クリニックのGoogleビジネスプロフィール口コミ返信テンプレート集

このページについて:クリニックへのGoogle口コミ返信は、一般の飲食店・サービス業とは異なる配慮が必要です。特に診断内容・治療結果への言及は、安易な謝罪が医療過誤の認定や賠償責任につながるリスクがあります。返信の前に必ず院長・顧問弁護士等への確認を推奨します。以下に「よくある口コミのパターン」と「店舗側の模範返信例」を全17パターンまとめました。
⚠️ 医療機関特有の注意事項:診断・治療結果・処方内容に関するクレームへの返信では、「申し訳ありませんでした」「誤りがありました」などの謝罪表現は使わないことが原則です。事実関係が確認できていない段階での謝罪は、医療過誤の認定・損害賠償請求の根拠になりうるため、返信は「傾聴・個別対応の案内・中立的な表現」にとどめます。

⭐ 高評価の口コミへの返信 高評価

パターン1|「先生の説明がわかりやすかった」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

診察の際に、病状や治療の流れをとてもわかりやすく説明していただきました。不安が多かったのですが、先生の丁寧な言葉がけで安心できました。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。不安な中でお越しいただき、少しでも安心してお帰りいただけたのであれば幸いです。患者様に病状や治療の内容をご理解いただいたうえで治療を進めることを大切にしておりますので、そのようにお感じいただけたことを嬉しく思います。またお気軽にご相談ください。

返信のポイント:「インフォームドコンセント(十分な説明と同意)」を大切にしている姿勢を自然に示します。患者様の不安に寄り添う言葉を選びます。
パターン2|「待ち時間が少なくスムーズだった」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

予約制でスムーズに案内してもらえました。以前通っていた病院は待ち時間が長くて大変だったので、ここの対応はとても助かります。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。お時間を有効にお使いいただけるよう、予約システムの運用を工夫しておりますので、スムーズにご案内できて良かったです。体調が優れない中でのお待ちいただく時間を少しでも短縮できるよう、引き続き改善してまいります。またのご来院をお待ちしております。

返信のポイント:「体調が優れない中での待ち時間」という患者視点に立ったひと言が共感を生みます。予約制の運用改善への意欲も示します。
パターン3|「スタッフの対応が親切だった」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

受付の方も看護師さんも、とても優しく丁寧に対応してくれました。緊張していたのですが、声をかけてもらって気持ちが楽になりました。

✉ 店舗側の返信例

ご来院いただきありがとうございます。緊張されている患者様に寄り添った声がけができたとのこと、スタッフにも伝えます。診察室の前は誰でも不安になるものですので、医療的なサポートだけでなく、心理的な安心もお届けできるよう日頃からスタッフ一同心がけております。またお気軽にいらしてください。

返信のポイント:医療機関として「心理的な安心」も提供するという姿勢を伝えることで、患者に寄り添うクリニックとしての印象を高めます。
パターン4|「子どもが怖がらずに診てもらえた」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

子どもが病院嫌いで毎回大変なのですが、先生がとても上手に対応してくれて泣かずに診てもらえました。子ども向けの絵本なども置いてあって配慮を感じました。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。お子様が泣かずに診察を受けていただけたとのこと、とても嬉しいです。お子様が「病院は怖くない」と感じていただけるような環境づくりを大切にしておりますので、そのようにお感じいただければ幸いです。またお体の具合が悪いときはお気軽にいらしてください。

返信のポイント:小児対応への配慮を自然にアピール。「病院は怖くない」というフレーズで、子ども連れの新規患者への訴求にもなります。
パターン5|「長年通っているが信頼できる」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

10年以上通っています。先生はいつも親身に話を聞いてくれて、無駄な検査や薬を勧めないところも信頼できます。かかりつけ医として本当に心強いです。

✉ 店舗側の返信例

長年ご来院いただき、誠にありがとうございます。患者様のお話をしっかり伺い、必要な医療を適切にご提供することを基本としておりますので、そのようにご評価いただけることは大変励みになります。これからもかかりつけ医として、お力になれるよう努めてまいります。

返信のポイント:「必要な医療を適切に」という表現で、過剰診療をしない誠実な姿勢をさりげなく示します。長期患者への感謝の気持ちを丁寧に伝えます。
パターン6|「オンライン予約・LINE対応が便利だった」という口コミ
📝 口コミ例(★5)
★★★★★

LINEで予約や問診票の入力ができてとても便利でした。当日の待ち時間も短く、仕事帰りに寄れる利便性がありがたいです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。お忙しい中でも受診しやすい環境を整えることを大切にしておりますので、LINEでの予約や問診票入力をご活用いただけて嬉しいです。お仕事帰りでもお気軽にご利用いただければと思います。またいつでもお越しください。

返信のポイント:デジタル対応の利便性をアピールしつつ、「仕事帰りも歓迎」というメッセージで受診ハードルを下げます。

🟡 どちらともとれる口コミへの返信 中立

パターン7|「待ち時間が長かった」という口コミ
📝 口コミ例(★3)
★★★☆☆

先生の対応は良かったのですが、予約していたのに1時間近く待ちました。体調が悪い状態での待ち時間はつらかったです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。体調が優れない中、長時間お待たせしてしまい大変ご不便をおかけいたしました。診察の内容によってはお時間を要する場合があり、後続の患者様にご迷惑をおかけすることがございます。待ち状況のご案内や呼び出しサービスの改善など、できる限りご負担を軽減できるよう取り組んでまいります。

返信のポイント:「体調が悪い状態での待ち時間」という患者の苦労に共感し、待ち時間が生じる背景も誠実に説明します。具体的な改善策への言及が信頼につながります。
パターン8|「診察時間が短く感じた」という口コミ
📝 口コミ例(★3)
★★★☆☆

先生は良い方だと思うのですが、診察がとても短く、聞きたいことを全部聞けなかった気がします。もう少し話を聞いてもらえると安心できます。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。ご不明な点やご心配なことを十分にお伝えいただけなかったとのこと、大変申し訳ございません。次回ご来院の際は、事前にお聞きになりたいことをメモしてお持ちいただくか、受付にてご相談いただければ可能な範囲でお時間を確保するよう努めます。どうぞお気軽にお声がけください。

返信のポイント:「診察が短い=不誠実」とならないよう、事前にメモを準備するよう促すなど患者側にも協力を求める形で双方向の解決策を示します。
パターン9|「受付の対応が事務的で冷たかった」という口コミ
📝 口コミ例(★3)
★★★☆☆

先生の診察は丁寧なのですが、受付のスタッフの対応が少し事務的で冷たく感じました。体調が悪いときに来る場所なので、もう少し温かみがあるとありがたいです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。受付対応について、ご不快をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。体調がすぐれない状態でお越しいただいているからこそ、受付での温かい対応が大切であると改めて認識いたしました。スタッフへのご指摘として共有し、患者様が安心してご来院いただける雰囲気づくりを徹底してまいります。

返信のポイント:「体調が悪い状態だからこそ」という患者の状況に触れることで、受付対応の重要性を認識していることが伝わります。
パターン10|「駐車場が少なく困った」という口コミ
📝 口コミ例(★3)
★★★☆☆

クリニック自体はとても良いのですが、駐車場がいつも満車で困ります。車でしか来られない立地なので、もう少し台数があると助かります。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。駐車場についてご不便をおかけしており、申し訳ございません。近隣に提携駐車場(※ある場合は名称・場所を記載)もございますので、満車の際はご利用ください。また混雑しにくい時間帯のご案内もできますので、ご予約時にお気軽にお申し付けください。

返信のポイント:提携駐車場の案内や混雑回避の情報提供など、患者がすぐに行動できる具体的な情報を示します。
パターン11|「薬の説明が少なかった」という口コミ
📝 口コミ例(★3)
★★★☆☆

処方された薬について、もう少し詳しい説明がほしかったです。副作用や飲み合わせが心配でも聞きにくい雰囲気でした。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。お薬についてのご説明が不十分で、ご不安をおかけしてしまいご不便をおかけいたしました。副作用や飲み合わせについてはいつでも遠慮なくお尋ねいただければと思います。次回ご来院の際、あるいはお電話でもご質問をお受けしておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

返信のポイント:薬の説明不足への不満には、電話での質問受付など来院以外の問い合わせ手段も案内することで患者の不安解消につなげます。

🔴 クレーム・低評価の口コミへの返信 クレーム

⚠️ クレーム返信の大原則:診断・治療内容に関するクレームへの返信では、事実確認が完了していない段階で「誤りがありました」「不適切でした」などの表現は使いません。「ご不満をおかけしました」という表現も、文脈によっては過失の認定につながるリスクがあります。返信は「患者様のお気持ちを受け止める」「個別に対応する窓口を示す」にとどめることが基本です。
パターン12|「診断が違ったのではないかと感じた」というクレーム ⚠️ 医療過誤リスク
📝 口コミ例(★1)
★☆☆☆☆

このクリニックで「問題なし」と言われたが、別の病院で受診したら病気が見つかった。最初からちゃんと診てほしかった。

✉ 店舗側の返信例

ご不安な思いをされていること、真摯に受け止めております。診察内容の詳細については、個別にお話を伺う必要がございますので、大変恐れ入りますがお電話またはご来院にてご相談いただけますでしょうか。患者様のご状況を丁寧に確認したうえで、誠実に対応させていただきます。

⚠️ 返信のポイント(医療過誤リスクあり):「診断が間違っていた」「見落としがあった」などは、事実確認なしに認めてはいけません。返信では謝罪・事実認定・過失の示唆をすべて避け、「個別に話を聞く」という姿勢のみを示します。実際の対応は院長・顧問弁護士と相談の上で行ってください。
パターン13|「処方された薬で体調が悪化した」というクレーム ⚠️ 医療過誤リスク
📝 口コミ例(★1)
★☆☆☆☆

処方された薬を飲んだら逆に体調が悪化しました。副作用の説明もなかったし、この薬は自分に合っていなかったのではないかと思います。

✉ 店舗側の返信例

体調が優れない状況が続いているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。お薬に関するご心配については、処方の経緯を含め個別にご確認する必要がございますので、ぜひお電話またはご来院にてご相談ください。現在もお体の状態が続くようであれば、早めにご受診されることをお勧めいたします。

⚠️ 返信のポイント(医療過誤リスクあり):「処方が間違っていた」「副作用の説明が不十分だった」という認定につながる表現は避けます。健康へのお見舞いを最初に示し、早期受診を促すことが患者ファーストの姿勢として伝わります。
パターン14|「手術・処置後の経過が悪い」というクレーム ⚠️ 医療過誤リスク
📝 口コミ例(★1)
★☆☆☆☆

処置を受けた後に状態が悪化し、別の医療機関で追加の治療が必要になりました。最初の処置に問題があったのではないかと思っています。

✉ 店舗側の返信例

お体の状態についてご心配をおかけしており、大変つらい思いをされていることと存じます。処置後の経過につきましては、診察記録も含めて詳細を確認する必要がございます。大変恐れ入りますが、まずはお電話にてご連絡いただけますでしょうか。状況を丁寧に伺ったうえで対応いたします。

⚠️ 返信のポイント(医療過誤リスクあり):処置の瑕疵を示唆する言葉はすべて避けます。「記録を確認する」という表現は、事実確認のプロセスを踏む姿勢を示しながら、公開の場での断定を避けるための適切な表現です。この種のクレームは必ず弁護士・医療専門家に相談のうえ対応してください。
パターン15|「説明なしに検査・処置が行われた」というクレーム
📝 口コミ例(★2)
★★☆☆☆

何の検査をするか説明がないまま検査が始まり、費用も後から分かりました。事前に説明してほしかったです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。検査内容および費用について、事前のご説明が不十分であったとのこと、ご不安をおかけいたしました。検査や処置を行う前には内容と費用について患者様にご説明し、ご同意を得てから進めることを基本としております。今回のご指摘を受け、説明のプロセスを改めて徹底してまいります。

返信のポイント:これは医療過誤ではなくインフォームドコンセントの手続きの問題です。「同意を得てから進める」という原則を示しつつ、改善姿勢を伝えます。診断・治療内容の適否には触れません。
パターン16|「スタッフから個人情報を大声で呼ばれた」というクレーム
📝 口コミ例(★2)
★★☆☆☆

待合室でフルネームを大声で呼ばれました。個人情報の取り扱いをもう少し考えてほしいです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。お名前のお呼び出し方法についてご不快をおかけし、申し訳ございませんでした。患者様のプライバシー保護は重要な課題であり、番号呼び出しやお名前の一部のみでのご案内など、より配慮した方法への改善を検討してまいります。貴重なご意見をありがとうございました。

返信のポイント:個人情報・プライバシーへの配慮は医療機関として特に重要です。番号呼び出しへの切り替えなど具体的な改善案を示すと誠実さが伝わります。
パターン17|「セカンドオピニオンを求めたら嫌な顔をされた」というクレーム
📝 口コミ例(★2)
★★☆☆☆

セカンドオピニオンを希望したら、先生の態度が変わった気がしました。患者の権利として当然のことだと思うので、もう少し理解してほしかったです。

✉ 店舗側の返信例

ご来院ありがとうございます。セカンドオピニオンは患者様の大切な権利であり、当院としても積極的に支援する立場でございます。そのような印象をお与えしてしまいましたことを、大変申し訳なく思います。紹介状の作成やデータのご提供も対応しておりますので、ご希望の際はいつでもお申し出ください。

返信のポイント:セカンドオピニオンを「患者の権利」と明言し積極支援の姿勢を示すことが重要です。紹介状・データ提供の対応を明記することで、他の患者への安心感も与えます。

💡 返信文を書くときの共通ポイント

ポイント内容
① 診断・治療内容への言及は避ける 口コミ返信の場で診断の正否・治療の適否について触れることは、法的リスクにつながります。事実確認は必ず非公開の場で行います。
② 「謝罪」と「共感・お見舞い」を使い分ける 医療過誤が疑われるクレームでは謝罪を避け、「ご不安をおかけしております」「心よりお見舞い申し上げます」など、事実認定を含まない表現を使います。
③ 個別対応への誘導を徹底する 医療に関するクレームの詳細は公開の場でやりとりせず、「お電話にてご相談ください」「ご来院のうえお話を伺います」と個別対応へつなぎます。
④ 患者のプライバシーを守る 返信に病名・症状・治療内容などの個人情報を書いてはいけません。口コミに詳細が書かれていても、返信側から情報を出さないことが原則です。
⑤ 重大クレームは必ず院長・弁護士に確認 診断ミス・処置後の悪化・薬の副作用など、法的リスクのあるクレームへの返信は、担当者が単独で判断せず必ず院長・顧問弁護士に確認してから投稿します。
⑥ セカンドオピニオン・患者の権利を尊重する姿勢を示す セカンドオピニオン・情報開示・診断書発行など患者の権利に関する内容には、積極的に対応する旨を明記することが信頼構築につながります。
⑦ 長すぎない文章にする 返信は150〜250文字が目安。医療機関としての誠実さを保ちつつ、簡潔にまとめることが大切です。
まとめ:クリニックのGoogle口コミ返信は、一般の飲食店・サービス業とは異なり法的リスクの視点が不可欠です。特に診断・治療に関するクレームへの返信は「共感と個別対応への誘導」にとどめ、事実認定や謝罪は必ず専門家と相談のうえで行ってください。適切な返信の積み重ねが、患者からの信頼とクリニックの評判を守ることにつながります。