【回答】5万円で集客に強いホームページは作成できるのか?

「ホームページを作りたいけど、予算が5万円しかない…」そんな悩みを抱えている方は少なくないと思います。結論から言うと、5万円でも集客につながるホームページを作ることは可能です。
ただし、「どんなホームページが作れるのか」「何と組み合わせれば効果が出るのか」を正しく理解しておくことが大切です。この記事では、5万円という予算でホームページを作る際のリアルな話をお伝えします。
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1. 5万円で集客に強いホームページは作成可能
5万円の予算でも、集客に使えるホームページを作ることはできます。ただし、この予算で作れるのは「ランディングページ(LP)」と呼ばれる1ページ完結型のシンプルなサイトになります。
よく「ホームページは24時間働く営業マン」と言われますが、これはGoogleなどの検索エンジンから自然に訪問者が集まってくるSEOの効果を指しています。残念ながら、ランディングページだけではこの効果はほとんど期待できません。
では、どうすれば集客につなげられるのか。答えは「広告やSNSとの組み合わせ」です。Google広告やInstagram・X(旧Twitter)などのSNS運用を通じて積極的に見込み客をページへ誘導することで、ランディングページは初めて集客ツールとして機能します。
2. ランディングページに掲載が必要なコンテンツ
せっかく広告やSNSでページに誘導しても、内容が薄ければ問い合わせにはつながりません。ランディングページには、訪問者を「この会社に頼みたい」と思わせるための要素を揃えた上で、資料を請求させるなどの行動を促すだけのコンテンツが必要です。
2-1. お悩み(フック)
訪問者が抱えている課題や悩みに共感することから始めましょう。「こんなことで困っていませんか?」と問いかける形で、読んでいる人が「これ、自分のことだ」と感じられる言葉を使うことが重要です。この部分はフックであり、ここで共感を得られないと、その先を読んでもらえません。
ターゲットとなる人の状況をできるだけ具体的に言語化することを意識してみてください。
2-2. 解決策の提示
悩みに共感したら、次はその解決策を提示します。「だから、私たちのサービスがあります」という流れで、自社のサービスがどのようにお悩みを解決するのかをわかりやすく説明しましょう。この箇所では詳細ではなく概要で構いません。
専門的な言葉は避けて、読んだ瞬間に理解できるシンプルな表現を心がけると、訪問者の離脱を防ぐことができます。
2-3. 実際の事例
「本当に効果があるの?」と疑う訪問者に対して有効なのが、実際の導入事例や活用例の紹介です。
「〇〇業の△△様が導入後に問い合わせが2倍になった」といった具体的なストーリーは、サービスへの信頼感を高めます。また、サービスで成功するイメージが形成されます。数字を使った表現は特に伝わりやすく、読者の背中を押す力があります。
2-4. 信用されるべき根拠
訪問者が安心して問い合わせするためには、「この会社は信頼できる」と思ってもらう必要があります。
会社の設立年や所在地といった基本情報はもちろん、取引実績や顧客からの声(お客様の声・推薦コメント)なども積極的に掲載しましょう。「どこの誰かわからない会社」という印象を与えないことが重要です。
2-5. 提供するサービスの詳細
サービスの内容・料金・提供の流れなど、訪問者が「で、具体的にどうなるの?」と感じる疑問に答えるセクションです。
料金が掲載できる場合は明記することで、問い合わせのハードルを下げる効果があります。申し込みから納品までのステップを図や箇条書きで示すと、よりわかりやすくなります。
2-6. CTA(行動を促す導線)
CTA(Call To Action)とは、「資料請求はこちら」「無料相談を申し込む」といった、訪問者に次の行動を促すボタンや文言のことです。ランディングページの最大の目的は、このCTAをクリックして、目的の行動をとってもらうことです。
2-6-1. 複数箇所に設置する
CTAはページの上部・中部・下部と、複数箇所に設置するのが基本です。「気になった瞬間」に迷わず行動できる導線を用意しておきましょう。また、画面をスクロールしても常に画面下部や側面に表示され続ける「追従型CTA」を設置すると、訪問者がページのどこにいてもアクションを起こしやすくなります。スマートフォンでの閲覧が多い場合は特に効果的です。
2-6-2. マイクロコピーで不安を取り除く
CTAボタンの近くに添える一言を「マイクロコピー」と呼びます。たとえばボタンの下に「登録は無料・1分で完了します」「しつこい営業は一切行いません」といった一文を添えるだけで、訪問者の「申し込んで大丈夫かな」という不安が和らぎ、クリック率の向上が期待できます。小さな文字ですが、成果への影響は決して小さくありません。
2-6-3. ボタンの文言は「行動+ベネフィット」で
「送信する」「申し込む」だけでは訴求力が弱くなります。「無料で資料を受け取る」「まず相談してみる」のように、具体的に「何をすれば良いのか?」をイメージしやすい文言のボタンを設置することで、クリックがしやすくなります。
3. 5万円でホームページを作る際の注意点
予算と内容を理解したうえで、実際に依頼する前に知っておきたい注意点もあります。
3-1. 依頼できる相手はフリーランスなどに限られる
5万円という予算で制作を依頼できるのは、基本的にフリーランスのウェブデザイナーやエンジニアに限られます。制作会社に依頼する場合、ランディングページ1枚でも数十万円以上になるケースがほとんどです。
クラウドソーシングサービス(ランサーズやクラウドワークスなど)を活用すると、予算に合ったフリーランスを探しやすいでしょう。ただし、実績や評価をしっかり確認してから依頼することをおすすめします。
また、フリーランスへの依頼では、修正回数や納期、著作権の帰属などをあらかじめ明確にしておくことがトラブル防止のためのコツになります。最近では、著作物の取り扱いが法令で変更され、大きなトラブルに発展するケースが増えています。
3-2. AIで生成する際は法律違反に注意
最近では、AIを使ってホームページのテキストや画像を生成するケースも増えています。コストを抑えるうえでは有効な手段ですが、いくつか注意が必要です。
まず、AIは誤った情報(ハルシネーション)を生成することがあります。実績数や効果に関する記述は必ず人の目で確認し、根拠のない数字や事実と異なる内容が掲載されないようにしましょう。
また、「No.1」「業界最安値」などの表現は、景品表示法に違反します。これは、根拠があっても誤認広告とみなされる傾向にあるからです。AIが生成した文章をそのまま使うのではなく、法的な観点からも内容を見直す習慣をつけることが重要です。
まとめ
5万円でも集客につながるランディングページを作ることは可能です。ただし、ページを作るだけで自然に集客できるわけではなく、Google広告やSNS運用との組み合わせが前提になります。
掲載するコンテンツは「お悩み→解決策→事例→信頼性→サービス詳細→CTA」という流れを意識することで、訪問者が行動しやすいページになります。5万円であれば、依頼先はフリーランスに限定され、法律違反にならないように気を付ける必要があります。
ホームページを作成する際は、「目的は何か?」を整理しましょう。別にウェブからの集客を期待しておらず、情報のみを掲載するのであれば、WIXなどの格安のCMSを使うのが良いでしょう。「集客をしたい」「集客を伸ばしたい」という目的の場合は、集客の全体図を描いた上で、どのようなホームページを作るかが決定されます。
また、今回のテーマでは、ホームページの制作費用のみに目がいきがちですが、結局、広告などでコストがかかります。(SNS運用のみだと集客は安定しません。)一部だけのコストだけで判断できないのも、マーケティングの難しいところです。
