飲食店のPOSレジの選び方 | プロが選ぶ基準とPOSレジ厳選3選

- 飲食店のレジは、原則 Funfo で良い
- ラーメン店・定食屋など先払い券売機スタイルには blayn または スマレジ
- 高級レストランなど複雑な業務フローが必要な場合は 別ページで詳しく解説
POSレジを選ぶ基準
POSレジはどれを選んでも同じではありません。以下の4つの観点で比較することを勧めています。
- 入金サイクル 短い方がキャッシュフローに有利です。開業直後や資金繰りが気になる時期は特に重要な観点です。
- ランニングコスト モバイルオーダーなど必要な機能込みで、月々のコストをリーズナブルに抑えられるかどうか。後から追加料金がかかる構成には注意が必要です。
- 連携したいシステムと繋がれるか POSレジごとに連携できるサービスとできないサービスがあります。連携先が少ないと、後々手入力などの作業が増えてしまいます。
- マーケティングに応用できるか 飲食店でリピーター対策は最重要課題です。LINEやメールアドレスを収集できる仕組みがあるかどうかで、1年後の集客力が大きく変わります。
おすすめのPOSレジ
2020年設立のファンフォ株式会社が提供する、飲食店専用のPOSレジ+モバイルオーダー一体型システムです。全国8,000店舗以上に導入実績があり、月額0円のFreeプランから始められます。入金サイクルが短く、モバイルオーダー・LINE連携が標準搭載のため、他のPOSレジで追加料金になりがちな機能が最初から含まれている点が大きな強みです。
モバイルオーダー機能
Funfoのモバイルオーダーは「ユーザー目線で設計された」と謳うだけあって、実用的な機能が揃っています。単なる注文受付ではなく、売上アップに直結する仕組みとして設計されているのが特徴です。
- 動画メニューで注文額が最大400%増 メニューに動画を掲載できる。静止画よりも料理の魅力が伝わりやすく、実際に動画掲載した商品の注文額が400%増加した実績がある。設定は専門知識不要で、誰でも編集可能。
- 複数人のリアルタイム同期注文 同じテーブルの複数人が同時に注文しても、内容がリアルタイムで同期される。「誰が何を頼んだか」を確認しながら注文でき、テーブル内でのコミュニケーションがスムーズになる。
- 店内・店外の両方に対応 TableCode・OrderCodeによる店内モバイルオーダーに加え、FunPageによる店外モバイルオーダー(テイクアウト・デリバリー)にも対応。決済ブランドは最大20種類に対応している。
- 注文時決済・退店時決済を選べる カフェ・フードコート向けの「注文時決済(キャッシュオン)」と、居酒屋向けの「退店時決済」の両方に対応。VISA・Mastercard・PayPay・楽天Pay・WeChatPayなど豊富な決済ブランドに対応している。
LINE連携でリピーター獲得を自動化
Funfoの大きな差別化ポイントがLINE連携です。単純に「LINE公式アカウントと繋がる」だけでなく、リピーター育成のサイクルが自動で回る仕組みが組まれています。
- LINEミニアプリで友だちを自然に獲得 モバイルオーダーがLINEミニアプリ経由で動作するため、注文したお客様が自動的にLINE公式アカウントの友だちになる。特別なキャンペーンなしに友だち数が積み上がっていく。
- 来店回数・注文内容に応じた自動配信(Business Plusプランのみ) 「3回来店した人」「〇〇を注文したことがある人」など、飲食店固有のデータを使ったセグメント配信が可能。配信による来店人数・売上への効果も可視化されるため、次の施策に活かしやすい。
- 会計後アンケートで約10%の回答率 飲食店の印象が最も強い「会計後」のタイミングに自動でアンケートをLINE送信。回答率約10%という高い数字を実現しており、店舗の課題発見を最速で行える。
funfo AI と WebManager
Funfoには経営データをAIが分析するアシスタント機能が搭載されています。売上データを眺めるだけでなく、AIと対話しながら店舗の状況を把握・改善できる点が他のPOSレジとの大きな違いです。
売上・商品の出数・決済入金額などの営業データをPCブラウザから確認・ダウンロード可能。ABC分析・時間帯別分析・曜日別分析・商品詳細分析など多角的なレポートに対応。データのグラフ化も直感的な操作で行える。毎月複数の新機能が実装・アップグレードされており、分析手法が継続的に拡張されていく。
WebManagerとfunfoアプリの両方に搭載。チャット形式で質問を投げかけると、店舗データをもとにAIが回答する。
※標準仕様に加え、ニーズに応じたカスタマイズAIの実装も条件付きで対応可能。
Businessプラン以上で利用可能。複数店舗の管理アカウントを発行し、担当エリアや閲覧権限を店舗ごとに設定できる。グランドメニューを本部から各店舗へクラウド経由で一括配信できるクラウドメニュー機能も搭載。チェーン展開・FC展開している飲食店に向いている。
Funfo 料金プラン一覧
※価格や内容は変更の可能性があります。最新情報はFunfo公式サイトをご確認ください。
| プラン | 月額(年間払い) | 同時運用台数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | POSレジ 1台 | POSレジ・モバイルオーダー・LINE友だち自動獲得。まず試してみたい店舗向け。 |
| Lite | ¥4,950〜 | 最大3台 | POSレジ+ハンディ+注文管理。WebManager Pro・拡張機能Pro(外部連携含む)が使える。小規模店舗向けのメインプラン。 |
| Business | ¥9,900〜 | 最大10台 | Liteの全機能+優先サポート+Management Package(本部管理)。中規模・多店舗展開向け。 |
| Business Plus | ¥14,850〜 | 最大10台 | Businessの全機能+LINEユーザープロフィール・アンケート自動回収・LINE自動配信。リピーター対策を本格的に行いたい店舗向け。 |
連携できる主なサービス
Funfoと連携できるサービスは多岐にわたります。「連携先が少ないPOSレジは後々手入力が増える」という観点からも、この連携の幅広さは評価できるポイントです。
| カテゴリ | 連携サービス |
|---|---|
| 対面キャッシュレス決済 | Square、stera pack、楽天ペイターミナル、PayCAS Mobile |
| 集客・CRM | LINE公式アカウント |
| 経理業務 | freee会計 |
| 自動釣銭機 | グローリー300・N300 |
| 本部管理・自動受発注 | ぴかいちナビ、HANZO、れすだく、FLARO |
| 予約管理 | Resty、ebica |
上記以外のサービスとの連携も相談可能とのことです。導入前に「〇〇と繋げたい」という要件がある場合は、事前確認しておくことを推奨します。
ラーメン店・先払いスタイルの場合
ラーメン店や定食屋など、お客様が先払いで注文するスタイルの店舗には、POSレジではなく券売機が選ばれることが多いです。
キャッシュレス対応が不要で現金のみで良い場合は、グローリーなどのメーカーが中古を販売している場合があるので探してみるのも一つの手です。
券売機の導入費用は、キャッシュレス非対応でおおよそ100万円前後、キャッシュレス対応だと160万円前後が目安です。補助金の活用も視野に入れておくと良いでしょう(要件は時期によって変わるため、導入時点での最新情報を確認することを推奨します)。
キャッシュレス決済を実装するなら、以下の2つが候補になります。
タッチパネル式の券売機。日・英・中・韓の4ヶ国語対応と音声案内を標準搭載しており、インバウンドが多い立地に特に向いている。26種類のキャッシュレス決済に対応し、現金を持たない訪日観光客も取りこぼさない。補助金の対象となる場合あり(導入時点での最新要件を要確認)。
blayn 公式サイトを見る →スマレジのPOSと連動した券売機として活用できる。既存のスマレジ環境がすでにある場合や、スマレジと連携させたいシステムがある場合に特に検討する価値がある。
スマレジの申し込み・相談はこちら →高級レストランの場合
コース設定が複雑、テーブルごとの細かいオーダー管理が必要、既存の予約システムとの連携が必須など、業務フローの作り込みが必要な高級レストランは、Funfoだけでは対応が難しいケースがあります。
そのような店舗向けに、スマレジフード・ポスタスフード・QUALITÉ・POS+foodなど複数の選択肢を比較した記事を別途まとめています。
まとめ
- 基本はFunfo。モバイルオーダーを使う・使わないに関わらず、ほとんどの飲食店はFunfoで十分です
- 先払い・券売機スタイルにしたいならblayn or スマレジ。タッチパネル式でキャッシュレス対応を選んでください
- 高級レストランなど複雑な要件がある場合は別記事へ。状況次第で最適解が変わります
「既存のシステムとうまく連携できるか」「自分の店のオペレーションに合うか」など、上記だけでは判断しきれない場合もあります。そのときは個別に相談していただくのが一番早いです。
集客のカチプロでは、導入前の疑問や既存サービスとの連携確認も含めて、無料でお答えします。30分程度のオンライン相談です。

集客のカチプロでは、POSレジの選定に悩んでいる飲食店には、原則Funfoをおすすめしています。一番の成長のネックは、コミュニケーションコストであることが理由で、デフォルトでLINEミニアプリとの連携機能がついてるのは大きいからです。特定のシステムにしばりがあったり、タッチパネルの導入を計画していない限りは、十分満足できる機能は備わっています。
この記事で紹介したサービスは、機能に対して導入コストやランニング費用を節約できるサービスであることを前提にして紹介しています。紹介していないPOSレジが悪いサービスであるというわけではありませんので、ご注意ください。

集客のカチプロでマーケティング支援をしていると、導入しているシステムが影響して断念した施策というのは実際にあります。特に飲食店ではリピーター向けのコミュニケーションコストや予約しやすい環境作りが重要であるため、LINE公式アカウントの登録率を高める施策は重要です。また、モバイルオーダーが最近では人気ですが、使いづらいシステムも中にはありますので、選定には注意が必要です。