集客ができるブログにするための改善点とは?

集客にブログを使っているけれど、全く集客ができている実感がない。ずっとブログを続けているのに、これはブログのせいなのか?

利用しているブログサービスのせいにしている人は、その度に様々なブログサービスをはしごしますが、同じように集客ができていません。

残念ながら、ブログで集客ができないのは、ブログの書き方、そして内容に大きな問題点を抱えているからです。ここでは、集客ができるブログを組み立てるヒントについて言及したいと思います。

目次

ブログで集客する仕組みとは?

ブログの集客の仕組みを知らないと、なぜブログで集客ができないのかがわかりません。

ブログの集客の仕組みは、記事をブログに掲載することで、その記事に書いている情報を求める人を集めます。そして、その記事の情報で商品やサービスに興味を持ってもらい、商品詳細ページに誘導したり、ホワイトペーパーなどのダウンロードを促します。

Googleなどの検索エンジンからオーガニック検索で集客をする場合は、基本的に1キーワード1記事を意識して記事を書きます。1つのキーワードの検索数は決まっていることから、十分なアクセス数を獲得するためにはそれなりの記事を書く必要があります。

つまり、集客できるブログには以下の条件が必要になります。

  1. 十分な記事数があること
  2. 記事の内容が購買の意欲向上に繋がること
  3. ストレスなく商品詳細ページや登録ページに誘導されること

ブログを少し書いただけで集客ができないことに悩みを抱えている人もいますが、それには、十分な記事数が足りないことなどの理由があります。

ブログのテーマは1つ設定する。

雑記ブログのようにテーマを決めないブログもありますが、現在の検索エンジンの傾向では、専門性の有無がとても重要です。

専門性のないブログが上位表示することが非常に難しくなっています。

定めるテーマは、ニッチなものではなく、メジャーなキーワードで選択します。

小さなテーマに焦点を当てると、検索数の多いキーワードが狙えなくなる危険性があるからです。

集客を狙うのであればマーケティング、車上荒らしを狙うのであれば防犯と設定しましょう。

ブログは何を選択すれば良いのか?

集客をするブログのためには、ブログを構築することから始まります。

ブログには大きく分けて2種類あります。

  1. 自分で構築や保守をするCMS(WordPress、Movabletypeなど)
  2. 最初からブログが構築されているブログサービス(note、アメブロなど)

どちらのサービスを選ぶのかは、リテラシーと戦略によります。

例えば、集客に向いているブログはWordPressだと耳にした場合、無理をしてWordPressを使おうとしても、構築や保守に高いハードルを感じてしまい、肝心な記事を書くまでに挫折してしまう可能性が非常に高いです。この場合は、埒が明かないと判断し、noteなどのサービスを活用した方が良いでしょう。

また、アクセス数をどこから獲得するのかでも条件が変わってきます。

検索エンジンから集客がしたい→独自ドメインで運用する必要がある。

ブログサービス内のコミュニケーション機能やSNSから集客したい→noteなどを選択する。

検索エンジンからの集客を行う場合は、noteやアメブロなどの共有ドメインが活用されているブログでは、書いたブログが全て検索エンジンに表示されるわけではありません。

そのため独自ドメインを活用する必要があります。そして、現在の検索エンジンの仕様では、ccTLPが優遇されている傾向があり、法人であればco.jpを採用し、サービスサイトであれば、jpドメインを採用するのが基本となります。

SEOとドメインの関係性とは?どのドメインを選択すれば良いのか?

ブログの書き方もアクセス数を、検索エンジンから獲得するのか、SNSから獲得するのかで変わってきます。

SEOを意識する場合は、キーワードに関する説明、共起語、ボリューム、そして関連性のあるページへのリンクなども意識して書きます。

これに対して、SNSを意識する場合は、タイトルのキャッチーさと内容の読みやすさ、わかりやすさを重視します。

各記事ページの仕組みを意識して集客するコツ

ブログは、トップページが一番最初に表示されるページではありません。記事ページが一番最初に表示されます。

つまり、各記事ページの仕組み次第で、アクセスした訪問者は、提供する商品やサービスに興味を持つかもしれないし、何も知らずに離脱するかもしれないということです。

ほとんどのブログでは、この事実が意識されていません。

デバイスごとに適したCTAを用意する。

CTA(call to action)とは、特定の行動を促す仕組みのことを言います。ブログの場合は、各記事に設置し、特定のページに誘導することかリードを獲得する目的で活用することがほとんどです。

この仕組みとしては、例えばスマホで表示される固定フッター、パソコンの画面で表示される追従バナー、特定の割合を読み進めた時に表示されるポップアップが該当します。

また、記事内の適切な箇所にバナーを表示するように設定しておくこともCTAに該当します。

提供する商材で仕組みを変える。

BtoC商材の場合、スマホで予約や購入することがあり得ますが、BtoB商材の場合は、スマホで購入することはむしろ考えづらいです。

これは、その商材を探している時が勤務時間内であることが多く、その時はパソコンで仕事をしているからです。

商材によって、情報を探していたり、検討していたりするタイミングが異なります。この違いは、デザインと着地点に工夫が必要であることを意味しています。

例えば、BtoC商材の場合は、スマホでも通販ページに誘導します。BtoB商材の場合は、スマホではリードの獲得を行い、パソコンでは見やすいデザインにした上で、CTAをサービス紹介ページ(LP)の誘導に設定します。

高速で表示されるように軽量化する。

Googleの調査によると、表示が1秒から3秒になると、離脱率が32%増加するとされています。

つまり、表示速度が原因で、集客の成功率が下がっていることを意味します。

表示速度には、サーバーの影響、CMSの種類、活用しているテーマ、プラグインの種類と数、活用されている画像の容量などが大きく関わっています。できる限り、高速で表示されるように設定を行いましょう。

WordPressを高速化し、SEOに影響を与えないための対処方法とは?

記事を作成する際の注意点とは?

記事は書けば良いわけではありません。何故ならば、露出できる記事かつ読みたい記事でなければ、そもそも読まれないため、集客には繋がりようがないからです。

記事を書く際に必要なポイントのみをまとめます。

1記事1キーワードは原則

「この記事は、「〇〇」について書いてます。」というのが自然です。1つのページにキーワードをたくさん詰め込みたがる人も多いのですが、ブログの記事に限らず、営業資料であっても、そのページが説明する事柄は1つだけです。

そのため、基本は1つのキーワードについて1記事で書きます。キーワードの選択は、検索されないキーワードを選択しても仕方がありません。そのため、検索ボリュームは事前調査が必要になります。SE Rankingなどのツールを使えば分析が可能です。

おすすめのSEOツール「SE Ranking」の使い方、評価、メリットとは?

タイトルは傾向を参考にする。

魅力的なタイトルにすることは、訪問者数を増やす結果に結びつきます。ですが、何を基準に魅力的なのかは判断が難しいところです。

例えば、特定の悩みや問題に対して解決の可能性や特定のキーワードの意味を深く知れる可能性を匂わせるタイトル付けは集客できるブログ記事には基本とされています。

実際に狙っているキーワードで検索を実施してみて、どのようなタイトルの記事が上位表示されている傾向にあるのかを参考にしてみるのが一番間違いのない判断かもしれません。

構成では結論を最初に書き、その理由や参考にしているデータを紹介する。

意見が分かれるところではありますが、最初に答えを書いておくのが論文などの基本になります。

結論を最初に書き、なぜそれが言えるのかについて参考にしたデータなど事実を紹介します。そして、最後に再度結論を紹介します。

起承転結と呼ばれていますが、起承転結は漢詩の構成ルールであり、必ずしも論理性が起承転結と一致すると限りません。

また、内部に関してはMECEであることが求められますが、集客できるブログでは事実を知ってもらうことが最重要です。そのため、最初と最後は内容では一致していても構いません。

プレゼンを意識すると良い。

全ての記事で消費を喚起することは、テーマや目的で難しいものも含まれますが、最終的な結論には、問題に対する自社サービスや自社商品の有用性を知ってもらえるように持っていきたいところです。

また、飲食店や小売店の場合は、例えばデートなどをキーワードにして、オススメのメニューの組み合わせの紹介やその理由をブログに掲載すると、デート需要を書き込むと共にそのメニューが売れ出すことがよくあります。

テキストのボリューム

テキスト量は多い方が良いとされていますが、これはそうとは限りません。必要以上のテキストは離脱を招く結果にもなります。

テキスト量は記事の内容に必要な分量で考えます。

常識的に考えれば、概念を説明する記事が400文字では説明が足りません。しかし、20,000文字以上あれば良いというものでもありません。

文章は読みやすく書く。

独特な言い回し、体言止め、絵文字・顔文字などの活用は回避します。

翻訳ができないような言語や言い回しは、Googleも誤訳しますし、読み手側も正しく理解することができません。体言止めは表現としてすぐには理解されないとされています。そのため、多用すると読む速度を下げてしまい、結果として離脱につながります。

まとめ

重要なことなので、もう一度紹介しますが、集客ができるブログには以下の条件が必要です。

  1. 十分な記事数があること
  2. 記事の内容が購買の意欲向上に繋がること
  3. ストレスなく商品詳細ページや登録ページに誘導されること

この項目に追加して、最近の傾向についても織り交ぜて説明をしました。

上記は、これらの条件を満たしたブログをホームページの直下に追加した時の検索エンジン経由のユーザー数を表したものです。1ヶ月に2〜3記事のペースで追加を行い、最終的に5倍の流入数になり、新規の顧客の獲得につながりました。

ブログで集客することは、コツを掴めば簡単です。

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