コンサルタントの集客できるブログの書き方とは?

コンサルタントが集客につなげるためのブログの書き方を紹介します。
ブログがきちんと書けるようになると、ブログが強い集客力を持つようになりますので、毎月黙っていても問い合わせを作ることができるようになります。
ここでは、合理的にコンサルタントが集客をしていくための強いブログ作りについて書いていきたいと思います。
コンサルタントの価値を考える。
コンサルタントにお問い合わせをしたい、契約したいと思う時は、必ず問題に直面している時です。
その問題を解決することが自社で行えないと判断した時に、コンサルタントに依頼して、その問題を解決します。
つまり、コンサルタントに求められていることは、問題解決能力です。
現在抱えている問題を解決できると思わせることが集客を効率化する鍵になるというわけです。
ブログを使った集客では、その問題解決能力が自分の抱える問題に有効であることをしっかり認識してもらう必要性があります。
コンサルタントの集客がうまくいくブログの書き方
1.見込み客を明確に意識する。
ブログコンサルタントには、副業をターゲットにしている人もいるので、ページビュー数やアクセス数が重要だという人もいます。
ブログに専門性を設けないのは、サービスを申し込んで欲しいわけではなく、アフィリエイト広告やアドセンスの表示数を重視しているからです。
これも一つのモチベーションになるので、やるのもありですが、彼らのゴールとコンサルタントのブログのゴールは違います。
広告の表示数を稼ぐわけではなく、自社商品であるコンサルティングの成約数を伸ばさなければなりません。
そのため、重要なのは、PV数ではなく、購入可能性のある見込み客をどの程度集めることができるのかという点です。
そのため、あえて指標をみるのであれば、見込み客が訪問しやすいキーワードの順位、上位獲得のキーワード件数、そして、ユニークユーザー数です。
ペルソナに関して言うと
ペルソナとは、見込み客を具体的な一人の人間像にすることで、マーケティングの精度を挙げる技法です。思考の内容や生活の習慣まで具体化することで、見込み客の脳内を可視化することを目的にしています。
コンテンツ制作ではペルソナが大事…みたいなのは色んな教科書で見る気がするけど、検索意図がはっきりしないビッグ・ミドルワードはいろんな人が検索するわけで。Google先生のパーソナライズもそこまで進化してないから、「みんな」にそこそこ満足されそうな満漢全席的ページが上がりがち
— 岡崎 良徳@中野のSEOコンサルタント (@okachan_man) June 28, 2017
確かに、1記事の順位を上げる時に、そのキーワードに対してパーフェクトに解説してしまった方がよく、私も狙ったキーワードに関しては、ペルソナを設けず、あらゆる尺度で解説をしてしまった方が上位表示しています。
ただし、これには注意が必要で、問題を抱える人を幅広く集客してしまいます。コンサルタントの場合は、顧客にしてはいけない人も世の中に相当数います。
例えば、依存性が強い、上から目線、社員なども簡単に切り捨てる人、わけのわからない人など。
こういった人々から問い合わせがあり、成約してしまうと後々大変なことになりますので、顧客にしたくないペルソナを作ってしまい、それらに該当する人は、近寄りづらい雰囲気を作ってしまうのも、またありだと思います。
もちろん、門戸を広くとり、成約の段階で、ふりおとすのもありですが、中には真正の嘘つきもいますので、注意が必要です。ちなみに、私の経験上は、コンサルタントに多いと感じています。
2.ブログで何を書くのかを最初にエクセルでまとめる。
「ブログを書く」という言葉にしてしまうから何を書けばよいのかわからなくなります。
ブログと考えるから駄目なんですよね。
安定した顧客の獲得のためには、SNSではなく、検索エンジンを集客の主軸に置くことが定石です。
ついでに言ってしまえば、ブログの記事を書くのであれば、上位表示しなければ全く意味がありません。
キーワードの選定からしっかり行い、何について書くのかをあらかじめ整理しておくことが重要になります。
実は、この手の施策をしっかり行なっているのが、大手のオウンドメディアです。
大手のオウンドメディアは、AI搭載のSEOツールを活用し、記事を管理しつつ書いた記事は、上位表示されることを意識しています。
コンサルのブログであっても、集客源は、検索エンジンのわけですから、何も考えずに記事を追加しただけのブログ集客では、そもそも集客ができなくても当たり前だと言ってもいいです。
COMPASSのようなSEOの作業を一度にできるツールを導入することで、記事管理の効率性が高まります。
最低限、今は、この手のSEOツールが初心者ほど必須でしょう。
併せて読みたいWordPressの運用にSEOツールは必要なのか?どうか?全く検索数がないけれど書いた方がいい?
目的は見込み客の獲得です。訪問者はその記事から閲覧しているとは限りませんし、検索チェックツールが正しいわけではありません。見込み客の獲得に繋がるのであれば書いた方がいいでしょう。
3.タイトルをつける。
タイトルの付け方で重要なことは、キーワードを盛り込むこととクリックされるタイトルにするということです。
ただし、ここでも注意が必要です。アメブロコンサルタントの教えを実践すると、必ず間違った方向に進みます。
アメブロコンサルタントの功罪は、自分が主体でブログを書くことを推奨しています。
当たり前ですが、検索エンジンでその記事を見ようと考えているのは、ブロガー側ではなく、検索者の方です。
タイトルの付け方には、メインにしたい集客源によって異なります。
例えば、芸能人のようなファンクラブを作っている人であれば、主体は、自分でもいいでしょう。
ですが、これから新規顧客の獲得が必要だと考えている人にとっては、たくさんの見込み客に集まって欲しいというのが本音です。
この場合の主体は、検索者に置いた方が、的確です。
クリックされやすいタイトルは、求めていることがその記事に書いてあることを伝えるタイトルになります。
例えば、効果的な集客方法とは?では、効果的な集客方法を取り上げた記事であることは明確です。
ただし、一点注意もあります。飲食店を売上アップさせるためには?具体的な手法まとめ【2017年改訂版】のようなタイトルは、グーグル側で書き換えられています。
これは、検索クエリから推測すると、「飲食店 集客」と「方法」などのワードがセットになっていますので、こういう書き換えになるんだろうと感じていますが、意図が伝わらなくなりますので、やめて欲しいです。
4.コンテンツを作る。
タイトルばかりが注目されていますが、一番重要なのは、むしろコンテンツ、本文の方です。
読む価値のないブログってありますよね?あれって、内容が完全に伴っていないから読む価値がありません。
とあるところで、以下のように説明されているそうです。
キーワード=感情
それも一理あると思います。私はむしろ、
キーワード=都合
と解釈しています。
何が言いたいかと言えば、キーワードを検索しているという行動には、それぞれの都合があるわけです。その都合上、問題が発生し、その問題を解決する手段の一つが、検索と判断していることになります。
コンテンツ作りの基本は、この都合に答えることです。
そのための内容構築を行えば、集客に有利なコンテンツを作ることができます。
この都合を調査する最も適した方法は、実際に検索してみることです。
グーグルは、品質の良いコンテンツの並び替えを常に心がけています。
そのため、現在のランキングがグーグルが品質の良いコンテンツだと思っている順番になります。
コンサルタントのみなさんなら、言わなくてもわかると思いますが、求められる内容を現在の上位表示コンテンツから学び、1位になりたければ、現在の1位を超える品質の記事を書くことが必要になります。
5.キャッチ画像を選ぶ。
心理学に、画像の下の文章は、画像を設置していない文章よりも読まれるというものがあります。
そのため、画像を豊富に活用することは、読まれやすいコンテンツを作ることになります。
店舗ならば、自分で撮影した画像を!というのですが、コンサルタントの場合は写真素材でいいでしょう。
写真ACのプレミアム会員を登録していると、使える写真素材に幅ができます。
プレミアム会員になると月額1,000円程度かかりますが、記事をまとめて作成したい時に、画像に悩むことがありません。素材集や写真販売で素材を購入すると、1つ5,000円以上する場合がほとんどですので、この程度は負担のうちにはいりません。
6.書き直す。
力のあるブログで集客をやっているコンサルタントは、記事を書いたらそのままにしておくということはやりません。
例えば、サーチコンソールやグーグルアナリティクスを見ると、訪問者数が多い記事と訪問者数が少ない記事が見られます。
訪問者数が多い記事が、実は、キーワードに対する順位も微妙な順位であることも多々みられます。
訪問者が少ない記事は、テコ入れしなければ、その記事を書いた意味がありません。
そのため、さらに上の順位を目指すため、コンテンツを追加するか、書き直すかします。
コンサルタントがブログを攻略するためには?
私自身、集客コンサルタントや集客といったキーワードで1〜2位を取得しています。
その経験から言えることをここで書かせていただきます。
ブログは何がいいのか?
現状だとワードプレスが一番集客には向いています。
ですが、ワードプレスにしたからといって、集客がうまくいくと思っているのは大間違いです。
WordPressがSEOに強いというのは、嘘です。理由は、使用するテーマやプラグインで、吐き出すデータが180度変わることが多々あり、品質の高いコンテンツのみ吐き出すようにカスタマイズしなければなりません。
さらに、集客するのは、WordPressというシステムではなく、みなさんが書く記事の内容です。
アメブロでダメなのか?
アメブロでも集客に成功している人はいます。それで集客できているのであれば続行すればいいと思います。
ですが、現在の仕様では、無料ブログのドメインなどは、SEO向けではありません。その証拠に、アメブロ集客の達人たちが上位表示していてもおかしくないアメブロ集客のキーワードでは、彼らは誰一人上位に記事を表示させることができていません。
新たに集客数を増やしていくのであれば、検索エンジンの対策は必須です。
それを考えると、WordPress以外の選択肢はそもそもありません。
成約コンテンツと集客コンテンツ
無料で饅頭をご馳走すれば、みんな美味しいと言います。ただし、その饅頭を買うかと言えば、全く別の問題になります。
丁寧になんでも教えても、顧客化しないのは、そのコンテンツを通して、サービスの有用性が理解できていないからです。
そのため、ブログには、成約を目的にした成約コンテンツと集客を目的にした集客コンテンツで切り分けます。
AIDAモデルの消費者行動モデルで考える。
AIDAモデルとは、認知→興味→欲求→行動の古典的消費者行動を体型化したモデルをさします。
コンサルの申し込みは、まさしくこのモデルです。
ここで、重要なのは、欲求です。欲求が起これば、行動を起こすまでの壁が一気になくなります。
金儲け系のコンサルが、大きな金額の改善事例を見せたがるのは、ライザップのCMで起こす心理と一緒で、どうしても売上を上げることができずに悩んでいる経営者が喉から手を出したいほど欲しいと思う結果だからです。
師匠をつけた方がいい。
ブログの書き方は、自分だけではなかなか覚えることができません。
自分の主観で判断してしまうからです。
ブログ集客ができない理由も、実はある程度決まっていますが、自分で判断すると、基本的にコンサル起業を考える人は、みんな自分に甘いので、現実を直視することができません。
何度も言いますが、基本的にブログって上位表示できなければ全く意味がありません。
もし、ブログで集客をしたければ、できる師匠をつけることが必要です。
ちなみに、オウンドメディアのSEOコンサルティングの単価って、大体月30万円〜50万円くらいです。それに追加してAI付のSEOツールを導入しています。
うちには全く関係ない!という人はコンサルをやめましょう。
もし、これを導入しているのが、あなたの業界のトップ1〜3位の企業であれば、何も付けていないコンサルが勝てるはずがありません。
そして、みなさんのビジネスの見込み客が、なんの対策もしなかったせいでこれらの企業に取られることになります。
煽るわけではありませんが、ブログ集客に関しては、オウンドメディア、アフィリエイター、あと私が教えた人などがキーワードを取りにかかっているので、後発になればなるほど、ブログ集客の難易度は上がっていきます。
ちなみに、集客コンサルタントの弟子入りはお断りしています。いや、別に本来なら気にしなくてもいいんですが、私とカニバリゼーションする時点で、入門する先を間違えていると思います。