LINE@とメルマガはどっちを集客に取り入れるべきか?

売上アップを行うためには、迅速なコミュニケーション手段の構築が重要であると説明しました。

来店回数を増加させることに用いるツールが、LINE@とメールマガジンになります。
これらのどちらかを選択することになります。ではどちらを選択すれば良いのでしょうか?
LINE@とメルマガの違い
メルマガ | LINE@ | |
対象 | メールアドレス(ほぼ全員) | LINEユーザー |
到達率 | 低〜高(利用するメールスタンドによる。) | 必着 |
開封率 | 低〜中 | 高 |
特典クーポン | あり(ただし、メールスタンドによる。) | あり |
メッセージ | 複雑な文章を送ることができる。 | 単純な文章に対応 |
コスト | 3,000円/月〜 | 無料〜5,000円/月(税別) |
簡単にまとめると上記のようになります。
メールアドレスは、パソコン及び携帯を選ばなければ、もはやほぼ全員が保有しています。そのため、メルマガの強みは、相手を選ばずほぼ全員に送信することができることです。ただし、相手の環境や利用しているサービス次第では、正常通りメール配信できない場合もあり、必ずメッセージが届く訳ではないことがデメリットになります。
そう考えると、LINEも普及しているし、LINE@の導入の方がいいのでは?と思う人も多いと思いますが、正直、これはケースバイケースだと思います。
店舗の場合
例えば、POSレジを導入している場合、登録時にメールアドレスを聞くタイミングがあります。メールマガジンを発信する旨を伝えて(同意が必要)、リストを構築することができます。
ただし、店舗の場合は、割とメッセージの配信頻度は低いため、どちらかと言えば、到達率や開封率の方が重要である場合がほとんどです。この場合は、LINE@を活用した方が良いことになります。
導入の際は、月間1,000通までは無料配信することができますので、大体お友達の数が250人を超えるあたりに有料版に切り替えると良いでしょう。
コンサルタントの場合
最近は、コンサルタントもLINEを活用するシーンが増加してきましたが、基本的にコンサルタントの集客は、無料オファーによる見込み客のリスト構築にあります。
無料オファーからステップメール、そして、ランディングページによるクロージング(成約)の流れを作るためには、メールマガジンを活用することになります。
到達率の低さを補うために、LINE@などの複数ツールを同時に活用することが普通になっています。
その他BtoBビジネスの場合
コンサルタント同様に、選択肢が無数にある時代の中では、継続的なコミュニケーションが必要になってきました。
例えば、無料の資料請求のあとに、何もやらないのと、ステップメールや電話などでのアフターフォローを行うのとでは、反響率が異なってきます。以前調べた時には、約40%の成約率の向上が見られました。
この仕組みは、ステップメールのフォームをカスタマイズして、お問い合わせフォームとして運用することで利用可能になります。
アスメルであれば、WordPress用のCSSが用意されていますので、そのまま活用すれば良いことになります。
まとめ
店舗系のビジネスの場合は、LINE@の方が機能的にマッチしています。もともと、店舗の集客のためのものですので、機能がクーポンなど来店促進に特化しているからです。
それ以外のビジネスの場合は、説明を必要とするため、ブログやランディングページなどを噛ませて、教育を行う必要性があります。この場合は、見込み客リストの構築を行う必要性がありますので、メルマガの方が相性が良いです。