ブログで儲けるためには?方法論をまとめてみる。

マーケティングプロデューサーの小形です。

ブログで儲けるためのハウツーなんて書くと、いろんな部分で批判なり、炎上なりが殺到しそうですので、あらかじめ最初に提言しておきますと、私は営業と呼ばれる営業は、新卒の時しかやったことがありません。

ほとんど、自前で作ったブログなりウェブサイトなりで集客をしてまして、そこそこの案件のお仕事をいただいております。

 

最近は、仕事以外のところで色々あったため、仕事に注力できず、案件を断るという暴挙に出ていましたが、ブログで仕事が取れるということは都市伝説ではないことを自分自身で実現はできています。

さて、前置きはこの辺にしておき、ブログで儲けるためのポイントを紹介していきたいと思います。

ブログで儲けるために必要になっているSEO分析ツールは、COMPASSがおすすめ

目次

1.ブログで儲けることは可能か?

ブログで儲けることは、簡単ではありませんが可能です。

ブログで儲けることはできないというようなブログを見かけますが、よくあるような簡単に儲かる印象の中の話であって、ちゃんと戦略を立てて、行動量が伴えば、儲けることができます。

例えば、飲食店を開業するのに1000万円は初期投資が必要で、借金をすることからスタートしますが、ブログは、レンタルサーバーやドメイン費用、インターネット接続料金やパソコン代からスタートすることができます。

借金をすることなく、スタートできる方法であり、実施することにリスクがあるものではありません。

また、ブログは1記事1商品を販売すると仮定すると、記事を書けば書くだけ、売れる方法です。(ただし、適当に書いた記事を積み重ねても意味がありません。)

 

記事を求める人に記事の内容を読んでもらい、そこから収益をあげる仕組みになりますので、成果が上がるのは、記事を積み重ねてからです。

例えば、以前、Yahoo!ニュースで、250時間ブログに時間をかけたけれど、月500円しか儲けがなかったということがニュースになっていました。

もちろん、この時間というのは、ライティングに慣れている人とそうではない人で差が出るものです。250時間の時間の使い方が不明ですが、例えば、儲かるカテゴリーだからといってそのジャンルのブログに時間をかけたけれども、実は自分の苦手分野だったというのであれば、儲からないのも納得がいきます。

基本的には、一般的なブロガーの感覚のペースで得意分野のブログを書いていれば、儲かっていると認識するまでには、年単位の時間がかかってしまいます。

 

そのため、いかにコンテンツの構築を短縮化するかが、ブログで儲ける方法として重要なポイントになります。

 

2.ブログで儲けるための仕組み

ブログで儲けるためには、複数の方法がありますが、以下の2つに集約します。

  商品販売型 広告媒体型
自社商材
アフィリエイト広告
アドセンス
単価 高い 低い
重要指標 ユニークユーザー
キーワード
成約率
PV
戦略面 ・ジャンルを一つに絞り込み、専門性を高める。
・購入する確率の高いターゲットを狙ったキーワードを選ぶ。
・コンテンツは、専門性の高いコンテンツを作り、閲覧者の商品選びや問題解決を意識し、成約率を高める。
・主に自社商材の販売を意識しつつ、自社商材が受けることができないニーズは、アフィリエイトなどで賄うと収益を最大化することができる。
・アクセス数を高めることが最重要であるため、キーワード選びも人気のものを選ぶ。
・内部リンクを豊富に用いて、PV数を高める。
・個人のブランドが再閲覧率を高めるので、個を出すことが重要になる。
相性の良いサブツール メルマガ SNS

商品販売型

売上=成約数×単価で算出できるため、明確に収益を上げるためのシミレーションがしやすい。また、大きく儲けるのであれば、こちら一択になります。

例えば、平均単価が5,000円の商品であれば、月に100万円を作るには、成約数を200件作る必要があります。

これに対して、平均単価が1万円の商品であれば、月に100件と必要な成約数が下がります。

つまり、これは何が言いたいかと言えば、

ポイント

1.単価の高い商品を選び、必要な成約件数を下げる。

2.単価を手頃な商品を選び、ブログやコンテンツの数を倍にして、集客数を増やす。

が基本になるということになります。

高額塾を運営しているコンサルタントなどは前者を好み、アフィリエイターは後者を好みます。

広告媒体型

広告媒体型は、広告を表示することで、収益源にします。

アフィリエイトとの違いは、アフィリエイトの場合は、成約が必須ですが、広告媒体型の場合は、成約ではなくクリックされれば成果が発生するアドセンスなどをメインにしているため、PVが非常に重要な指標になります。

そのため、ライバル不在の分野で成約に結びつくコンテンツ作りを行うというよりは、人気の分野で大きく話題を作るという思考でコンテンツ作りをしていった方がうまくいきやすいです。

 

3.ブログによって実は儲け方が全然違う。「アメブロとWordPressの儲け方の違い」

アメブロとWordPressのブログの違いは、過去に何度か書きましたが、基本的にアメブロはブログとして扱わず、SNSとして扱います。

理由は、そのドメインです。YMYLアップデートの際に、大手企業が保有しているドメインが強化され、若干アメブロドメインもGoogle検索でも見られる現象が起こっていますが、表示されている記事のコンテンツは品質が高いとは言えず、検索のランキング自体も画像ファイルがランクインしていたりと正常とは言えない状態も散見します。

基本的は、無料ブログのドメインでは、独自ドメインで品質重視で作成しているブログに勝つことができません。

検索エンジン経由でアクセス数を獲得しづらいということは、アメブロについている読者登録などのコミュニケーション機能やフェイスブックなどのSNSを使ってコミュニケーションを行なってアクセス数を増やすことが主軸になりますので、SNSの仲間としてみたがスッキリします。

そして、実は、どちらも私はやっていたわけなんですが、儲け方にも明確な差があります。

アメブロの場合

アメブロでビジネスをやっているという人たちは、キラキラしている人達が集合写真をとっているイメージが強いと思いますが、それは昔からで人との繋がりが命でお互い紹介しあって、仕事をとっている印象でした。

アメブロコンサルタントが言っていることは、今考えるととんでもないことです。

  1. 読者登録を申請して、読者登録返しで1000人読者を稼ごう。
  2. 祭りを実施し、ランキングで1000位以内に入ったらパワーブロガー。
  3. ブログの逆アクセスランキングを設置することで、人気になれる。

当時は、被リンクがとにかく重要なものでしたので、逆アクセスランキングは、有効な手段だったかもしれませんが、これは、あくまで自分が人気ブログであり、リンクを表示させる価値がある場合です。何も考えずに、アクセスランキングを設置し、誰からも紹介されない不人気ブログであることを自分から世の中に伝えている人が増えていく一方でした。

また、アメブロランキングは、クリック数が指標になっていましたので、F5(更新ボタン)を押し続ければランキングが上昇する仕組みです。読まずに、クリックを誘発する行動を祭りといい、それを成功させた人間がパワーブロガーと言われていたわけです。最悪、F5を押せば、数値はいくらでも改ざんできた状態でしたので、失敗のしようがありません。

言われていたことがとんでもなくてもなんで集客できていたのか?
それは、人と人の繋がりがそこにあったから他なりません。

ですので、アメブロで集客するためには、影響力のある人と組む、お互いに紹介しあうことが唯一の方法で、影響力のある人に常にいろんな人が群がっている印象が強かったです。

WordPressの場合

当時から、この方法には違和感しかなかったです。
現に、MLMのような仕組みの家元制ビジネスの人が幅をきかせていました。

WordPress3.0系になった途端に利用しやすくなり、爆発的に普及しました。当時は、商用利用のライセンスが有料のCMSしかなかったので、ライセンスを必要としないWordPressは画期的な存在となりました。

当時は、今みたいな露骨なPV稼ぎにはしっていなかったMashableやSearchengineLandはよく見ていました。
そこで、質の高いコンテンツを発信することで、マーケティングを実施するコンテンツマーケティングの原型をみたという形です。

Googleが、Yahoo!JAPANの検索の仕組みにも採用され、被リンクよりもコンテンツの質をみるようになったあたりから、質の良いコンテンツを出せば出すほど、検索エンジンで上位にヒットしました。

それ以前は、Googleも穴だらけでしたので、盲点をついて簡単に上位表示をさせていました。

これらのコンテンツをみて、仕事の依頼やら、紹介やらをいただく仕組みになっています。
変な紹介のされ方や再現性のない間違っていることを教える人に気を遣う必要もありません。

ブログで儲けたい場合は、もうWordPress一択

儲け方が制限されるからなど細かな理由をおっていったら、らちがあきません。

アメブロは商業利用禁止とか、はてなブログは、はてなブログMediaを契約している企業を批判するとアカウント停止を食らうなど抜きにして、打ち手が多く、検索エンジンからの集客に柔軟に対応できるという理由で、WordPressを選ぶ理由は十分です。

難しいし、レンタルサーバー代がもったいないからという理由で、無料ブログを選ぶ人は、そもそもブログで儲けること自体が無理です。

4.ブログ集客という言葉を脳内で[SEO]と入れ替える。

毎日のようにブログをアクティブな状態にしなければ、見られもしないし、集客もできない状態では、大きく稼ぐこと自体が望めません。

マーケティングの基本は、リターンを期待できるものに労力を集中させること、商品を購入してもらえる可能性の高い人を相手にすることにあります。

商品を購入してもらえる可能性の高い人を相手にするというのは、無料で実施できる施策には、SEOしかありません。

つまり、ブログで儲けるためには、SEOを実施することが生命線になっていると言っても良いことになります。

これは、アフィリエイトで収益を上げる場合であっても、仕事を受注する場合であっても同様です。

 

そのため、なんの知識もなしにブログを書き始めることに関しては、些か無謀に近いものを感じます。

「COMPASS」のようなSEOツールでキーワードに目処をたて、コンテンツの管理をするくらいは、最低限しておかないと、すぐに方向性を見失ってしまうと思います。

5.WordPressをやりたいことの目的用にカスタマイズする。

wordpress

WordPressは、SEOに強いと言われていますが、そのまま使っても、そこまでSEOに強くはありません。

また、ブログで儲けるということは、訪問者に目的の行動を取らせるということになります。

例えば、アフィリエイトの場合は、成約まで必須になりますが、アドセンスの場合は、クリックさせれば良いことになります。

そのため、後述もしますが、何をやるかで実は書く内容も異なってきます。

1.SEOに強くする。
2.目的となる行動を引き起こす。

まず、この2つをカスタマイズでクリアしないとブログで儲けるということは、達成できないと思います。

WordPressをSEOに強くする。

WordPressを考える上で、レンタルサーバーとテーマは重要です。

関係性についてわかりやすくするために、WordPressを車に例えます。

レンタルサーバー:エンジン
テーマ:搭載されているシステム

ちょうどこの関係です。レンタルサーバーがあまりにも格安すぎると、動作に問題が出てきますし、テーマを適当なものを選ぶと、無駄なコンテンツも吐き出してしまう可能性があり、表示速度に影響を及ぼしたり、検索エンジンへの登録のされ方がものすごくおかしいことになることがしばしば見受けられます。

 

レンタルサーバーは、迷わずエックスサーバーでスタートしましょう。基本的に、問題が発生した場合のサポートが手厚いので、安心して利用できるコスパの高いサーバーになります。

また、テンプレートに関しては、個人のやりたいことで選ぶのが良いと思いますが、儲かっているアフィリエイターが実際に使っているもので汎用性の高いものを選ぶのがいいでしょう。WING(AFFINGER5)がこのウェブサイトのテーマになります。

基本的に、私のようなWEB集客分野のコンサルは、他に賢威なども持っているケースが多く、クライアントのニーズと経験でテーマを選んでいる人が多いと思います。

関連記事

WordPressをSEOに強くするための設定方法

WordPressのSEOプラグインを使う意味と優良プラグイン5選

目的を引き起こすカスタマイズを行う。

ブログのマーケティング講座で必ずと言っていいほど、ランディングページを作りましょうと言われます。

これは、間違いではありませんが、それ以上にやらなければならないことは、本当のランディングページの改善です。

ランディングページの本来の意味は、そのサイトの最初に開くページのことです。
なぜ、縦長の広告ページがランディングページと言われるかというと、広告で強制的に1ページ目として開かせるページだからです。

もし、この記事が、「ブログ 儲ける」などのキーワードで上位表示され、そのキーワードから見ているのであれば、この記事ページがランディングページになります。

そのため、良いランディングページを用意することも重要だとは思うんですが、ブログの投稿ページから目的の行動を引き起こすカスタマイズをしないと、離脱ばかりが増加してしまうので、記事の無駄うちになってしまいます。

[Exit-intent Popupは効果があるのか?WordPressでの実装方法を解説]で紹介しているExit-intent Popupは、SEOに影響しないとは言い切れませんが、目的としているメルマガへの登録者の増加は3倍以上になっているため、プラグインで組み込んでいます。

6.ブログの収益をあげる方法を決める。

商材を販売する。

自社商品やサービスを販売します。

ほとんどの企業が、オウンドメディアを運用する理由でもあります。

メリットとしては、商材の単価を自分で決めることができます。例えば、コンサルティングのようなサービスパッケージの場合、10万円を超える高い単価のパッケージを販売することができます。

自社商品の販売を行う場合は、その商品の購入の確率を上げる必要性があるため、見込み客の獲得に効果的なキーワード選びを実行する必要性があります。

アフィリエイトで商材を確保する。

ブログで収益を上げたいと考える時に、最も手軽に導入しやすい収益源になります。

広告して欲しい企業の商品を扱い、販売することで収益を得ることができます。

そのため、商材がない人でも収益を上げることができ、扱う商品点数もどんどん増やすことができます。そのため、自社商材以外のニーズもマネタイズできます。

アフィリエイトを実施するためには、アフィリエイトを管理しているASPと提携する必要があります。ASPには以下のようなものがあります。

 

A8.net

日本大手ASPの中の一社。豊富な案件があり、自分の得意なジャンルから収益源を考える時は、まず、A8で案件をみて、どの程度の報酬が望めるのか調査します。

バリューコマース

A8同様、日本大手ASPの中の一社。A8にはない大手案件も多いので、A8だけではなく、バリューコマースからも案件を探します。

ASPで広告を提携する際には、審査がある場合があります。なんのブログも書いていない段階で、申請をしても審査が通りません。

この場合は、商材の選定のみをある程度行い、記事を書くことを優先的に行いましょう。
アフィリエイトの運用も自社商材が、他人の商材に切り替わっただけですので、同じように購入意欲の高いキーワードを選ぶ必要があります。

EATとは?
良質なコンテンツは、3つの条件を満たします。人によく見られるコンテンツづくりの最低条件になります。
Expertise(専門性があること)
Authoritativeness (権威があること)
TrustWorthiness (信頼できること)

また、アフィリエイトにも物販や情報商材系など種類があります。

物販系は、成果報酬の発生のタイミングが不透明である弱点があります。
そのため、確実に儲けたいと思っているのであれば、成果の発生が明確な情報商材系がおすすめになります。

情報商材系って怪しくない?

 

情報商材のレビュー系のブログはそうかもしれません。

最近は、情報商材系の中に、WordPressのテーマや効率性を上げるシステムも含まれますので、それらのツールを中心に紹介するのもいいでしょう。

アドセンスでGoogle広告を表示する。

アドセンスとは、Google広告をブログで表示する仕組みです。

アドセンスを導入すると、特定の企業の広告ではなく、Google広告から親和性の高い広告をGoogle側がピックアップし広告を表示してくれます。

そのため、閲覧者が興味のある広告を表示してくれる可能性が高いです。

この仕組みは、見てさえくれれば、興味のある広告を表示するということを言っていることにもつながります。

つまり、何を書いても良いということになります。

アフィリエイトと違って、報酬発生のタイミングが手堅いため、小さな報酬を積み重ねることには向いているという点です。また、成約は必須としていないため、セールスライティングなどは必要ありません。

アドセンスの登録は、ブログの運用実績がないと登録できないため、まずは、先行してブログを構築する必要性があります。

 

7.ブログを書く。

「COMPASS」のようなキーワードを発見し、管理するツールを使い、なんの記事を書くのかを目処を立てたら、後は記事をとにかく書くだけです。

なお、記事を各ヒントは以下の通りです。

なお、ブログで儲けるスタートは、ブログを構築した時点ではなく、コンテンツを作ってからです。

そのため、記事を書く期間が長ければ長いほど、稼げない期間が長くなるということですので、この部分の短縮化を行わなければなりません。

記事は外注か?自分で書くのか?

基本的に、自社商品を販売することで売上を上げるブログ集客の場合は、自分で書くことを推奨しています。

自分で記事も書けないのに、他人に記事を書いてもらっても、どんな記事が良い記事なのかを判定することができないからです。

自分で、ブログが書けて、利益を出せるようになったら、儲けを大きくするために外注を選択肢にいれます。

ちなみに、このウェブサイトのコンテンツは、外注もしようかと思った時期がありましたが、結局は自分で全部やることにしています。

他の集客系のブログやオウンドメディアを見ると、どの集客方法が良いなどの目利き的視点がありません。
このウェブサイトの強みは、現役の集客コンサルタントで書いてあることですので、わざわざその強みを無くす必要もないと考えたからです。

ですので、記事を外注で作るか、自分で書くのかは、それぞれの戦略によります。

・何をしたいのか?

そのジャンルの権威を取ることを目的にしている場合は、自分で書く。儲けだけを考えれば、記事の量産速度の方が重要なので、外注も入れる。

・文章を書く上で、時間、知識、情熱などの資源を持ち合わせているのか?

自分で書く場合は、知識と情熱がつぎ込める分野なのかが重要。ブログで儲けを出すためには、作業用と濃度の高い情報発信をし続けなければならず、苦手な分野では勝負が成立しづらい。そのため、苦手な分野が金脈だと見込めれば、書ける人に外注したり、場合によってはサイトの買収もあり。ただし、全くその分野に知識がないと、WELQのように、実はものすごい内容が書いてあっても気がつかないことになりかねませんので、入門書を数冊読むなど知識をつける必要あり。

キーワードで実際に検索する。

何を書くのかは、Googleに聞くのが一番です。

実際に検索をしてみて、現在上位表示されているコンテンツはもっとも良質であると仮定できるからです。

上位表示されているコンテンツを参考にした上で、さらに品質を高めれば、上位に値するコンテンツにブラッシュアップできることになりますね。

参考にするとコピーするの違い

参考にするというのは、上位表示をしている原因を探るため、タイトル、書いてある内容、論理の展開などを見ることを指し、そのまま内容をコピーすることとは違います。アメブロなどの無料ブログで多い内容をそのままコピーした記事は、質の高いコンテンツのオリジナリティの高いコンテンツを作成したとは言えませんので、オリジナルのコンテンツを作った著作者の申請やクローラーの判断で非表示になる可能性が高いです。        

ですので、記事を外注した場合、コピーされたコンテンツであるかをツールを使ってふるい分けを行います。あまりにもコピーが多いライターには、以後の依頼はしません。

タイトルを書く。

タイトルとは、何について書いているのかを示したものであり、タイトルの付け方を間違えると、本文で優れた内容を書いていたとしても、全く読まれないことになります。

タイトル付けを工夫することで以下の機能を得ることができます。

1.検索エンジンで上位表示をするキーワードを選ぶ。
2.ターゲットを意識したタイトル付けを行うことでクリック率を向上させる。

タイトルづくりのコツなど、様々なブログで掲載されていますが、基本的に検索エンジンの結果をみて参考にします。

これらのタイトルに埋もれるのもまずいですが、上位表示されても誰にも見られない結果になるようでも困ります。

そのため、すでに上位表示されているタイトルを参考にしつつ、それらよりもインパクトを強めて、クリック率を高めることを考慮します。

これによって、クリック率が向上しますので、例えば、20000回月間表示されているキーワードで、1%を2%にするだけで、表示回数が200回増加します。

 

検索エンジンではなく、個性を売りにしている人のブログは、SNSでの話題性を集客源にしていることもあります。

この場合は、検索エンジンを意識せずに、SNSでどのようなメッセージを投下すれば、話題になり、炎上するのかを計算して作成する傾向があります。

普段耳にしない言葉や煽り文句が多用されるタイトル作りであり、これは最初に耳にすれば新鮮ですが、二番煎じ、三番煎じされるほど、話題にもならず、検索にもヒットしづらいタイトルになりますので、要注意です。

 

文章を書く。

ブログの記事を書くことで問題になることが、ネタが思いつかないこと、そして文章化ができないことが挙げられます。

文章を書くことは、とにかく慣れる必要がありますが、無闇やたらに書けば良いというわけではありません。

オウンドメディアは、コンテンツSEO会社に外注されたコンテンツも含む場合もありますので、文章の構造としては非常に参考になります。

また、上位表示されるコンテンツは、理系論文のような論理性が高いものが上位表示されやすい傾向にありますので、理系論文の読み方、書き方を勉強すると、ブログを用いた商売にも活きてきます。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4797370335″ title=”論理的に読む技術 文章の中身を理解する“読解力”]
SEOと文字数

 

ブログの記事を書くのに、やっぱり気になるのは文字数です。

結論から言いますと、説明に適切な量が妥当なのであり、文章を長く書いたから上位表示すると言うものではありません。

Googleの検索には、様々なニーズの多様性も考慮されています。例えば、儲け方と検索したら、特定の儲ける方法をがっつり説明した記事と儲ける方法を網羅的に羅列した記事が出るといったことはこれが原因です。辞書サイトなどの場合は、100文字足らずで上位表示されている場合があります。

ただし、あらゆるニーズの受け皿を意識して編集しているまとめ記事で上位表示させる場合は、様々な尺度で説明を書くことができ、どれも必要と見なすことができますので、「書けなくても良い」というわけではなく、「書けた方が勝率が上がる」という意味で捉えた方が、収益化に繋がります。

私の場合、1位を狙いたいキーワードを見つけた時は、基本的に1万文字程度書き、そこから1位のサイトと照らし合わせて、文字数の調整を行なっています。

ブログを書いたら推敲する。

書いたブログを読んでみると、文章がおかしく、読みづらくなっていることに気がつきます。

文字数が増えれば、増えるほど、誤字脱字や論理性のおかしい文章になりやすいです。

ブログの収益性を長期間発揮するためには、理解されやすいコンテンツであることが条件になりますので、推敲は忘れずに行なった方がいいです。

外注を使った組織でのブログ運用を行なっている場合は、推敲を実施するだけでも膨大な時間がかかってしまうことから、推敲ツールを使うことをおすすめします。

文賢は、コンテンツSEOでも有名なウェブライダーが、効率性を高めるために開発した推敲ツールですので、用途にあった使い方を実施することができます。

8.ブログを管理する。

ブログは、書けば儲かるわけではありません。

ブログの収益源は、なんども書きますが、ほぼほぼ検索エンジンですので、順位の動向だったり、アクセス数だったり、指標で管理した後に、改善をしないと、順位アップも望めませんし、逆に順位がどんどん落ちてしまう原因を作ってしまう可能性があります。

そのため、ブログを管理します。

順位を管理する。

ブログは無料で集客できる方法として紹介されていますが、大手が運営しているオウンドメディアや組織的に動いているアフィリエイターは、解析ツールを使い、勝つための運用をしています。

集客の知識でも設備でも優っている彼らに、何も使わずに素人が勝てる世界でもなくなっています。

ブログへの集客に大きく影響するのは、やはり、キーワード選びと上位表示の維持です。

COMPASSは、キーワード選びとキーワードに対する自分の順位を毎日チェックするためのツールです。

突然アクセス数が低下した場合、最も疑わしいのは、順位の低下です。このツールを活用していれば、順位が下がったタイミングを知ることができますので、それがGoogleのアルゴリズムのアップデートが原因なのか、競合サイトが追い上げてきたことが原因なのかを知ることができます。

 

SEOは、絶対的評価ではなく、相対的評価です。1位のサイトに対して、良い評価になっているのかが重要ですので、相手も知らない、どこを狙えばいいのかもわからないでは困りますので、この手のツールの導入は積極的に行なった方がいいです。

サーチコンソールに登録する。

サーチコンソールとは、Googleからみたウェブサイトを知ることができるツールです。

主に、サイトマップの登録、検索クエリの順位チェック、サイトへのリンク数のチェック、流入のチェック、インデックスのエラー確認、コンテンツの手動登録申請(Fetch as Google)などを目的に利用します。

当たり前ですが、エラーが原因のアクセス数の低下を知ることができなかったら困ります。サーチコンソールは、サテライトサイトの場合は、戦略的に登録しないという選択肢はありますが、基本的に全てのサイトで登録することが必須です。

ちなみに、WordPressを利用している場合、プラグインでXMLサイトマップを生成しますが、プラグインは1つのみにしてくださいね。例えば、Google XML SitemapsとAll in One SEO Pack の拡張機能を併用すると、違うURLのXMLファイルが生成されることになります。これは、サーチコンソールで検出されるエラー項目の一つになりますので、決して良いものではありません。

Googleanalyticsを登録する。

Googleanalyticsとは、人からみたウェブサイトを知ることができるツールです。

主に、訪問者数、ユニークユーザー数、PV数などのよく言われているアクセス数のチェックに始まり、コンテンツごとの評価をする際の重要指標をチェックするのに使います。

これもまた当たり前の話なのですが、どの程度の人に見られているのかも知らずに集客ができないことを悩みに思っていては困ります。ほとんどの場合は、ろくに記事も書いていないため、アクセス数が少ない状態だから集客も報酬も発生しないのですが、アクセス解析もチェックしていない人は、それすら気がつきません。

内部リンクのネットワークをチェックする。

上記は、このウェブサイトの記事が、どの記事に内部リンクを設置しているのかをマップ化したものです。

上記のマップを見ると、緻密な関係性を持っている記事と全く独立してしまっている記事の二局に分化していることがわかります。

どちらがいいのかと言えば、明確です。緻密な関係性を持っている記事で占めた方が、クローラーがよく循環するウェブサイトになりますので、良い結果を導きやすくなります。

逆に孤立してしまっているコンテンツを残すと、それらがテーマから逸脱しているという見方もされかねず、ウェブサイトの品質を低くみられる可能性もあります。

このマップは、WordPressであれば、Show Article Mapを使えば見ることができます。

9.ブログで儲けるために考えるべきリスクとは?リスクをなくす手段とは?

ブログでの儲けを最適化するためには、2つのリスクを考える必要があります。

1.検索エンジンでのランキングの低下

2.再訪問されないことでの収益力の減少

特に、最近のグーグルは、YMYLアップデートからみてもわかる通り、信頼性の低い情報を多数掲載しているウェブサイトのランキングを下げている傾向があります。

また、中古ドメインなどを利用したブラックハットSEOを使っていれば、ちょっとしたことが起点になって、収益が上がっていたキーワードでランク外に飛ばされる可能性もあります。

また、ブログは、あくまで待ちの媒体(専門的には、PULL型の媒体)であるため、こちらから積極的に情報提供する方法がありません。

そのため、ブログで儲けることを考えた時には、ブログだけで儲けることにこだわらず、メルマガやSNSも積極的に活用して、リスクの分散を図ります。

商品販売型の場合はメルマガで分散する。

メルマガは過去の手法と思われがちですが、誕生以来、販売促進方法の王道の手法として君臨しているものです。

例えば、Amazonや楽天市場などの通信販売では、メルマガを使ってセールのお知らせを行ってますし、実店舗でもコストコが主力の集客ツールにしています。

メルマガの良い点は、ほぼすべての人がメールアドレスを持っている時代ですので、フォローの母数が大きい点です。悪い点としては、過去よりもチェックされる割合が低下したことにありますが、これはメルマガの類似品、例えば、LINEなどが登場しているからであり、メルマガの手堅さは、依然変わらないように思えます。

広告媒体型はSNSで分散する。

アドセンスなどの場合は、PV数を増やすことに重点を置くため、読者のリピーターを稼ぐだけではなく、拡散されることを意識しなければ、収益は思ったように伸びません。

特に、最近は、Googleのガイドラインに違反するブラックハットSEOに該当する自演リンクが見つかった場合のリスクが大きいです。そのため、自然なリンク、つまりナチュラルリンクの獲得することが、収益を伸ばす鍵になるのですが、ナチュラルリンクの獲得は、SNSにおけるシェア数に比例すると言われています。

特に、話題を探すためによく使われるTwitterはてなブックマークは相性が良いとされています。

また、最近のGoogleの傾向は、YMYLアップデートからみても一目瞭然で、情報の信頼性を重視しています。

医療やお金に関する分野から、同様のアップデートが他の分野にも拡張されると考えると、雑記ブログのようなブログを書くよりは、専門性の高いブログを書く、例えば、特定の分野のニュースサイトや専門家の解説サイトを作ることが妥当と考えられます。

専門性の高いサイトを作って、Twitterで拡散。はてなブックマークを獲得して、さらに情報を拡散して、ナチュラルリンクを獲得して、SEOに勝つイメージです。

この仕組みができていれば、Twitterにフォロワーが付いている状態になりますので、メルマガほどではありませんが、ブログに何か問題が発生した際のリスクの分散になります。

10.ブログで儲ける選択肢がありな仕事

アフィリエイトが個人の稼ぎ方と思っている人も多いですが、実は、新聞社や大手雑誌編集社もアフィリエイトサイトに取り組み、事業化しています。

これは、経営資源にお抱えのライターがいて、知識が集約する特性を活かしたものであり、保有しているドメインも非常に強力だからと言えます。

「新聞社いいなー」と言ってしまいがちなのですが、経営資源があるのは、彼らだけではありません。

専門店(特に地方の)

例えば、漬物専門店の場合は、実は社長は漬物の研究家であり、全国の漬物の特徴を知っていたりします。酒屋でも同様です。全国の酒を飲んでみて、良いものを自社の新製品に取り入れたりします。

つまり、専門店の場合は、その分野の専門家であり、知識を自社内にストックしている可能性が高いことになります。その知識が、実はお金になる仕組みです。

例えば、自社商品では、特定の漬物しか販売しておらず、自社商品のみの紹介では、それ以外の漬物を食べたい人のニーズを汲み取ることができないため、成約に結びつけることがおそらくできません。

取り扱い商品以外をアフィリエイトに頼ることで、対応できる商品の点数が増加しますので、収益化することが可能になります。

 

地方の場合は、特定の小売の王者が消費を独占している傾向にあり、突然の製造の内製化を理由に契約を切られる業者が増えている傾向にあります。
だからといって、通販に切り替えても他の王者が君臨していますので、失敗する可能性の方が高いです。

1.自社に蓄積していた知識をブログで公開し、見込み客を集める。

2.自社商品だけではなく、優れた他社商品は、アフィリエイトなどで紹介する。

3.メルマガの登録者を集める。

4.新商品のリリースのお話や登録者の興味のあるお話をメルマガで発信する。

このステップ作りの問題は、ライティング能力やコンテンツを作り上げるまでの情熱の有無なのですが、基本的に、面倒なので競合はやりたがらない方法ではあります。時間とコストをかける意義はありますので、実行するのであればお早めの対応を助言します。

まとめ

ブログは、お金をかけなくてもできる集客方法として昔から重宝されてきました。

検索エンジンの進歩により、昔のようなイカサマで上位表示できる環境からコンテンツの品質を重視する傾向になってからは、コンテンツの品質のインフレーションが止まりません。

そのため、昔のようなブログを書く感覚では、上位表示が実施できず、どんどん見られるようなブログにはなりません。

ブログで儲からないという人は、以下のポイントを疑いましょう。

1.戦略はあるのか?
ジャンルの選択は適正なのか?(ライバルの有無、キーワードの取得難易度)
報酬発生までの導線は最適なのか?(LPOができているのか?)

 

2.ブログの記事を書く時間は確保できているのか?
素人の場合、時間ではなく、ユニークユーザー数やPV数で評価する。時間はかかって当たり前なので、指標にはならない。時間をかけれないのであれば、外注も検討する。

 

3.その後の管理ができているのか?
キーワードの取得ができているのか?訪問者が多いのに、収益化ができていない場合は、コンテンツのクリエイティブを疑う。

なお、ブログで儲ける方法は、集客力向上と内容がかなりリンクしている部分があります。併せて、「集客力向上に効果がある方法とは?集客力アップのためのプロセスと方法」を読むことをおすすめします。

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