Squareレジスターは美容室・サロンを開業する時におすすめのPOSレジ
POSレジは「キャッシュレス決済」の導入のために行うものだとされていますが、シフトや予約、経理の管理を連携することで自動化することもできるものです。そのため、労働集約型のビジネスである美容室・サロンの時間の無駄やミスを解消することに貢献します。
ただし、POSレジは、さまざまな企業が販売をしていますが、見た目だけではなく、連携できる外部のシステムも異なります。そのため、導入するPOSレジ次第でできることとできないことが発生します。
ここで、美容室やサロンのオーナーが感じるのは、どの企業のものを選択すれば良いか分かりづらいことです。
美容室のPOSレジ選びの基準では以下のことが挙げられます。
- レジの見た目がおしゃれでマッチしている。
- レジのスペースをとらなくてもよい。
- 必要なキャッシュレス決済には対応している。
- よく使う機能との連携が可能である。
それでは、詳細をみていきましょう。
1.美容室にとってPOSレジがなぜ重要なのか?
1-1.作業効率が高まる(無駄がなくなる)
美容室は、美容師が施術をする時間で対価が発生する、いわゆる労働集約型のビジネスモデルです。そのため、いかに効率性を高めて、スタッフが施術に集中できる環境を作るかが重要になります。
POSレジごとに連携できる外部システムが異なりますので、例えば、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーで予約を受け付けた時、会計の時の処理が異なります。
使いやすいPOSレジを導入することで、作業効率が高まります。
1-2.マーケティングも向上する
キャッシュレス決済は説明するまでもなく重要です。高額な施術ほど消費者からするとポイントを貯めたり、ポイントを使いたいと思うのは当たり前のことです。そのため、使いたいキャッシュレスが使えないのは、消費者にとってはマイナスです。
また、PayPayのように大型のキャンペーンを実施している決済を導入すると、取扱店として扱われますので、新規のお客様も足を運びやすくなります。
2.美容室のPOSレジを選ぶ基準
小規模な美容室・サロン経営オーナーにとって、これらの基準を満たすPOSレジを選択することは、限られた資源を最大限に活用し、お客様の満足度を高めるために重要です。
2-1.見た目がおしゃれでマッチしている
美容室・サロンは、お客様に快適で洗練された空間を提供することが求められます。レジの見た目がおしゃれで、店舗の雰囲気とマッチしていることは、全体的な印象を高めることができます。美的感覚が重要視される美容業界において、レジの外観は無視できない要素です。
2-2.スペースをとらなくてもよい
小規模なテナントで開業する場合、店舗のスペースに限りがあります。レジに大きなスペースを割くことは、他の重要な機能(施術スペース、待合スペースなど)を圧迫する可能性があります。コンパクトで効率的なレジは、限られたスペースを有効活用するために不可欠です。
2-3.必要なキャッシュレス決済には対応している
現代社会では、キャッシュレス決済の需要が高まっています。美容室・サロンのお客様も、多様な決済方法を期待しています。必要なキャッシュレス決済に対応したレジは、お客様の利便性を高め、スムーズな会計を実現します。これは、お客様の満足度向上につながりますし、非対応から生まれるレジの渋滞を防ぐこともできます。
2-4.よく使う機能との連携が可能である
美容室・サロンでは、予約管理、顧客管理、在庫管理など、様々な機能が必要とされます。レジがこれらの機能と連携できることは、業務の効率化と正確性の向上に役立ちます。連携によって、手作業による情報の転記ミスを防ぎ、スタッフの作業負担を軽減できます。
3.小規模な美容室におすすめなSquareのPOSレジ
小規模な美容室では、スペースが限られていることや使うことができる経費に限りがあります。そのため、省スペースであり、ランニングコストが極力かからないものを選択し、集客のために広告費に回します。
ここでおすすめなのが、Squareです。Squareは、コンパクトでスタイリッシュなSquareレジスターやSquareスタンドがあり、レジの省スペース化を図ることができます。
また、SquareのPOSレジには月額使用料が基本かかりませんので、無料から使うことができます。
ブランド | 手数料率 |
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Visa | 3.25% |
Mastercard | |
JCB | |
American Express | |
Diners | |
Discover | |
電子マネー | |
PayPay (QRコード決済) |
Square決済のブランド数は他に比べると少ないことがデメリットとして挙げられがちですが、キャッシュレス決済の主力であるクレジットカード決済には対応していますし、QRコード決済の最大手のPayPayに対応していることで、そこまで大きなストレスにはなりません。
対面でのタッチ決済の手数料が、3.25%に統一されました。
3-1.Squareレジスター(スクエアレジスター)
スクエアレジスターは、決済受付、メニュー作成、価格設定、業務管理を一台で行えるオールインワンのPOSレジシステムです。このシステムは決済、ソフトウェア、ハードウェアが統合されています。
店舗側の画面とお客様側の画面の2画面での操作であり、省スペースであり、分かりやすいことが特徴です。また、POSシステムの月額利用料は発生せず、キャッシュレス決済の手数料のみ負担すれば使い続けることができます。
- 操作性:2つの大画面ディスプレイを搭載し、タッチスクリーンでの直感的な操作が可能。プリンターとドロワー以外は必要なし。
- セットアップの簡単さ:オールインワン端末であるため、セットアップが非常に簡単。
- 安心保証:2年間の長期保証と、注文から30日以内の無料返品に対応。
\ 公式サイトでキャンペーンをやっている時もあるのでチェック! /
実際に使っているイメージがつかないと選びづらいと思いますので、Squareが用意している動画を一度見てみるのが良いでしょう。
Squareレジスター | 84,980円 |
---|---|
プリンター(Amazon) | 47,300円 |
ビジコム 国産 レジスター(Amazon) | 12,430円 |
初期導入コスト | 144,710円 |
また、初期導入コストが高すぎるという声もあるようですが、初期の端末費用が15万円に収まっている点を考慮すると、IT導入補助金を使って導入しなくても済みます。また、スクエア公式ショップで購入することで、キャンペーンで端末料金が値引きされていることもあります。
3-2.Squareスタンド
Squareスタンド(第2世代)は、iPadを高機能なPOSレジに変換するための端末で、直感的で簡単な操作ができることが特徴です。第2世代のモデルでは、ディスプレイ横にカードリーダーが内蔵されており、ICカード(EMV)、電子マネー、タッチ決済、QRコード決済(PayPay)に対応しています。
こちらも、リーダーが一体化しているため、通常のPOSレジに比べて大きく省スペース化をすることができます。使用イメージの動画は以下の通りで、キャッシュレス決済を希望したお客様には、Squareを裏返してタッチ決済してもらいます。
\ 詳細はこちら! /
Squareスタンド | 29,980円 |
---|---|
iPad(Amazon) | 49,800円 |
プリンター(Amazon) | 47,300円 |
ビジコム 国産 レジスター(Amazon) | 12,430円 |
初期導入コスト | 139,510円 |
3-3.Square予約
Square予約は、ビジネスオーナーが簡単にオンラインで予約受付と管理を行えるシステムです。無料から始められ、複数のプランが用意されており、独自の予約システムを実装することができます。
GoogleやInstagramと連携することができます。また、有料オプションにはなりますが、キャンセルポリシーに従った無断キャンセル対策(ノーショー対策)として、キャンセル料をクレジットカードに請求することもできます。
4.注意点
ホットペッパービューティー(サロンボード)と連携することができるのか?
サロンボード自体にレジ機能が備わっています。そのため、サロンボードで予約管理をしたい時は、サロンボードもしくはエアレジを導入するのが良いでしょう。
楽天ビューティーとは連携することができるのか?
楽天ビューティーも導入するとなると、ホットペッパービューティーも同時に導入している可能性が高いと思われます。そのため、一緒に予約管理ができるspos.jpやサロンコネクトなどの選択肢があります。もちろん、POSレジと予約管理を分けることもあり得ますので、それはどこまでやりたいかで決めるのが良いでしょう。
SquareレジスターとSquareスタンドのどちらを選択すれば良いのか?
料金の差は実はそこまでないため、好きな方を選択するのが良いですが、iPadは保証の対象にはならないため、端末全体の2年間の保証を適用するためには、Squareレジスターを選択した方が良いでしょう。
あまりいないと思いますが、持ち運びをしたいなどの需要がある場合は、Squareスタンドの方になります。
Squareの導入方法はどのようにすれば良いのか?
まずは、アカウントを作成(無料)します。その後、審査に審査に通過した後は、使いたいキャッシュレスブランドを有効にします。
その後、SquareショップからPOSレジを運用するのに必要なハードを購入してください。なお、導入の際の窓口もありますので、不安に思うことがあれば、事前に相談するのが良いでしょう。
最終更新日 2024年4月9日