飲食店にホームページは必要性?知らないともったいないホームページの有効性とは

食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ、Rettyなどの大手グルメサイトを活用したり、最近はGoogleマイビジネスによるGoogleマップ検索が主軸になっています。その影響で、飲食店ではホームページの意味がないのではないかと感じる飲食店オーナーが多いのではないでしょうか?

飲食店のホームページの必要性に関しては、経営戦略によります。

正直、ランチ営業が主体であれば、わざわざホームページを作成するメリットは少なく、Googleマイビジネスと簡単なホームページ(ブログ)を作成すれば良いでしょう。

ただし、席数の多いディナーが主体の店舗では、目的ありきの利用が考えられますので、メニュー、個室の有無などの空間、感染症対策の有無、サービスなどの訴求が必要になり、グルメサイトのWEB予約手数料が高くなりますので、ホームページの作り込みは必要です。

飲食店におけるホームページの必要性とは?

わざわざ高い金を出してホームページを作成するメリットがわからない・・・

ホームページの必要性は、露出するという視点では非常にわかりづらくなっています。グルメサイトへの出稿の他に、Google検索でもホームページではなくGoogleマイビジネスの露出が主軸になっています。ホームページ自体露出する箇所が非常に少なくなっており、露出が非常にわかりづらいです。

飲食店を探す時の行動で考えてみましょう。

例えば、今日のランチをどうするか考えた時に、とんかつを食べたいと思った時には、「とんかつ屋」などのキーワードで検索します。すると、Googleマイビジネスで近隣のとんかつ屋の候補が出てきて、直感的に探すことが多いです。

それに対して、ディナーを検索する時は、記念日のお祝いや会合などの目的があることがあります。その時に参加者のアレルギー、何が好きなのか、サプライズが可能なのか、個室の有無などの条件があります。そのため、単純なキーワードで検索するのではなく、「個室 お祝い お肉」などの条件をキーワードにして検索します。

つまり、直感的に選ぶことが多いランチや軽食では、ホームページは必要ありません。それに対して、目的や用途が存在する会食・ディナーに力を入れている飲食店ではホームページは必要です。

飲食店のホームページの重要な役割とは?

魅力の訴求をすることが自由にできる場である。

魅力とは、お客様側がいわゆる「待ってました!」と思えるポイントのことです。特にディナー予約の場合は、それぞれのお客様がお店選びの条件を持っていて、その条件に対応する情報がちゃんと相手に伝わることが集客力を高めることになります。

改善事例の話

Before:ホームページに方向性の違う全ての事業を押し込み、何が魅力で何を達成したいのかを読み取ることができなかった。

After:トップページからシズル感が出る画像や行列が並んでいる画像を豊富に活用し、人気の高い商品であることを訴求し、目的をケータリングの問い合わせおよびテイクアウトに設定した。その結果、年商が25%の増加。(個人店の場合)

電話予約やWeb予約を促進することができる。

ホームページを作成する最終的な目的は予約数を増やすことにあります。ここを目的にしないと、あんまりホームページを作成するメリットはありません。飲食店検索は約8割程度はスマホで検索していると言っても良いです。

例えば、上記のような予約を促す固定フッターをスマホでは表示させることが可能です。

グルメサイトやGoogleマイビジネスでは、予約ができてしまうURLが全て登録されてしまいます。そのため、予約手数料が高いWeb予約の割合がどうしても高くなってしまう難点が発生してしまいます。

ホームページを保有していることで、予約する方法を誘導することができ、毎月の予約手数料を節約することにもつながります

キャンペーンの実施など積極的なプロモーションの際に必要になる。

例えば、特に準備もするわけでもなく集客したい時には、Facebook広告などを活用したキャンペーンを実施することがよくあります。その時にキャンペーンの詳細や店舗に興味を引く目的でホームページに情報を掲載します。

改善事例の話

Before:ホームページの情報が固定であり、うまくマーケティングが実施できなかった。

After:SNSキャンペーンやFacebook広告を積極的に活用するようになり、ホームページ経由で存在しなかった新たな30代〜40代の女性客層の取り込みに成功した。

情報の蓄積ができる。

グルメサイトやGoogleマイビジネスでも情報掲載することは可能ですが、決められたテンプレートに情報を当てはめていくものになりますので、本来訴求したい情報や過去の情報の蓄積をすることができません。

例えば、過去に来店したことがあるお客様には、その時の限定メニューを記憶していることがあります。グルメサイトのみしかやっていなければ、今のメニューに情報は更新されていますので、キーワード検索することができず、再来店の手がかりを失ってしまいます。

高級店ほどホームページには投資している。

高級店ほどホームページがあった方が、利用者側には安心感が生まれます。これは、高級店ほど会食や記念日のお祝いといった用途が明確であるため、一休レストランで即予約とは行かず、一度ホームページを確認してから検討する行動をとる人が多いからです。

また、ホームページからは別の予約方法を誘導していますので、結果としてグルメサイトからの直予約の割合が増え、手数料を節約する意図もあります。

売上に対して8%の予約手数料が発生する場合。1万円のコースが3人分予約されていたとすると、2400円の手数料が発生します。これが仮に月あたり100件であれば24万円。200件であれば48万円なわけで、可能な限り手数料率を下げたいというのが本音です。