コンテンツSEOをレストランに導入WEBサイトの検索流入が5倍かつローカル検索の順位アップ

飲食店を探す方法は、他業種の店舗に比べると選択肢が多いことが特徴です。都市部ではグルメサイトを活用した集客方法が主流でしたが、兼ねてから依存することで予約獲得コストが増えていることが問題視されていました。そこで、グルメサイト脱却を図るための対策を実施しました。
何を実施したのか?
対策として実施したのは、SEOです。クライアントからの要望もあったことがありますが、Googleビジネスプロフィールで店舗の情報を調べることが一般的になっているにもかかわらず、積極的なGoogle対策をしている競合店舗が少なかったことが挙げられます。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
Googleビジネスプロフィールのヘルプをみても、ローカル検索に、WEBサイトの検索順位が少なからず影響を与えることが解説されています。そのため、公式サイトにコンテンツを追加していき、めぼしいキーワードでのSEOを実施しました。
効果
新規顧客が検索に活用するキーワードを厳選しました。料理名だけでなく、「地名 個室 接待」などの用途を選択し、月に数本単位でコンテンツを追加していきました。
Googleからの訪問(セッション)の流入のグラフを見ると、対策前に比べると約5倍に伸びています。PVでみると、月間64,000PVのWEBサイトに成長しました。他にもTwitterに力を入れました。有名テレビ番組の会場として使われたこともあり、オンエアーに合わせて企画商品も用意しました。
テレビ番組放映中に実況中継を実施しました。その結果、番組放送直後は、1ヶ月で55万インプレッション(表示回数)に伸びました。狙いは、もちろん集客数を増やすことにもありましたが、オンラインからの来店を増やすことで、口コミ数を増やすことにもありました。口コミの返信のルールを全店舗で作ったこともあり、口コミの件数が倍以上に増加し、評価は、4.0以上を維持しています。