SEM(サーチエンジンマーケティング)とは?

Webマーケティングのメリットは、見込み客の”検索”という行動に対策を実施することができます。検索とは、特定のニーズを抱えた行動であり、そのニーズに対して自覚がなければ行うことができません。つまり、目的を持った人がその検索結果に集まってきます。

この検索行動に対して、対策を実施するマーケティングをSEM(Search Engine Marketing)と呼びます。

SEMとは

SEMとは、SEOと検索連動型広告(リスティング広告)を指すことが多いです。
しかし、実際の検索はこれだけではありません。例えば、地図検索、Youtube検索、Amazon検索、楽天市場検索、食べログ検索….など対策をすることで確実にマーケティングの成果になる検索はGoogleやYahoo!JAPANの検索エンジンだけではありません。

そのため、SEMとは、自社の様々なコンテンツを対応する検索に反映させて、成約数を増やすための一連の施策のことを意味します。

SEMを実施するメリットとは

検索という行動は、特定のニーズを自覚して起こるものです。

例えば、「レストラン」を検索する行動は、「レストランを予約したい事情が発生した」からです。この時に、Googleで検索し、MEOの検索結果を参考にしたり、食べログで検索し、星3.5以上のお店の中から都合にあったお店を検索します。

このようにSEMでは、自覚のあるニーズ、つまり顕在ニーズを抱えた見込み客を対象にすることができます。これは、Webマーケティングならでは可能になったものです。

自覚のないニーズである潜在ニーズを抱えた見込み客よりもクロージングが簡単で、相手が求めている条件が提示できていれば、購入も起こりやすいです。

Webマーケティングでは、顕在ニーズを抱えている見込み客に認知してもらうために、SEMを主軸にして展開します。

顕在ニーズと潜在ニーズについては、「顧客ニーズとは?顕在ニーズと潜在ニーズのマーケティングへの応用」を参考にしてください。

代表的なSEMとは

では具体的にSEMで行っていく対策について紹介します。

SEO

SEOとは、検索エンジン最適化を意味します。GoogleやYahoo!JAPANなどのWebページを対象にした検索に対策を行い、顕在ニーズを抱えた見込み客の獲得を実施します。

対策としては内部対策と外部対策などがありますが、上位表示を決定付けている最も大きな要因は、良質なコンテンツで形成されているE-A-Tの高いWebサイトであることです。E-A-Tとは、専門性、権威性、信頼性のことを指し、これらが総合的に高いWebサイトのコンテンツが上位に表示される傾向にあります。

また、MFI(Mobile First Index)と呼ばれるモバイル端末での検索結果を優先的に反映させているため、Webサイトを制作する時は、モバイル端末で野外で閲覧しても問題のないように作成するのが望ましいとされています。

また、以下のような特徴も挙げられます。

検索している地点によって検索結果が異なる。

例えば、札幌で歯医者と検索すれば、札幌の歯医者についてのコンテンツが表示されます。東京で歯医者と検索すれば、札幌の歯医者ではなくその地点から近い歯医者に関する情報が表示されます。

1つのキーワードに対して1つのWebサイトからは1ページのみ表示される。

Googleは多様性のある検索結果を重視しています。そのため、基本的に1つのキーワードには、1つのWebサイトから1ページのみが表示されます。たまに、2ページ表示されていることもあります。

そのため、noteやアメブロなどの共有ドメインの無料ブログサービスでは、1つの検索結果に、全てのブロガーから1ページが選定されて表示されます。つまり、これらのブログサービスでは、SEOは期待せず、サービス内での検索やコミュニティーにてマーケティングを行います。

リスティング広告

リスティング広告は、検索連動型広告であり、検索キーワードに広告を出稿します。

すると、通常の検索結果の上方と下方に広告が表示されます。リスティング広告の特徴は、クリック率や広告の関連性を評価する品質スコアと入札価格により広告内の順位が決定します。品質スコアが高ければ高いほど、低い入札価格でも上位表示させることが可能です。

検索結果

リスティング広告を活用するメリットは、顕在ニーズを持った見込み客に、時間をかけずに任意のページを表示させることができる点です。SEOでは、どのページが上位表示されるのかはわからず、また確定的に上位表示できるわけではありません。

MEO

MEOとは、Map Engine Optimizationのことで、Googleマップ検索でのビジネスリスティングの表示順位の対策を指します。主に店舗ビジネスでは、予約サイトやまとめサイトが排除された検索であるため、高い効果を発揮します。

Googleマップ検索の他に、GoクエリでGoogle検索をした時に、上部に地図とあわせて3つのビジネスリスティングが表示されます。この部分をローカルパックと呼びます。

MEO

MEOには、距離、知名度、関連性の3つの基準が重要だと言われています。距離は対策が不可能ですので、知名度および関連性が対策できる箇所ではあります。

知名度対策

・ホームページのSEO
・マーケティング
・クチコミ数および品質向上の対策

関連性対策
・Googleマイビジネスにできるだけ詳細にビジネスの情報を入力する。
・Googleマイビジネスを管理する。

MEOについては、「MEOとは?SEOとの違いと基本的な対策」にて解説をしております。

各種サービスの検索のSEO

商品を販売するのは、Webページだけではありません。それぞれの広告サービスを使い、そのサービス内検索での対策も存在します。

各サービスのアルゴリズムは、それぞれによるものですが、決定的に異なっているのは、公平ではない点です。例えば、楽天市場の検索では、売上数や売上額が大きく検索順位に関わっています。これは、システム利用料が売上に連動しているため、楽天側も売れる商品を売りたいと思っているからです。

それぞれの検索の特性を理解して対策を実施します。