飲食店にホームページは必要?特に高価なホームページを契約してはいけない理由とは?

飲食店では、グルメサイトなどが検索の上位を占めており、その地域で圧倒的1位の知名度を誇るような店舗でもなければ、ホームページで上位表示をすることは難しいです。

また、ホームページは閲覧されないと全く意味がありません。そのため、店舗名で検索されることがない知名度が低い飲食店が、ホームページにコストをかけるのが間違っていて、適切なグルメサイトに加盟するか、SNS広告を出稿したり、ポスティング広告を出稿することが優先です。

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飲食店はホームページを持っていた方が良い?

飲食店でもホームページは保有していた方が良いです。上記の内容と矛盾しているように思われますが、販促物としては、知名度の低い段階から保有する意味がありませんが、補助金や助成金に応募する要件に、「特定の取り組みを行っていることを公にする」ことが含まれます。この要件は、ホームページの見える箇所に表示するのが最も簡単な満たし方なので、ホームページの保有が必須と言えます。

飲食店に高価なホームページは必要がない理由とは?

デザイン単価の高いホームページは、新たに認知度を向上させる役割を満たすことはありません。SEO対策も時間がかかる上に不確定なため、明日の予約が必要な飲食店は、集客力のあるグルメサイトを選んで、サイト内検索で上位を目指せるプランに投資します。

デザイン単価の高いホームページは、販促費として計上され、ほとんどの場合は、月額払いの契約になります。つまり、毎月の販促費がその分使えなくなり、その分をグルメサイトのプランもしくは、Instagram広告に毎月かけた方が、実際の集客は見込めます。

飲食店がホームページで集客できるのはどのタイミングからか?

地域に知名度が浸透し、Googleの口コミ数が200件程度を超え、リピーターを回すことで十分な売上を形成できると実感できるタイミングでは、ホームページで集客ができます。あまり1店舗である時は、効果を実感できることはなく、複数店舗になった時に、知名度もその分高まりますので、屋号検索が増えだします。その時に、ホームページ経由の予約が増え出します。

この際も、オンライン予約システムが必要になるため、ホームページ作成費以外の出費が必要になります。

グルメサイトの予約システムは、予約手数料がかかります。以前に、一休.comレストランの予約にホームページから送客している料亭の相談者がいましたが、非常に勿体無いことをしています。

飲食店の開業直後のホームページには何を使えば良いのか?

WordPressに慣れている人は、テーマを購入し、簡単に自作してしまうのも良いでしょう。ただし、これはほんの一部の人に限られますので、グーぺなどのホームページ作成サービスを使って、テンプレートに合わせて簡単に作成してしまうのが良いでしょう。デザインが高額なホームページの10分の1以下のコストで運用ができます。

最終更新日 2024年12月3日

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー、集客コンサルタント。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入支援業務に従事。その後、2009年からコンサルティングを提供開始。助言だけではなく、対策もできるコンサルタントとして活動。主に、マーケティング関連のディレクション業務を行い、オウンドメディア運用、SNSキャンペーン、実店舗の集客支援を実施。

集客の専門家として、ミラサポや信用保証協会専門家、商工会専門家などの立場で事業主向けに助言業務を実施。また、リクルートや第一興行のメディアでSNSを使った集客の記事の監修。

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