新聞折込とは?料金・効果・ポスティングとの違いを事業者向けに解説

新聞折込

新聞折込は、特定地域の新聞購読世帯へ、希望日にまとまった部数のチラシを届けたい事業者に向く配布方法です。

スーパーのセール、店舗の開店、週末の見学会、地域イベントなど、告知日と来店日を合わせたい施策で検討しやすいのが特徴です。一方、新聞を購読していない世帯には届きません。商圏内の全世帯や建物種別を意識して配るなら、ポスティングのほうが合う場合があります。

判断のポイントは、「誰に」「どの地域へ」「何日に」「何部届けるか」です。折込単価の安さだけではなく、印刷・折加工・配送を含む総額と、獲得した来店・問い合わせ・売上で費用対効果を確認します。

  • 誰に届く?選んだ地域・新聞の購読世帯が対象です。年齢や家族構成を個人単位では指定できません。
  • いくらかかる?公開料金例では東京23区のB4・A4は折込のみ1枚3.3円(税別)。10,000部で33,000円に、印刷・配送などの費用が加わります。料金の出典と総費用の考え方で確認できます。
  • ポスティングとの違いは?新聞折込は希望日に合わせやすく、ポスティングは通常、指定期間内に順次配布します。比較表を見る
  • どこに頼む?印刷からまとめるならラクスルなど、印刷済みなら持ち込み対応の折込会社・販売店が候補です。出稿方法を見る

料金・サービス情報の確認日:2026年9月20日

配布の仕組み

新聞折込とは?どのような対象にチラシを配布できる?

新聞折込とは、新聞販売店の配達網を利用し、新聞と一緒にチラシを各購読世帯へ届ける広告方法です。配布エリア、新聞銘柄、折込日、サイズ、部数を指定して申し込みます。

届けられる対象は、その地域で指定した新聞を購読している世帯です。全国紙、地方紙、経済紙、スポーツ紙など、対応する銘柄は地域やサービスによって異なります。市区町村全体だけでなく、新聞販売店の配達区域などを単位に配布エリアを組めるため、実店舗の商圏に近づけられます。

地域

店舗の商圏へ配る

店舗を中心に周辺地域を選びます。市区町村の境界ではなく、来店時間や道路・駅などの生活動線も見て決めます。

新聞

購読紙を選ぶ

その地域で扱われる新聞から選択します。複数紙を組み合わせれば購読世帯への到達を広げられます。

日付

行動日から逆算する

セール、開店、イベントなど、顧客に動いてほしい日から折込日を決めます。原稿審査と印刷の期間も確保します。

新聞折込は「地域の全世帯」へ届く方法ではありません。
日本新聞協会の2025年データでは、新聞の総発行部数は2,486万8,122部、1世帯当たり0.42部です。これは全国の発行部数を世帯数で割った参考値であり、地域ごとの購読率ではありません。それでも、非購読世帯を含む全戸配布ではないことは計画に入れる必要があります。実際の部数は、依頼先が提示する地域・新聞別の最新部数表で確認してください。出典:日本新聞協会「新聞の発行部数と世帯数の推移」

新聞折込で狙えるのは「属性」よりも「地域と購読紙」

新聞折込は、Web広告のように年齢や興味関心を個人単位で指定するものではありません。主に地域と新聞銘柄を選び、その購読世帯へ配ります。新聞読者の一般的な傾向だけで決めず、自社の既存顧客の住所、年齢層、来店距離、利用単価と照らし合わせましょう。

たとえば同じ市内でも、戸建ての多い住宅地、駅前の集合住宅、商店街周辺では住民構成も来店動線も違います。過去の顧客住所を地図に置き、反応が期待できる販売店区域から始めるほうが、単に「市内全域」へ配るより検証しやすくなります。

向き・不向き

新聞折込が向いている業種・告知

商圏が地域に限られ、告知日と来店日が近く、新聞購読世帯と顧客層が重なる施策ほど相性を判断しやすくなります。「新聞折込なら高齢者向け」と決めつけるのではなく、地域別部数と自店の顧客データを見て選びます。

業種・目的向いている場面チラシで伝える内容確認したいこと
スーパー・小売店期間限定セール、新装開店、週末企画商品、価格、期間、店舗への行き方折込日からセール開始までの間隔、在庫
飲食店開店、テイクアウト、季節メニュー料理、価格、営業時間、予約・注文方法購読世帯と来店・配達圏の重なり
不動産・住宅現地見学会、分譲、リフォーム相談対象物件、日時、場所、予約方法商圏、広告表示ルール、検討層
学習塾・教室新学期、講習、体験会対象学年、教室の特徴、日程、申込方法対象学区と配布区域の一致
地域サービス修理、清掃、介護周辺、宅配、相談会対応範囲、料金目安、事業者情報、問い合わせ方法信頼材料と広告規制、電話対応体制
イベント地域催事、展示会、相談会開催日、会場、対象者、参加方法締切までに審査・印刷・納品できるか

反対に、顧客が全国に分散するサービス、若年層だけを狙う施策、個人の興味関心を細かく絞りたい施策では、新聞折込だけに予算を集中させないほうがよいでしょう。ポスティング、検索広告、SNS広告、既存顧客へのDMなどと比較します。

配布方法の比較

新聞折込とポスティングの違い

指定日に一斉に届けたいなら新聞折込、新聞を取っていない世帯も含めて指定地域へ届けたいならポスティングが基本です。どちらが優れているかではなく、告知日と対象世帯のどちらを優先するかで選びます。

表は左右にスクロールできます。

比較項目新聞折込ポスティング判断のポイント
配布対象指定新聞の購読世帯指定地域内の配布可能な住宅・事業所新聞非購読世帯にも届ける必要があるか
配布日希望する折込日を指定しやすい一般に配布開始日〜完了日の期間を指定するセール初日など、同じ日に届けたいか
エリア新聞販売店の配達区域などで選ぶ町丁目、地図、配布会社の区画などで選ぶ希望商圏と実際の配布単位が合うか
建物の選択原則として購読世帯が対象戸建て・集合住宅などを選べるサービスもある建物種別を絞る必要があるか
大量配布同日にまとまった部数を届けやすい配布員が期間内に順次投函する必要部数と配布完了までの日数
届かない先新聞非購読世帯投函禁止物件、配布困難物件など商圏内でどちらの未到達が大きいか
料金を左右する要素地域、サイズ、紙質、部数、新聞、配送など地域、部数、サイズ、配布条件、期間など印刷を含む総額で比較する

セールやキャンペーンの告知は新聞折込が向く場合がある

ポスティングは、配布期間内に各配布員が順次投函する方式が一般的です。そのため「土曜日の朝に、対象地域へ一斉に届ける」といった一点の指定には向かない場合があります。新聞折込は希望日を指定しやすく、セール開始日、開店日、イベント直前などに告知を合わせられます。

ただし、希望日が無条件に保証されるわけではありません。原稿審査、印刷工程、新聞休刊日、選挙、災害・交通事情などで日程が変わる可能性があります。締切直前ではなく、依頼先が示す申込期限より余裕を持って進めてください。

同じ商圏で併用する方法もあります。
新聞折込でセール開始日に告知し、ポスティングは開始前に配布を完了する計画です。ポスティングで新聞非購読世帯だけを選べるとは限らないため、同じ世帯へ両方届く可能性も見込みます。正確な日付指定に対応するポスティング会社もあるので、必要なら個別条件と追加料金を確認してください。

ポスティング広告の料金・配布枚数・効果についてはこちら

配布計画

新聞折込のエリア・新聞・部数を決める方法

最初に顧客が来られる範囲を決め、その範囲で購読されている新聞と部数を確認します。「予算で買える部数」から始めるのではなく、商圏と必要客数から配布候補を作り、予算に合わせて優先順位を付けます。

1. 既存顧客の住所から商圏を把握する

顧客住所を町丁目単位で集計し、来店数、購入単価、リピート率を地図で確認します。住所データがなければ、来店時に郵便番号を聞く、予約データから市区町村を集計するなど、取得可能な範囲から始めます。

2. 行政区ではなく生活動線を見る

店舗から同じ距離でも、川、線路、幹線道路、坂道によって来店しやすさは変わります。駅、商業施設、学校、競合店との位置関係も確認し、実際に利用される方向へ優先して配ります。

3. 新聞別・販売店別の部数を確認する

折込会社や注文サービスの最新部数表を使い、候補地域で何部配れるかを確認します。部数は変動するため、過去の部数表をそのまま使わないでください。複数紙へ同時に折り込む場合は、新聞ごと・エリアごとに部数と費用を分けて管理します。

4. 必要な購入者数から配布部数を逆算する

必要配布部数 = 目標購入者数 ÷ 想定購入率購入率は「配布した部数のうち、購入した人の割合」。0.2%なら0.002で計算します。

20人の購入を目指す場合、購入率を0.1%と仮定すると20,000部、0.2%なら10,000部、0.4%なら5,000部です。これらは予測を比べるための仮定で、業界平均ではありません。問い合わせを経由する業種では、「問い合わせ率 × 問い合わせ後の購入率」を想定購入率として使います。

商圏内で配れる部数が必要数に届かない場合は、来店しにくい地域まで広げる前に、他紙の追加やポスティングとの併用を検討します。初回は負担できる予算内で試し、実際の購入率で次回計画を更新してください。数件の反応だけで地域の良否を断定しないことも大切です。

料金と採算

新聞折込の料金はいくら?費用対効果の考え方

新聞折込の総額は、「チラシを折り込む料金」だけでは決まりません。印刷、折加工、配送・管理、デザインなどを含め、施策に必要な費用を合計して比較します。

新聞折込の総費用 = 印刷費 + 折込料金 + 折加工費 + 配送・管理費 + デザイン費など依頼先によっては一部がセット料金で表示されます。

折込料金は地域・サイズ・紙質で変わる

公開料金表の一例として、東京都23区の普通紙は、B4・A4が1枚3.3円、B3・A3が1枚4.5円と案内されています。10,000部なら折込料金だけで、それぞれ33,000円、45,000円です。いずれも税別の例で、印刷費や配送・管理費、折加工費などは別にかかる場合があります。

サイズ公開単価の例10,000部の折込料金注意点
B52.7円/枚27,000円小さいため、情報量と視認性を確認
B4・A43.3円/枚33,000円一般的に扱いやすい。厚紙は別料金の場合あり
B3・A34.5円/枚45,000円二つ折りなどの加工条件を確認

料金例の出典:オーティーエー折込「新聞折込の料金」。2026年9月20日確認。実際の料金は地域、サイズ、紙質、新聞、依頼先、配送料などで異なります。注文時に最新見積もりを確認してください。

1枚当たりの折込単価だけで依頼先を比べないでください。
印刷込みか、指定エリアまでの配送込みか、折加工が必要か、最低部数があるか、残部をどう扱うかで総額が変わります。比較表には、同じサイズ・紙質・部数・エリア・日付を入れます。

費用対効果は来店数・購入数・粗利益で見る

配った部数に対する反応率だけでは採算を判断できません。問い合わせが多くても購入につながらなければ、広告費は回収できないからです。最低限、次の数字を追います。

  • 配布部数
  • QRコード流入、電話、クーポン利用などの反応数
  • 予約・来店数
  • 購入者数
  • 売上と粗利益
  • 印刷を含む広告総費用
反応率 = 反応数 ÷ 配布部数 × 100QR流入、問い合わせ、予約など、何を反応とするか先に決めます。
購入者獲得単価 = 広告総費用 ÷ 購入者数初回購入だけでなく、継続利用の利益も必要に応じて確認します。
広告費回収に必要な購入者数 = 広告総費用 ÷ 1人当たりの利益貢献額利益貢献額は、値引き後の売上から商品原価、特典原価、決済手数料など、販売に応じて増える費用を引いた金額です。端数は切り上げます。
仮定を置いた計算例

10,000部を総額80,000円で配る場合

  • 広告総費用:80,000円(計算用の仮定。料金見積もりではありません)
  • 初回購入1人当たりの利益貢献額:4,000円
  • 広告費回収に必要な購入者数:80,000円 ÷ 4,000円 = 20人
  • 必要な購入率:20人 ÷ 10,000部 × 100 = 0.2%

10人の購入なら利益貢献額40,000円に対して広告費80,000円で、40,000円の未回収です。30人なら120,000円から広告費を引いて40,000円が残ります。これは広告施策の比較用で、家賃などの固定費を含む事業全体の利益ではありません。

0.2%はこの条件から逆算した数値であり、新聞折込の平均反応率ではありません。客単価、粗利率、リピート、エリア、認知度、チラシ内容によって必要な購入者数は変わります。

「一般的な反応率」だけで成功を判断しない

新聞折込の反応は、業種、商品、価格、地域、新聞、配布日、オファー、店舗の認知度、チラシの内容で大きく変わります。他社平均を目標にするより、自社の初回配布を基準値にして、エリアや訴求を変えながら改善するほうが実務的です。

仕様とタイミング

新聞折込チラシのサイズと曜日の選び方

サイズは「掲載したい量」ではなく「顧客が行動するために必要な情報量」で選び、曜日は顧客に動いてほしい日から逆算します。大きいチラシほど目立つとは限らず、料金や折加工も増える場合があります。

B4・A4は情報量と費用のバランスを取りやすい

B4・A4は、店舗の概要、商品・価格、写真、地図、CTAをまとめやすいサイズです。B3・A3は商品数が多い小売店や、複数物件を紹介する場合に候補になりますが、折加工の条件と料金を確認します。B5などの小型は情報を絞り、文字を小さくしすぎないことが重要です。

紙面に何を載せるか迷う場合は、集客できるチラシの作り方・掲載内容はこちらをご覧ください。

「反応が良い曜日」は業種と行動日で変わる

土曜日なら必ず反応が高い、という一律の答えはありません。週末セールなら開始日の朝、住宅見学会なら検討時間を確保できる日、学習塾なら保護者が予定を確認しやすい時期など、顧客の行動から決めます。

告知折込日の考え方注意点
当日限りのセール原則として開始日の朝に合わせる在庫、開店時間、日付を大きく表示
数日間のキャンペーン開始日または開始直前に届ける期間と対象条件を明記
予約制イベント検討・予約期間を取れる日に配る締切と満席時の対応を明記
開店告知認知用と直前告知を分ける選択肢もある地図、開店日、営業時間を分かりやすくする

同じ曜日でも、他社の折込が多い日は埋もれる可能性がある一方、新聞を開いた人がチラシを確認する習慣がある日とも考えられます。1回で結論を出さず、曜日・エリア・訴求の変更点を記録して比較します。

依頼方法

新聞折込を出稿する3つの方法

初めてならオンライン注文、複数地域や細かな相談が必要なら折込会社・広告代理店、狭い地域や持ち込みなら新聞販売店への相談が候補です。依頼方法によって、印刷込みか、持ち込みできるか、部数表の単位、申込期限が異なります。

依頼方法向いているケースメリット確認点
オンライン注文自分で地域・部数を選び、印刷から配布までまとめたい地図や条件を入力して見積もりやすい対応エリア、審査、キャンセル、日程、持ち込み可否
折込会社・広告代理店複数都道府県、複数紙、持ち込み、エリア相談が必要部数表の確認や配送手配を相談できる手数料、印刷・配送の範囲、報告内容
新聞販売店ごく狭い販売店区域で配りたい、地域事情を聞きたい配達区域や締切を直接相談できる場合がある複数店・複数紙は自社調整が増える可能性

すでに印刷したチラシを持ち込む場合

印刷済みのチラシを配りたい場合は、折込会社、広告代理店、新聞販売店へ、次の内容を伝えて見積もりを取ります。印刷費を新たに払わなくても、折込料金や配送・加工費は必要です。

  • チラシのサイズ、紙質、厚さ、折加工の状態
  • 部数と梱包方法
  • 希望する地域・新聞・折込日
  • チラシの納品先と納品期限
  • 配送費、管理費、折込料金、余ったチラシの扱い

オンラインサービスには「印刷+配布」がセットの商品もあります。すでに印刷済みなら、持ち込みに対応するかを注文前に確認してください。自社で直接販売店へ納品する場合も、店舗ごとの部数分け、梱包、締切が必要になることがあります。

見積もりを依頼するときの記入例

次の項目を埋めると、依頼先へ条件を伝えられます。

目的:[開店告知/セール/予約獲得など]
店舗・会場住所:[住所]
希望商圏:[徒歩・車での来店圏、対象地域]
折込希望日:[年月日] / 告知内容の開始日・申込締切:[年月日]
仕様:[A4・両面カラー・用紙など/未定なら提案希望]
印刷:[依頼する/印刷済みで持ち込み]
希望部数・予算:[部数]部 / 総額[金額]円以内
希望新聞:[銘柄/未定なら地域別部数を見て相談]
確認事項:印刷・折込・加工・配送・税を含む総額、入稿・納品期限、配布可能区域、残部の扱い、完了報告の有無

原稿審査を見越して必要情報を載せる

広告主の名称、所在地、連絡先など、責任の所在が分かる情報を掲載します。根拠のない「日本一」「絶対」「必ず」といった表現は避けます。医療、不動産、金融、求人、選挙関連などは、それぞれの法令・掲載基準を確認してください。

オンライン注文

ラクスルで新聞折込を注文する流れ

ラクスルの新聞折込は、地図でエリアを選び、希望日、新聞、印刷仕様、部数を設定して、印刷から折込までまとめて注文する流れです。表示価格や選べる条件は変更されることがあるため、実際の注文画面で確認します。

  1. 中心となる住所を入力する店舗、会場、物件など、集客地点を入力して地図を表示します。
  2. 配布エリアと新聞を選ぶ地図と部数を見ながら地域を指定します。円で囲んだ範囲と、新聞販売店の実際の配達区域は完全には一致しない場合があります。
  3. 折込日と印刷仕様を設定する希望日、サイズ、片面・両面、カラー、用紙などを選びます。手元に残す予備部数が必要なら同時に確認します。
  4. 見積金額と条件を確認する印刷・折込を含む表示総額、申込期限、変更・キャンセル条件を確認します。
  5. 印刷データを入稿するPDFなど指定形式で入稿し、文字切れ、画像解像度、日付、電話番号、QRコードを確認します。
  6. データ確認と広告審査を受ける印刷データと広告内容の審査があります。業種・内容によって追加確認や修正が必要です。
  7. 最終日程を確認して受付を確定する支払いと最終確認後、印刷・折込へ進みます。確定後のキャンセル条件に注意します。
希望日ぎりぎりの注文は避けましょう。
原稿修正や広告審査で時間がかかると、希望日に間に合わないことがあります。新聞休刊日、選挙、交通事情などの影響もあるため、注文画面の最短日だけでなく、修正日数を含む社内締切を設けます。

ラクスルでは、注文条件により金額が変動し、「印刷+配布」の合計金額が表示されるサービスがあります。費用を比較するときは、他社見積もりも同じく印刷・配布・配送・加工を含む総額へそろえてください。

受付確定後のキャンセルは、印刷・配布料金を含む全額がキャンセル料となります。折込完了報告を希望する場合は、メールや電話などで依頼する案内になっています。日付・原稿・配布範囲を最終確認してから確定してください。出典:ラクスル「新聞折込ご注文ガイド」

ラクスルの新聞折込サービス・利用ガイドを確認する

効果測定

新聞折込の効果を測定し、次回の費用対効果を高める方法

配布前に「どのエリア・新聞・日付から反応したか」を判別できる仕組みを作ります。店舗で「チラシを見た人が増えた気がする」と判断するだけでは、次回の部数や地域を改善できません。

チラシ専用のQRコードとページを用意する

通常のトップページではなく、チラシに掲載した商品・キャンペーンがすぐ見える専用ページへつなげます。QRコードの読み取り数だけでなく、予約、問い合わせ、購入まで追えるようにします。短いURLも併記すると、QRコードを使わない人にも対応できます。

エリア・新聞ごとに識別情報を変える

配布地域ごとにQRコード、URLの識別情報、クーポン番号を変えると、反応元を比較できます。ただし、地域・新聞別に異なる原稿を印刷し、対応する販売店へ仕分けして納品する手配が必要です。依頼先の対応可否、最低部数、追加費用を先に確認してください。

複数原稿の手配が難しければ、予約時や来店時に郵便番号・町名を確認し、配布エリアと照合する方法もあります。この場合、新聞銘柄までは特定できず、チラシ以外の影響も含む可能性があります。

紙だけで完結する反応も記録する

QRコードを読み取らず、チラシを持って直接来店する人もいます。会計時のクーポン回収、予約時の流入元確認、専用電話番号、レジでの選択項目などを組み合わせ、デジタル以外の反応も記録します。

配布から売上まで同じ表で管理する

配布条件反応来店・購入費用判断
日付、新聞、エリア、部数、チラシ版QR流入、電話、予約、クーポン来店数、購入者数、売上、粗利益印刷、折込、配送、加工、制作反応率、獲得単価、損益

同じ人のQR閲覧、電話、予約を足すと、反応人数を多く数えてしまいます。閲覧数・問い合わせ人数・購入者数を別々に記録し、反応率には事前に決めた指標を使います。配布計画の部数と実績が異なる場合は、完了報告などで確認した部数を記録してください。

比較する期間は、セール終了まで、予約締切までなど施策に合わせて統一します。売上の増加すべてを折込の効果とせず、既存客の通常購入や他の広告の影響も考慮します。次回はエリア、曜日、原稿などのうち主な変更点を一つに絞ると、改善要因を判断しやすくなります。

失敗を防ぐ

新聞折込で反応が出にくい主な原因

原因起きていること改善方法
配布対象が合わない顧客層と新聞購読世帯が重なっていない既存顧客住所と地域別部数を比較し、ポスティングやWeb広告も検討する
商圏が広すぎる来店しにくい地域にも配っている生活動線と実績から地域を絞る
告知日がずれている届いた時点で早すぎる、または行動まで時間がないセール・予約締切から逆算して日付を決める
何の店か分からない店名や割引だけで、商品とメリットが伝わらない対象者、商品、利用メリット、選ぶ理由の順で説明する
情報が多すぎる文字が小さく、何を見ればよいか分からない主力商品とCTAを優先し、詳細はWebへ分ける
CTAが曖昧来店・予約・問い合わせの方法が分からない「○月○日に来店」「QRから予約」など一つの行動を明記する
配布部数が少ない必要客数に対して、そもそもの到達数が足りない粗利益と目標客数から配布部数を逆算する
効果を測っていない地域・新聞・チラシ版の良否を判断できない識別QR、クーポン、流入元確認を導入する
疑問を解消

新聞折込についてよくある質問

新聞折込とポスティングはどちらが安いですか?

地域、部数、サイズ、配布条件によって変わります。折込単価とポスティング単価だけでなく、印刷・配送・折加工を含む総額を同じ条件で比べてください。さらに、新聞購読世帯へ届けたいのか、非購読世帯を含む地域へ届けたいのかで、到達する相手が異なります。

新聞折込は何曜日が効果的ですか?

すべての業種に共通する最適曜日はありません。当日セールなら開始日、予約制イベントなら検討期間を取れる日など、顧客の行動から決めます。曜日だけでなく、エリア、新聞、訴求、オファーを記録し、自社実績で比較してください。

新聞折込は希望日に必ず配られますか?

希望日を指定しやすい方法ですが、審査、入稿、印刷の進行、休刊日、選挙、災害・交通事情などで変更される場合があります。注文確定前に日程と条件を確認し、余裕を持って入稿してください。

新聞折込チラシは何日前までに申し込めばよいですか?

依頼先、地域、印刷の有無、部数、原稿審査で異なります。各社の注文画面や締切表を確認し、修正日を含めて社内締切を前倒しします。初回や規制業種は、追加確認を見込んでください。

印刷済みのチラシを持ち込めますか?

持ち込み対応は依頼先によって異なります。折込会社、広告代理店、新聞販売店へ、サイズ・紙質・部数・希望日・地域を伝えて確認します。納品先への配送費、梱包、折加工、納品期限、残部の扱いも確認してください。

ラクスルなら新聞折込の料金をすぐ確認できますか?

対応するエリアや日程などの条件を選ぶと、注文画面で見積もりを確認できます。条件や注文時期で金額が変わるため、記事内の料金例ではなく実際の画面に表示された総額を使って社内判断してください。

新聞折込だけで商圏内の全世帯へ配れますか?

配布先は指定新聞の購読世帯です。全世帯ではありません。新聞非購読世帯にも届けたい場合は、ポスティングとの併用を検討します。ただし、ポスティングも投函禁止・配布困難物件などには届かないことがあります。

求人募集のチラシも新聞折込できますか?

対応できる場合がありますが、応募者層と新聞購読世帯が合うか、求人広告の表示要件を満たすかを確認します。求人媒体、検索広告、SNS、店頭掲示などと応募単価を比較してください。

まとめ:日付・対象・総費用をそろえて判断する

新聞折込は、新聞購読世帯へ、指定した地域と希望日にまとまった部数を届けたいときに有力な選択肢です。特定日のセールや開店、イベント告知では、配布期間を設けるポスティングより日付を合わせやすい利点があります。

一方、新聞非購読世帯には届きません。商圏内の顧客データと地域別部数を確認し、必要に応じてポスティングやWeb広告を組み合わせます。料金は折込単価だけでなく、印刷・加工・配送・制作を含む総額で比較してください。

配布後は、配布部数 → 反応数 → 来店数 → 購入者数 → 売上・粗利益まで記録します。地域・新聞・日付ごとの結果を残せば、次回は反応の良い場所へ予算を寄せ、新聞折込の費用対効果を改善できます。

小形 洸太

この記事を書いた人

小形 洸太

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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