事業者はShopifyも比較しましょう。注文単価に応じた費用と、自店で無理なく続けられる運営方法を合わせて考えることが、導入後の負担を減らすポイントです。

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小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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